2020年 理工学部 シラバス - 海洋建築工学科
設置情報
科目名 | 海洋建築実験ⅠA | ||
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設置学科 | 海洋建築工学科 | 学年 | 1年 |
担当者 | 居駒・小林(昭) 他 | 履修期 | 前期 |
単位 | 1 | 曜日時限 | 金曜1 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | D51A |
クラス | |||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 海洋建築を学び理解を深める上で、実験は欠かすことのできない手段であり道具となる。 ここでは、各種実験を行う上での目的設定から実験方法の選択、実験結果の分析、実験報告書の作成方法まで、講義と実験の状況を解説するメディア授業により基礎的な知識を習得することができる。 |
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授業形態及び 授業方法 |
実験は3課題で構成されている。それぞれ、基本的には「実験内容の説明、実験、レポート作成の相談とアドバイス、レポート提出」を解説したメディア授業で組み立てられている。 |
履修条件 | 特になし。 |
授業計画
第1回 | 実験全体ガイダンス(メディア授業) (実験内容,履修上の注意,例年の日程,集合場所などの説明) 水槽実験Ⅰ-水波のメカニズム- の全体説明 【事前学習】シラバスを確認し,授業形態に対応できるよう準備しておくこと。(30分) 【事後学習】実験内容と授業日程を再確認すること。(30分) |
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第2回 | 水槽実験Ⅰ-水波のメカニズム-(メディア授業) 解説(1.実験目的,2.実験内容,3.水槽実験の意義) 【事前学習】海洋建築物の実験を行う意義を考える(30分) 【事後学習】実験目的・実験内容・意義を復習し、実験の利点・欠点を整理する(30分) |
第3回 | 水槽実験Ⅰ-水波のメカニズム-(メディア授業) 解説(4.水波の特性を示す要素,5.規則波・不規則波,6.実験・計測方法, 7.水波に関する基礎知識) 【事前学習】波を表す物理量を調べる(30分) 【事後学習】水波を表す物理量および、計測方法と計測機器の動作原理を復習する(30分) |
第4回 | 水槽実験Ⅰ-水波のメカニズム-(メディア授業) 実験(1.規則波の計測・解析) 【事前学習】規則波の計測方法の復習と確認(30分) 【事後学習】取得したデジタルデータから水波を表す物理量に変換する方法を復習(30分) |
第5回 | 水槽実験Ⅰ-水波のメカニズム-(メディア授業) 実験(2.不規則波の計測・解析、3.レポート作成アドバイス) 【事前学習】不規則波の計測方法の復習と確認(30分) 【事後学習】取得したデジタルデータから水波を表す物理量に変換する方法を復習(30分) |
第6回 | 水槽実験Ⅰ-水波のメカニズム-(メディア授業) レポート提出 【事前学習】第1回から第5回までに得た知識を整理しまとめる(30分) 【事後学習】基本的なグラフの作成方法とレポートの作成方法を復習(30分) |
第7回 | 流れの可視化実験(メディア授業) 解説(1.流体力学の基礎,2.ベルヌーイの定理/風圧係数と風力係数, 3.風による構造物の変形,4.風洞実験の意義) 【事前学習】構造物に作用する風と波による力の違いを考える(30分) 【事後学習】建築物の風洞実験を行う意義を考える(30分) |
第8回 | 流れの可視化実験(メディア授業) 実験(1.気温・気圧・空気密度・流速等の測定) 【事前学習】授業資料を確認し測定方法を予習する(30分) 【事後学習】測定原理を復習する(30分) |
第9回 | 流れの可視化実験(メディア授業) 実験(2.簡便法による流れの可視化,レポート作成アドバイス) 【事前学習】流れの可視化方法(流線等)を予習する(30分) 【事後学習】第7回から第9回までに得た知識を整理しまとめレポート作成(30分) |
第10回 | 流れの可視化実験(メディア授業) レポート提出 【事前学習】第7回から第9回までに得た知識を整理しまとめレポート作成(30分) 【事後学習】基本的なグラフの作成方法とレポートの作成方法を復習(30分) |
第11回 | 海洋実習Ⅰ(メディア授業) 解説(1.海洋観測の基礎,2.計画の立案,3.観測結果の処理と表現の方法,4.報告書の作成方法) 【事前学習】海洋観測の意義について各自考える(30分) 【事後学習】海洋建築物の設計のための海洋観測データの活用方法について考える(30分) |
第12回 | 海洋実習Ⅰ(メディア授業) 実習内容の動画を視聴,1.沿岸観測(水温・塩分・pH・DO等) 【事前学習】水温・塩分・pH・DO等の物理的な意味を調べる(30分) 【事後学習】沿岸の海水の平均的な水温・塩分・pH・DOを復習する(30分) |
第13回 | 海洋実習Ⅰ(メディア授業) 実習内容の動画を視聴,2.沖合観測(水温・塩分・pH・DO等) 【事前学習】沿岸に比べて沖合の海水の平均的な水温・塩分・pH・DOを予想する(30分) 【事後学習】沖合の海水の平均的な水温・塩分・pH・DOを復習する(30分) |
第14回 | 海洋実習Ⅰ(メディア授業) 実習内容の動画を視聴,解説(プランクトン,顕微鏡観測) 【事前学習】顕微鏡の種類と動作原理について、2~3種類調査する(30分) 【事後学習】プランクトン・ネクトン・ベントスについて知識を整理する(30分) |
第15回 | 海洋実習Ⅰ(メディア授業) レポート提出 【事前学習】11回から14回までに得た知識を整理しレポートにまとめる(30分) 【事後学習】第1回から15回までに得た知識をまとめる(30分) |
その他
教科書 |
資料を配布する。
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参考書 | |
成績評価の方法 及び基準 |
実験・実習の実施(50%)及びレポート評価(50%) (水槽実験Ⅰ、流の可視化実験及び海洋実習Ⅰの3課題のうち1課題でも落とせば不合格となる) |
質問への対応 | 各実験担当者が随時受け付ける。 |
研究室又は 連絡先 |
惠藤:13号館4階1342室 eto.hiroaki@nihon-u.ac.jp 野志:13号館3階1335室 noshi.yasuhito@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
木曜 船橋 09:00 ~ 10:30 惠藤
木曜 船橋 12:10 ~ 13:20 野志
火曜 船橋 16:40 ~ 17:30 相田
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学生への メッセージ |