2020年 理工学部 シラバス - まちづくり工学科
設置情報
科目名 | 線形代数学Ⅰ | ||
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設置学科 | まちづくり工学科 | 学年 | 1年 |
担当者 | 林 安男 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 火曜2 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | E22B |
クラス | 2 |
概要
学修到達目標 | ベクトル,行列, 行列式の概念を学び,これらを空間図形の理解や連立一次方程式の解法などに応用できるようになるのが目標. |
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授業形態及び 授業方法 |
配信動画を参照しつつ、教科書の自学自習を中心とする学習. |
履修条件 | 特になし. |
授業計画
第1回 | 教科書,参考書,単位取得に係わる説明およびこれからの授業に必要な予備知識の説明と確認。 平面及び空間のベクトル:ベクトルの演算、ベクトルの成分による計算,ベクトルの内積及び外積の性質と成分による計算について学ぶ. 【事後学習】テキスト1頁から17頁及び26頁から33頁までの説明と例題を読み、すべての問を解くこと。24頁、25頁の練習問題及び45頁、46頁の練習問題の解答を試みること(240分)。 |
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第2回 | 平面及び空間ベクトルの図形への応用(1):直線の方程式,平面の方程式,点と平面との距離,球のベクトル方程式について学ぶ. 【事前学習】テキスト18頁から19頁及び34頁から35頁を読んでおくこと(120分)。 【事後学習】テキストの上記の範囲のすべての問を解くこと。24頁、25頁の練習問題及び45頁、46頁の練習問題の解答を試みること(120分)。 |
第3回 | 平面及び空間ベクトルの図形への応用(2):直線の方程式,平面の方程式,点と平面との距離,球のベクトル方程式について学ぶ. 【事前学習】テキスト20頁及び36頁から41頁を読んでおくこと(120分)。 【事後学習】テキストの上記の範囲のすべての問を解くこと。24頁、25頁の練習問題及び45頁、46頁の練習問題の解答を試みること(120分)。 |
第4回 | ベクトルの線形独立,線形従属:ベクトルの線形独立と線形従属について学ぶ. 【事前学習】テキスト21頁から23頁及び42頁から43頁を読んでおくこと(120分)。 【事後学習】テキストの上記の範囲のすべての問を解くこと。24頁、25頁の練習問題及び45頁、46頁の練習問題の解答を試みること(120分)。 |
第5回 | 行列の定義と演算(1):行列の和と差,数との積について学ぶ. 【事前学習】テキスト47頁から52頁を読んでおくこと(120分)。 【事後学習】テキストの上記の範囲のすべての問を解くこと(120分)。 |
第6回 | 行列の演算(2):行列の積について学ぶ. 【事前学習】テキスト53頁から58頁を読んでおくこと(120分)。 【事後学習】テキストの上記の範囲のすべての問を解くこと(120分)。 |
第7回 | 特殊な行列:零因子、転置行列、対称行列、交代行列について学ぶ. 【事前学習】テキスト58頁から61頁を読んでおくこと(120分)。 【事後学習】テキストの上記の範囲のすべての問を解くこと(120分)。 |
第8回 | 逆行列(1):2次の正方行列の逆行列(数の逆数に相当する行列)とその公式について学ぶ. 【事前学習】テキスト62頁から65頁を読んでおくこと(120分)。 【事後学習】テキストの上記の範囲のすべての問を解くこと(120分)。 |
第9回 | 練習問題1-A、練習問題1-B:問題を解きながらこれまで行列について学んできたことを復習する. 【事前学習】テキスト66、67頁の問題を見ておくこと(120分)。 【事後学習】テキスト66、67頁の問題を解くこと(120分)。 |
第10回 | 連立1次方程式と行列(1):消去法を用いて連立1次方程式を解く。(一意解の場合) 【事前学習】テキスト68頁から71頁を読んでおくこと(120分)。 【事後学習】テキストの上記の範囲のすべての問を解くこと(120分)。 |
第11回 | 連立1次方程式と行列(2):消去法を用いて連立1次方程式を解く。(不定解、不能解の場合) 【事前学習】テキスト71頁から72頁を読んでおくこと(120分)。 【事後学習】テキストの上記の範囲のすべての問を解くこと(120分)。 |
第12回 | 逆行列(2):3次以上の正方行列の逆行列の求め方を学ぶ。 【事前学習】テキスト73頁から75頁を読んでおくこと(120分)。 【事後学習】テキストの上記の範囲のすべての問を解くこと(120分)。 |
第13回 | 逆行列による連立1次方程式の解法、階数:連立1次方程式の解法に逆行列を応用する。3次以上の正方行列の正則性の判定法。 【事前学習】テキスト75頁から78頁を読んでおくこと(120分)。 【事後学習】テキストの上記の範囲のすべての問を解くこと(120分)。 |
第14回 | 練習問題2-A、練習問題2-B:問題を解きながらこれまで学んだことを復習する。 【事前学習】テキスト80頁から82までの練習問題2-A、練習問題2-Bを見て、解けない問題をはっきりさせる(120分)。 【事後学習】テキストの上記の範囲のすべての問題を解く(120分)。 |
第15回 | 練習問題2-B:問題を解きながらこれまで学んだことを復習する。 【事前学習】テキスト80頁から82までの練習問題2-A、練習問題2-Bを見て、解けない問題をはっきりさせる(120分)。 【事後学習】テキストの上記の範囲のすべての問題を解く(120分)。 |
その他
教科書 |
井川治・碓氷久・金子真隆・高遠節夫・濵口直樹・前田善文 『新線形代数 』 大日本図書 2013年 第4版
ISBN 978-4-477-02641-1
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参考書 | |
成績評価の方法 及び基準 |
定期試験は実施せず、小テストの累計得点で評価する。 |
質問への対応 | 授業中及びその前後に受けつけるが、授業中の質問が最も望ましい.というのは、ある一人が疑問に思うことは、たいていの場合同じことを他の数人が心中密かに疑問に思っている.したがって、その答えを皆が聞くことはその一人だけが聞くことより意味があるだろう.授業を中断してもかまわないのでどしどし質問してほしい。 |
研究室又は 連絡先 |
火曜と金曜どちらも1限前後・2限前後に5号館の講師室にいます. メール連絡はこちらへ→ hayashi.yasuo20@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー | |
学生への メッセージ |
授業中の私語はまわりの人々への非常な迷惑になりますし、教室の雰囲気を悪化させます.私語を繰り返すひと対してはその人の小テストおよび平常試験の得点から10点減点して私語の迷惑を蒙った周りの人に分配します! |