2020年 理工学部 シラバス - まちづくり工学科
設置情報
科目名 | 測量実習Ⅱ | ||
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設置学科 | まちづくり工学科 | 学年 | 1年 |
担当者 | 後藤・仲村 他 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 土曜2・3 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | E33B |
クラス | |||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | まちづくりに必要な測量技術の基本を学ぶことを目標とします.主に,平板測量(地図を作成する測量),水準測量(高低差を測る測量)について屋外での実習を通して,測量の基本的内容を会得し,実際,測量作業に従事することができるようにします.なお,測量に関する知識として基準点測量やGISについても説明ができるようにします. |
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授業形態及び 授業方法 |
メディアを利用した授業と対面での授業を併用します. 対面授業時は授業前半で作業内容を説明し,屋外で数名のグループごとに実習を行います.得られた観測データを基にデータ処理や図面作成を行います. |
履修条件 | 特にありません. |
授業計画
第1回 | 測量実習Ⅱとは ・測量実習Ⅱで実施する内容を紹介する.あわせてまちづくりで現在利用されている基準点測量の実際や最新技術であるGISなどの活用方法について概説する.また,実習に当たっての注意を行う. (事前学習:測量に関する情報を集めておくこと(120分),事後学習:授業の資料を活用して内容を振り返ること(120分)) |
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第2回 | 平板測量(1) ・平板測量に関する説明を行い,必要な器具の操作演習を行う. (事前学習:平板測量に関する情報を集めておくこと(120分),事後学習:授業の資料を活用して内容を振り返り,レポートを作成すること(120分)) ※課題に関するフィードバックの方法 ・例を示して完成度の目標を提示する.そして,各人から提出されたレポートを採点し良否について個別に説明を行う. |
第3回 | 平板測量(2) ・定められたエリアAで平板測量を行う. (事前学習:距離測量に関する情報を集めておくこと(120分),事後学習:授業の資料を活用して内容を振り返ること(120分)) |
第4回 | 平板測量(3) ・定められたエリアBで平板測量を行う. (事前学習:距離測量に関する情報を集めておくこと(120分),事後学習:授業の資料を活用して内容を振り返ること(120分)) |
第5回 | 平板測量(4) ・定められたエリアCで平板測量を行う. (事前学習:距離測量に関する情報を集めておくこと(120分),事後学習:授業の資料を活用して内容を振り返ること(120分)) |
第6回 | 平板測量(5) ・定められたエリアDで平板測量を行う. (事前学習:距離測量に関する情報を集めておくこと(120分),事後学習:授業の資料を活用して内容を振り返ること(120分)) |
第7回 | 平板測量(6) ・測定結果の図面作成を行う. (事前学習:距離測量に関する情報を集めておくこと(120分),事後学習:授業の資料を活用して内容を振り返り,図面の作成を行うこと(120分)) ※課題に関するフィードバックの方法 ・例を示して完成度の目標を提示する.そして,各人から提出された図面を採点し良否について個別に説明を行う. |
第8回 | 水準測量(1) ・水準測量に関する説明を行い,レベルの操作演習をする. (事前学習:水準測量に関する情報を集めておくこと(120分),事後学習:授業の資料を活用して内容を振り返ること(120分)) |
第9回 | 水準測量(2) ・水準測量に関する路線計画を行う. (事前学習:水準測量に関する情報を集めておくこと(120分),事後学習:授業の資料を活用して内容を振り返ること(120分)) |
第10回 | 水準測量(3) ・定められたエリアAで水準測量を行う. (事前学習:水準測量に関する情報を集めておくこと(120分),事後学習:授業の資料を活用して内容を振り返ること(120分)) |
第11回 | 水準測量(4) ・定められたエリアBで水準測量を行う. (事前学習:水準測量に関する情報を集めておくこと(120分),事後学習:授業の資料を活用して内容を振り返ること(120分)) |
第12回 | 水準測量(5) ・定められたエリアCで水準測量を行う. (事前学習:水準測量に関する情報を集めておくこと(120分),事後学習:授業の資料を活用して内容を振り返ること(120分)) |
第13回 | 水準測量(6) ・測定結果の誤差を確認し,測定の精度について検討を行う. (事前学習:水準測量に関する情報を集めておくこと(120分),事後学習:授業の資料を活用して内容を振り返り,図面の作成を行うこと(120分)) ※課題に関するフィードバックの方法 ・例を示して完成度の目標を提示する.そして,各人から提出された図面を採点し良否について個別に説明を行う. |
第14回 | 水準測量(7) ・測定結果に基づき図面作成を行う. (事前学習:誤差の検証に関する情報を集めておくこと(120分),事後学習:授業の資料を活用して内容を振り返り,図面の作成を行うこと(120分)) ※課題に関するフィードバックの方法 ・例を示して完成度の目標を提示する.そして,各人から提出された図面を採点し良否について個別に説明を行う. |
第15回 | 機器操作試験 ・レベルの操作に関する試験を行う. (事前学習:水準測量機器に関する情報を集めておくこと(120分),事後学習:授業の資料を活用して内容を振り返ること(120分)) |
その他
教科書 |
プリントを適宜配布する。
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参考書 |
大木正喜 『測量学』 森北出版 2015年 第2版
『あたらしい測量学』 岡澤・久保寺・笹田・多炭・細川・松尾・三原 コロナ社 2014年 第1版
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成績評価の方法 及び基準 |
メディア授業では確認テスト受験,対面授業では点呼によって出欠を確認します. 成績評価は授業の出席率が90%以上の者および成果物をすべて提出した者を対象とする.実習への取り組み状況(20%),図面やレポートの提出物(80%)によって判定する. |
質問への対応 | オフィスアワーで対応する。また、事前にメールによってアポイントを取ることによって、その返信で、対応する時間と場所を指示する。 |
研究室又は 連絡先 |
後藤浩(研究室:駿河台校舎タワースコラ12階S1210室、メール→gotou.hiroshi@nihon-u.ac.jp) 仲村成貴(研究室:駿河台校舎タワースコラ12階S1213室、メール→nakamura.masataka@nihon-u.ac.jp) 西山孝樹(研究室:駿河台校舎タワースコラ12階S1208室,メール→nishiyama.takaki@nihon-u.ac.jp) |
オフィスアワー |
水曜 船橋 12:20 ~ 13:10 測量実習センター2Fまちづくり工学科測量準備室
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学生への メッセージ |
この科目では、地表に建設物を作るという皆さんの将来のあるべき姿に対して、極めて必要な知識です。真剣な受講をお願いいたします。また、本科目は、自ら測定したものが図面上に現れることをくりかえす、学生に皆さんにとっては楽しく結果が明瞭なのでやりがいがわく授業です。さらに、実習作業では、グループを構成し進めますのでチームワークが必要です。このようなチームの中で役割分担を決めて作業を進めるチームワークの醸成は社会に出ても役に立ちます。なお、本科目は「必修科目」につき、授業に出て実習をし、成果物を提出することが重要です。 |