2020年 理工学部 シラバス - まちづくり工学科
設置情報
科目名 | 基礎力学Ⅱ | ||
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設置学科 | まちづくり工学科 | 学年 | 1年 |
担当者 | 仲村 成貴 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 木曜2 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | E42A |
クラス | |||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 静定はり,静定トラス,静定ラーメンを対象として,構造物に作用する外力や構造物を支える力,構造物内部に生じる内力に関する基礎理論について理解できる. |
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授業形態及び 授業方法 |
メディアを利用して実施します. |
履修条件 | 高校で学ぶ物理学における力学の素養が必要です.また,基礎力学Ⅰを受講していることが望ましいです. |
授業計画
第1回 | ガイダンス:構造と力学/基礎力学Ⅱで学ぶこと 構造物のモデル化:力学モデル/支点の種類と反力/安定と不安定/静定と不静定 【事前学習】高校物理学の力学分野・基礎力学Ⅰを復習しておくこと(120分) 【事後学習】授業内での説明と配布資料に基づいてレポート課題に取り組むこと(120分) ※レポートのフィードバックは,授業にて必要に応じて答の配布および解説を行う. |
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第2回 | 構造物の支点反力(1):集中荷重・モーメント荷重が作用する静定構造物の支点反力 【事前学習】参考書等を熟読して概要を把握しておくこと(120分) 【事後学習】授業内での説明と配布資料に基づいてレポート課題に取り組むこと(120分) ※レポートのフィードバックは,授業にて必要に応じて答の配布および解説を行う. |
第3回 | 構造物の支点反力(2):分布荷重が作用する静定構造物の支点反力 【事前学習】参考書等を熟読して概要を把握しておくこと(120分) 【事後学習】授業内での説明と配布資料に基づいてレポート課題に取り組むこと(120分) ※レポートのフィードバックは,授業にて必要に応じて答の配布および解説を行う. |
第4回 | 静定トラスの部材力(1):節点法(格点法) 【事前学習】参考書等を熟読して概要を把握しておくこと(120分) 【事後学習】授業内での説明と配布資料に基づいてレポート課題に取り組むこと(120分) ※レポートのフィードバックは,授業にて必要に応じて答の配布および解説を行う. |
第5回 | 静定トラスの部材力(2):切断法(断面法) 【事前学習】参考書等を熟読して概要を把握しておくこと(120分) 【事後学習】授業内での説明と配布資料に基づいてレポート課題に取り組むこと(120分) ※レポートのフィードバックは,授業にて必要に応じて答の配布および解説を行う. |
第6回 | 静定梁の断面力(1):集中荷重・モーメント荷重が作用する静定梁 【事前学習】参考書等を熟読して概要を把握しておくこと(120分) 【事後学習】授業内での説明と配布資料に基づいてレポート課題に取り組むこと(120分) ※レポートのフィードバックは,授業にて必要に応じて答の配布および解説を行う. |
第7回 | 静定梁の断面力(2):分布荷重が作用する静定梁 【事前学習】参考書等を熟読して概要を把握しておくこと(120分) 【事後学習】授業内での説明と配布資料に基づいてレポート課題に取り組むこと(120分) ※レポートのフィードバックは,授業にて必要に応じて答の配布および解説を行う. |
第8回 | 静定梁の断面力(3):各種の荷重が作用するゲルバー梁 【事前学習】参考書等を熟読して概要を把握しておくこと(120分) 【事後学習】授業内での説明と配布資料に基づいてレポート課題に取り組むこと(120分) ※レポートのフィードバックは,授業にて必要に応じて答の配布および解説を行う. |
第9回 | 静定ラーメンの断面力(1):各種の荷重が作用する静定ラーメン 【事前学習】参考書等を熟読して概要を把握しておくこと(120分) 【事後学習】授業内での説明と配布資料に基づいてレポート課題に取り組むこと(120分) ※レポートのフィードバックは,授業にて必要に応じて答の配布および解説を行う. |
第10回 | 静定ラーメンの断面力(2):各種の荷重が作用する3ヒンジラーメン 【事前学習】参考書等を熟読して概要を把握しておくこと(120分) 【事後学習】授業内での説明と配布資料に基づいてレポート課題に取り組むこと(120分) ※レポートのフィードバックは,授業にて必要に応じて答の配布および解説を行う. |
第11回 | 静定ラーメンの断面力(3):各種の荷重が作用する複雑な形のラーメン 【事前学習】参考書等を熟読して概要を把握しておくこと(120分) 【事後学習】授業内での説明と配布資料に基づいてレポート課題に取り組むこと(120分) ※レポートのフィードバックは,授業にて必要に応じて答の配布および解説を行う. |
第12回 | 影響線(1):支点反力の影響線 【事前学習】参考書等を熟読して概要を把握しておくこと(120分) 【事後学習】授業内での説明と配布資料に基づいてレポート課題に取り組むこと(120分) ※レポートのフィードバックは,授業にて必要に応じて答の配布および解説を行う. |
第13回 | 影響線(2):せん断力・曲げモーメントの影響線 【事前学習】参考書等を熟読して概要を把握しておくこと(120分) 【事後学習】授業内での説明と配布資料に基づいてレポート課題に取り組むこと(120分) ※レポートのフィードバックは,授業にて必要に応じて答の配布および解説を行う. |
第14回 | 影響線(3):最大曲げモーメント 【事前学習】参考書等を熟読して概要を把握しておくこと(120分) 【事後学習】授業内での説明と配布資料に基づいてレポート課題に取り組むこと(120分) ※レポートのフィードバックは,授業にて必要に応じて答の配布および解説を行う. |
第15回 | まとめと理解度確認総合演習 【事前学習】参考書等を熟読して第14回までの内容を把握しておくこと(120分) 【事後学習】授業内での説明と配布資料に基づいてレポート課題に取り組むこと(120分) ※レポートのフィードバックは,授業にて必要に応じて答の配布および解説を行う. |
その他
教科書 |
教科書は指定しません.必要に応じて授業の際に資料を配布します.
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参考書 |
崎元達郎 『基本を学ぶ構造力学-静定から不静定の初歩まで-』 森北出版 2012年 第1版
構造力学研究会 『建築構造力学 上』 理工図書 2011年 第1版
米田昌弘 『構造力学を学ぶー基礎からエネルギー法までー』 森北出版 2014年 第1版
同種の書籍が多数発刊されていますので,自分に合った書籍を図書館や本屋で探してください.
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成績評価の方法 及び基準 |
CSTポータルにて提示する各回の確認テストを期限内に受験することによって授業への出席を確認します.出席率が70%以上の学生を成績評価の対象とします.成績評価は,各回確認テスト(10%)+各回レポート課題(40%)+理解度確認レポート(50%)で判定します. ※新型コロナウイルス感染症の影響に伴って変更する可能性があります.変更の場合はCSTポータルを通じて連絡します. |
質問への対応 | 原則として,メールで対応します. |
研究室又は 連絡先 |
仲村成貴(研究室:駿河台校舎タワー・スコラ12階S1213室,メール:nakamura.masataka@nihon-u.ac.jp) |
オフィスアワー |
木曜 船橋 12:10 ~ 13:20 6号館2階まちづくり工学科事務室
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学生への メッセージ |
基礎力学・構造力学を通じて,まちを構成する構造物の力学的特徴を段階的に学びます.将来まちづくりに携わる仕事に従事するためには,この科目で学ぶ内容を知らなければなりません.まちづくり関連の資格取得にも必須です.主体的に授業へ出席することはもちろん,授業時間外に自分で多くの演習問題を解いて理解を深めることが必須です. |