2020年 理工学部 シラバス - 精密機械工学科
設置情報
| 科目名 | 機械材料 | ||
|---|---|---|---|
| 設置学科 | 精密機械工学科 | 学年 | 2年 |
| 担当者 | 内木場 文男 | 履修期 | 前期 |
| 単位 | 2 | 曜日時限 | 月曜2 |
| 校舎 | 船橋 | 時間割CD | G12B |
| クラス | |||
| 履修系統図 | 履修系統図の確認 | ||
| その他 | 実務経験のある教員による授業科目 | ||
概要
| 学修到達目標 | 物質を材料として扱い、設計に活かせることを目標とする。機械に広く用いられる材料は性質がさまざまであり、同じ材料でも製造法、加工によって性質が変化したり、一見難解のように思われる。本講義においては材料を系統的に扱うことにより、機械系技術者として実用材料を学ぶ。 |
|---|---|
| 授業形態及び 授業方法 |
材料の特徴を物性という形で抽出し,その原因機構までさかのぼり講義する。教員の実務での材料開発の経験をもとに,講義と実務の関連を強調し,理解を深める。 |
| 履修条件 | 材料学を前もって理解していることが望ましい。 |
授業計画
| 第1回 | 機械材料のついての概説 材料学と機械材料 【事前学習】1年時開講の材料学に関することを復習し,理解しておくこと(120分) 【事後学習】機械材料の概念を教科書をとおして復習する(120分) |
|---|---|
| 第2回 | 機械材料のついての概説 材料学と機械材料 【事前学習】1年時開講の材料学に関することを復習し,理解しておくこと(120分) 【事後学習】機械材料の概念を教科書をとおして復習する(120分) |
| 第3回 | 金属の力学的性質1 弾性変形 【事前学習】教科書の該当箇所を一通り予習し,内容を把握しておくこと(120分) 【事後学習】該当箇所を教科書,ノート利用して復習すること(120分) |
| 第4回 | 金属の力学的性質2 塑性変形 【事前学習】教科書の該当箇所を一通り予習し,内容を把握しておくこと(120分) 【事後学習】該当箇所を教科書,ノート利用して復習すること(120分) |
| 第5回 | 転位と強化機構1 転位と塑性変形 【事前学習】教科書の該当箇所を一通り予習し,内容を把握しておくこと(120分) 【事後学習】該当箇所を教科書,ノート利用して復習すること(120分) |
| 第6回 | 転位と強化機構2 金属の強化機構 回復、再結晶、粒成長 【事前学習】教科書の該当箇所を一通り予習し,内容を把握しておくこと(120分) 【事後学習】該当箇所を教科書,ノート利用して復習すること(120分) |
| 第7回 | 破壊1 破壊 【事前学習】教科書の該当箇所を一通り予習し,内容を把握しておくこと(120分) 【事後学習】該当箇所を教科書,ノート利用して復習すること(120分) |
| 第8回 | 破壊2 疲労 クリープ 【事前学習】教科書の該当箇所を一通り予習し,内容を把握しておくこと(120分) 【事後学習】該当箇所を教科書,ノート利用して復習すること(120分) |
| 第9回 | 金属の熱処理 焼きなまし処理 鋼の熱処理 析出硬化 【事前学習】教科書の該当箇所を一通り予習し,内容を把握しておくこと(120分) 【事後学習】該当箇所を教科書,ノート利用して復習すること(120分) |
| 第10回 | 鉄系材料1 鉄鋼 【事前学習】教科書の該当箇所を一通り予習し,内容を把握しておくこと(120分) 【事後学習】該当箇所を教科書,ノート利用して復習すること(120分) |
| 第11回 | 鉄系材料2 鋳鉄 【事前学習】教科書の該当箇所を一通り予習し,内容を把握しておくこと(120分) 【事後学習】該当箇所を教科書,ノート利用して復習すること(120分) |
| 第12回 | 合金1 銅とその合金 【事前学習】教科書の該当箇所を一通り予習し,内容を把握しておくこと(120分) 【事後学習】該当箇所を教科書,ノート利用して復習すること(120分) |
| 第13回 | 合金2 アルミニウムとその合金 【事前学習】教科書の該当箇所を一通り予習し,内容を把握しておくこと(120分) 【事後学習】該当箇所を教科書,ノート利用して復習すること(120分) |
| 第14回 | 合金3 マグネシウム、チタンとその合金 【事前学習】教科書の該当箇所を一通り予習し,内容を把握しておくこと(120分) 【事後学習】該当箇所を教科書,ノート利用して復習すること(120分) |
| 第15回 | これまでのまとめ学習 【事前学習】これまでの教科書,ノート一通り復習し,内容を把握しておくこと(120分) 【事後学習】課題と正解について理解をすること(120分) |
その他
| 教科書 |
W.D.キャリスター 『材料の科学と工学[2] 金属材料の力学的性質』 培風館 2002年 第1版
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| 参考書 |
金子純一、小野沢元久 『新版基礎機械材料学』 朝倉書店 2004年 第1版
W.D.キャリスター 『材料の科学と工学[1] 材料の微細構造』 培風館 2002年 第1版
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| 成績評価の方法 及び基準 |
提出レポート・受講状況等を勘案して,総合的に評価する |
| 質問への対応 | 研究室にて随時 また、e-mailで受け付ける |
| 研究室又は 連絡先 |
7号館3階 734号室 uchikoba.fumio@.nihon-u.ac.jp |
| オフィスアワー |
水曜 船橋 13:20 ~ 15:00
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| 学生への メッセージ |
材料は取り付きにくい思われがちだが、新材料、ハイテク材料、ナノ材料などの出現でとても面白い。また、謎めいていて、これを解き明かしていくと実は簡単だったりもする。これからますます多様化していく新材料、ハイテク材料を使いこなすことができるよう積極的な履修を望む。 |