2020年 理工学部 シラバス - 物質応用化学科
設置情報
科目名 | 分析化学Ⅱ | ||
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設置学科 | 物質応用化学科 | 学年 | 2年 |
担当者 | 吉川 賢治 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 金曜3 金曜4 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | L53N L54O |
クラス | A,B | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 分析化学Ⅰに続き,酸塩基反応,錯体生成反応,酸化還元反応および沈殿生成反応の基礎と分析化学的応用について学び,理解することができる. |
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授業形態及び 授業方法 |
メディア授業(オンデマンド方式)で講義を行う.また,出席状況の確認を兼ねた簡単な課題を毎回提示し,理解度の確認を併せて行う. |
履修条件 | 基礎無機化学の単位が修得済みであること,分析化学Ⅰを履修していることが望ましい. |
授業計画
第1回 | 講義内容の紹介 シラバスの確認,受講にあたっての諸注意など. 【事前学習】分析化学Ⅰ(とくに溶液のpH計算法)の範囲を読んでおくこと(180分). 【事後学習】講義中に出題した計算問題を完全に解答できるようにすること(60分). |
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第2回 | 酸塩基滴定(1) 強酸と強塩基の滴定について概説する. 【事前学習】教科書75~82ページの該当箇所を良く読んでおくこと(120分). 【事後学習】課題内の問題および類似問題を解答できるようにすること(120分). |
第3回 | 酸塩基滴定(2) 弱(強)酸と強(弱)塩基の滴定について概説する. 【事前学習】教科書75~82ページの該当箇所を良く読んでおくこと(120分). 【事後学習】課題内の問題および類似問題を解答できるようにすること(120分). |
第4回 | 酸塩基滴定(3) 二酸塩基の滴定,酸塩基指示薬による終点の決定法について概説する. 【事前学習】教科書75~82ページの該当箇所を良く読んでおくこと(120分). 【事後学習】課題内の問題および類似問題を解答できるようにすること(120分). |
第5回 | 錯体生成反応(1) 錯体とキレートおよび金属錯体の安定性について概説する. 【事前学習】教科書84~95ページの該当箇所を良く読んでおくこと(120分). 【事後学習】課題内の問題および類似問題を解答できるようにすること(120分). |
第6回 | 錯体生成反応(2) 錯体生成反応の平衡論のうち,逐次生成定数と全生成定数を中心に概説する. 【事前学習】教科書95~100ページの該当箇所を良く読んでおくこと(120分). 【事後学習】課題内の問題および類似問題を解答できるようにすること(120分). |
第7回 | 錯体生成反応(3) 錯体生成反応の平衡論のうち,副反応を伴う平衡反応を中心に概説する. 【事前学習】教科書100~113ページの該当箇所を良く読んでおくこと(120分). 【事後学習】課題内の問題および類似問題を解答できるようにすること(120分). |
第8回 | 錯体生成反応(4) 分析化学的応用例として,キレート滴定について概説する. 【事前学習】教科書113~128ページの該当箇所を良く読んでおくこと(120分). 【事後学習】課題内の問題および類似問題を解答できるようにすること(120分). |
第9回 | 酸化還元反応(1) 酸化還元反応と電極電位について概説する. 【事前学習】教科書132~140ページの該当箇所を良く読んでおくこと(120分). 【事後学習】課題内の問題および類似問題を解答できるようにすること(120分). |
第10回 | 酸化還元反応(2) 複数の酸化還元系を含む溶液の電位について概説する. 【事前学習】教科書140~150ページの該当箇所を良く読んでおくこと(120分). 【事後学習】課題内の問題および類似問題を解答できるようにすること(120分). |
第11回 | 酸化還元反応(3) 分析化学的応用例として,過マンガン酸塩法による酸化還元滴定を中心に概説する. 【事前学習】教科書150~161ページの該当箇所を良く読んでおくこと(120分). 【事後学習】課題内の問題および類似問題を解答できるようにすること(120分). |
第12回 | 酸化還元反応(4) 分析化学的応用例として,ヨウ素酸化滴定およびヨウ素還元滴定を中心に概説する. 【事前学習】教科書150~161ページの該当箇所を良く読んでおくこと(120分). 【事後学習】課題内の問題および類似問題を解答できるようにすること(120分). |
第13回 | 沈殿生成反応(1) 沈殿の生成と溶解について概説する. 【事前学習】教科書168~174ページの該当箇所を良く読んでおくこと(120分). 【事後学習】課題内の問題および類似問題を解答できるようにすること(120分). |
第14回 | 沈殿生成反応(2) 分析化学的応用例として,沈殿滴定について概説する. 【事前学習】教科書190~195ページの該当箇所を良く読んでおくこと(120分). 【事後学習】課題内の問題および類似問題を解答できるようにすること(120分). |
第15回 | 平常試験およびその解説(授業内試験) 第2回~第14回の内容について試験および概説を行う. 【事前学習】第14回で紹介した出題範囲の関連問題を解答できるようにすること(180分). 【事後学習】解答できなかった箇所について改めて確認すること(60分). |
その他
教科書 |
本水昌二 他 『基礎教育シリーズ分析化学 <基礎編>』 東京教学社 2011年
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参考書 |
G. D. Christian, P. K. Dasgupta, K. A. Schug(今任稔彦・角田欣一 監訳) 『原書7版 クリスチャン分析化学Ⅰ 基礎編』 丸善出版 2016年
G. D. Christian, P. K. Dasgupta, K. A. Schug(今任稔彦・角田欣一 監訳) 『原書7版 クリスチャン分析化学Ⅱ 機器分析編』 丸善出版 2016年
北條正司 他 『基本分析化学 イオン平衡から機器分析法まで』 三共出版 2020年
その他,必要に応じて講義のときに紹介する.
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成績評価の方法 及び基準 |
平常試験(70%),理解度の確認を兼ねた課題(30%)により総合評価する.なお,課題の採点結果および模範解答例は次回の講義の開始前までに返却し,必要に応じて概説する. |
質問への対応 | 本年度はメディア授業(オンデマンド方式)で開講するため,基本的にメールもしくはCSTポータルⅡ内の掲示板にて質問を受け付けます.また,下記のオフィスアワーの時間帯はGoogle Meetにて対応可能です. |
研究室又は 連絡先 |
無機機能分析研究室(駿河台校舎2号館224B室) TEL:03-3259-0801,E-mail:yoshikawa.kenji@nihon-u.ac.jp (メール送信時は@を半角に変えて送信して下さい.) |
オフィスアワー |
水曜 駿河台 16:30 ~ 18:00 研究室にて対応する
金曜 駿河台 16:30 ~ 18:00 研究室にて対応する
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学生への メッセージ |
分析化学Ⅰで学習した溶液(主に水)に関する理論等は分析化学Ⅱでも共通知識として必要不可欠なので,繰り返し勉強しておくこと.講義の進行状況によっては,講義内容が多少前後する可能性があるが,その際は改めて連絡する. |