2020年 理工学部 シラバス - 教養教育・外国語・保健体育・共通基礎
設置情報
| 科目名 | 関数論Ⅱ | ||
|---|---|---|---|
| 設置学科 | 一般教育 | 学年 | 2年 |
| 担当者 | 山崎 晋 | 履修期 | 後期 |
| 単位 | 2 | 曜日時限 | 月曜4 |
| 校舎 | 船橋 | 時間割CD | S14C |
| クラス | |||
概要
| 学修到達目標 | 本講義では関数論 I に引き続き,複素解析学の基本事項について入門講義を行う. |
|---|---|
| 授業形態及び 授業方法 |
メディアを用いた講義形式. |
| 履修条件 | 選択だが,微分積分学及び関数論 I の知識を必要とする. |
授業計画
| 第1回 | ガイダンス: 関数論 Iの内容の復習等. 事前学習 関数論 I の内容について確認しておく事 (120分) 事後学習 講義で触れた事について復習しておく事 (120分) |
|---|---|
| 第2回 | 平面上の線積分I: 平面上の曲線,線積分について定義を紹介する. 事前学習 定積分の内容について復習しておく事 (120分) 事後学習 講義で触れた事について復習しておく事 (120分) |
| 第3回 | 平面上の線積分II: Greenの公式を紹介し,証明について述べる. 事前学習 定積分及び,図形について復習しておく事 (120分) 事後学習 講義で触れた事について復習しておく事 (120分) |
| 第4回 | Cauchy の積分定理: Greenの公式に基づいて,Cauchyの積分定理を証明する. 事前学習 Cauchy-Riemann方程式について復習しておく事 (120分) 事後学習 講義で触れた事について復習しておく事 (120分) |
| 第5回 | Cauchy の積分公式,Goursatの公式 : Cauchy の積分公式,Goursat の公式を証明する. 事前学習 Cauchyの積分定理について再度復習しておく事 (120分) 事後学習 講義で触れた事について復習しておく事 (120分) |
| 第6回 | 演習: Cauchy の積分定理に関する演習を行う. 事前学習 Cauchyの積分定理について再度復習しておく事 (120分) 事後学習 講義で触れた事について復習しておく事 (120分) |
| 第7回 | 演習: Cauchyの積分公式,Goursatの公式に関する演習を行う. 事前学習 Goursat の公式について復習しておく事 (120分) 事後学習 講義で触れた事について復習しておく事 (120分) |
| 第8回 | 収束冪級数と収束半径: 収束冪級数と収束半径に関する基本事項を紹介する. 事前学習 高校で学んだ無限等比級数について復習しておく事 (120分) 事後学習 講義で触れた事について復習しておく事 (120分) |
| 第9回 | 演習: 収束半径の計算法の演習を行う. 事前学習 前回の内容について再度復習しておく事 (120分) 事後学習 講義で触れた事について復習しておく事 (120分) |
| 第10回 | Taylor 展開: 正則函数の Taylor 展開可能性を示す. 事前学習 微分積分学I,II で学んだ Taylor 展開について復習しておく事 (120分) 事後学習 講義で触れた事について復習しておく事 (120分) |
| 第11回 | Laurent 展開と特異点: Laurent 展開及び特異点に関する基本事項を紹介する. 事前学習 前回の Taylor 展開について復習しておく事 (120分) 事後学習 講義で触れた事について復習しておく事 (120分) |
| 第12回 | 極と位数.留数: 極,位数及び留数を定義し,留数定理及びその計算例を紹介する. 事前学習 前回の Laurent 展開について復習しておく事 (120分) 事後学習 講義で触れた事について復習しておく事 (120分) |
| 第13回 | 留数定理の応用I: 留数定理の応用として実積分の計算演習を行う. 事前学習 極,位数及び留数について復習しておく事 (120分) 事後学習 講義で触れた事について復習しておく事 (120分) |
| 第14回 | 留数定理の応用II: 留数定理の応用として Fourier 変換の初歩の計算演習を行う. 事前学習 前回の内容に復習しておく事 (120分) 事後学習 講義で触れた事について復習しておく事 (120分) |
| 第15回 | 講義全体の復習を行う. 事前学習 教科書,ノート等で全般的な復習をしておく事 (120分) 事後学習 平常試験終了の解説に基づき,習った事を定着させておく事 (120分) |
その他
| 教科書 | |
|---|---|
| 参考書 |
小寺平治 『テキスト複素解析』 共立出版 2010年 第1版
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| 成績評価の方法 及び基準 |
提出物,レポート,平常点で総合的に評価する. |
| 質問への対応 | e-mail 及びポータル. e-mail で質問の場合は,必ず大学のメールアドレスを使用する事. |
| 研究室又は 連絡先 |
船橋校舎8号館4階847A室 yamazaki@penta.ge.cst.nihon-u.ac.jp 又は yamazaki.susumu@nihon-u.ac.jp |
| オフィスアワー |
月曜 船橋 12:30 ~ 13:00
金曜 船橋 12:30 ~ 13:00
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| 学生への メッセージ |
計算問題は,必ず自ら手を動かす事.真面目に取り組んで欲しい. |