2020年 理工学部 シラバス - 教養教育・外国語・保健体育・共通基礎
設置情報
科目名 | ドイツ語文法Ⅰ | ||
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設置学科 | 一般教育 | 学年 | 2年 |
担当者 | 岡本 時子 | 履修期 | 前期 |
単位 | 1 | 曜日時限 | 火曜3 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | S23I |
クラス | 全学 |
概要
学修到達目標 | ドイツ語を理解する際の基礎となる初級文法を概観し、平易な文章を辞書を使って読み、簡単な文を発話できる程度の運用能力の習得を目標とする。 |
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授業形態及び 授業方法 |
単に文法規則体系の細部や形態を暗記するだけにとどまらず、ドイツ語という言語がどのような仕組みで成り立っていて,それがまた英語や日本語とどのように異なっているのかも学んでいく。外国語の学習を通して言語を理解する上で必要な思考力や発想を身につけ、ことばの面白さを発見していきたい。 |
履修条件 | 先にやった授業の上に次の授業を組み立てていくので、毎回きちんと出席することが望ましい。科目内容が通年で完結するため、あわせてドイツ語文法IIを履修することが望ましい。初回の授業には必ず出席すること。定員に達した場合は抽選を行い、以後の受講は受け入れない。 |
授業計画
第1回 | ドイツ語学習への導入:ドイツ語とはどんな言語か、ドイツ語のおかれている文化歴史的環境を概観する <事前学習> ドイツ語について知っていることを整理し、わかる範囲で調べてくる。(30分) <事後学習> ドイツがどこで話されているか、その国々について概要を調べてみる。(30分) |
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第2回 | ドイツ語の発音(1):ドイツ語固有の音声の発音の仕方を学ぶ <事前学習> 教科書の音声サイトからダウンロードして、ドイツ語の発音を聞いてみる。(30分) <事後学習> 授業で扱った発音を練習してみる。(30分) |
第3回 | ドイツ語の発音(2):ドイツ語の綴りと発音の関係を学ぶ <事前学習> 教科書の音声サイトURLを利用して、教科書p8~11までの発音を聞いておく。(30分) <事後学習>授業で扱った発音を練習してくる。(30分) |
第4回 | ドイツ語圏の国々と都市:ドイツ語の挨拶 <事前学習> ドイツ語圏の都市について調べてみる。教科書p11までの発音を聞いて発音練習をする。(30分) <事後学習> 授業で扱った発音を復習・練習してくる。(30分) |
第5回 | 文とは何か:主語と動詞を中心にして語順を考え, さらに文をつくってみる <事前学習> 教科書Lektion 1 のGrammatikの説明に目を通してくる。(30分) <事後学習> 配布したプリントに目を通してくる。(30分) |
第6回 | 動詞の人称変化とは何か:ドイツ語動詞の基本的人称変化とその応用を学ぶ <事前学習> 教科書p12の人称代名詞と定動詞の現在人称変化と箇所を予習しておく。(30分) <事後学習> 授業の内容を復習し、教科書p12~13の確認練習問題を解いてくる。(30分) |
第7回 | 人称代名詞とは何か:人称代名詞の使い方について学ぶ。 <事前学習> 教科書p14、15の確認練習問題を解いてくる。(30分) <事後学習> 教科書p15,16の発展練習問題をやってくる。(30分) |
第8回 | 名詞の性およびそれに付随する定冠詞と不定冠詞の変化を学ぶ。 否定文の作り方を学ぶ。 <事前学習> 教科書p18の名詞の性と定冠詞、p19の不定冠詞の項を読んでおく。(30分) <事後学習> 教科書p21の発展練習問題をやっておく。(30分) |
第9回 | 名詞の格の意味と格変化について学ぶ <事前学習> 教科書p18の定冠詞の変化表とp19の不定冠詞変化表に目を通して覚えておく。(30分) <事後学習> 教科書p18-20の確認練習問題2をやっておく。(30分) |
第10回 | 名詞の複数形およびその格変化と 人称代名詞の格変化について学ぶ。 <事前学習> 教科書p23・24の説明に目を通しておく。(30分) <事前学習> 教科書p23・24の確認練習問題をやっておく。(30分) |
第11回 | 不規則変化をする動詞の現在人称変化について学ぶ。 <事前学習> 教科書p28・29日の説明に目を通してくる。(30分) <事後学習> 教科書p28-30の確認練習問題をやっておく。(30分) |
第12回 | 定冠詞と不定冠詞と同じ変化をする冠詞類について学ぶ。 <事前学習> 教科書p34・35の説明に目を通してくる。(30分) <事後学習> 教科書p34-36の確認練習問題をやっておく。(30分) |
第13回 | 前置詞について学ぶ。 <事前学習> 教科書p40・41の前置詞に関する説明を読んでおく。(30分) <事後学習> 教科書で該当する部分の確認問題をやっておく。(60分) |
第14回 | 平常試験:ドイツ語文法の基礎的な文法項目をおさえ、簡単な文の構成をつかみその内容を理解できるようになるべく、試験を実施する。 <事後学習> 先回授業で扱ったプリントの内容をよく理解しておく。(30分) <事後学習> 試験でわからなかったことを調べておく。(30分) |
第15回 | 平常試験の解説:試験の内容を振り返ることで、重要な文法項目を再度確認・復習する。 <事前学習> 教科書6課まで復習しながら全体に目を通しておく。(30分) <事後学習> 音声サイトURLを利用して、Lektion 6まで聴いてみる。(30分) |
その他
教科書 |
前田良三・高木葉子 『身につくドイツ文法<Leicht>2』 郁文堂 2020年
初回授業で受講が決定した場合には、2週目までに教科書を購入すること。
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参考書 |
恒吉代良隆 『独検対策4級・3級問題集』 白水社 2010年
岡本順治 『解説がくわしいドイツ語入門』 白水社 2014年
独和の辞書については授業中に紹介する。授業中にスマートフォン・タブレット等携帯デバイスをを辞書として使用することは認めないので注意すること。
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成績評価の方法 及び基準 |
平常試験の結果(50%)と学習意欲・受講態度(30%)・小テスト及び課題(20%)を総合して評価する。ドイツ語検定試験合格の場合は考慮するので申し出ること。半期5回以上授業を欠席した場合は単位を認めない。 新型コロナウィルスの影響により、上記基準は変更になる可能性あり。変更の場合には、授業時に伝達する。 |
質問への対応 | 授業中、又は授業終了後。その他はオフィスアワーに対応する。 |
研究室又は 連絡先 |
火曜日のみ講師室(5号館1階) それ以外の連絡はメールで okamoto.tokiko20@nihon-u.ac.jp まで。 |
オフィスアワー |
火曜 船橋 12:30 ~ 13:10
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学生への メッセージ |
新しい言語を学ぶことは自分の世界を広げることでもあります。一緒にことばを学ぶ楽しさを発見していきましょう。 |