2020年 理工学部 シラバス - 教養教育・外国語・保健体育・共通基礎
設置情報
科目名 | 日本文芸学 | ||
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設置学科 | 一般教育 | 学年 | 2年 |
担当者 | 石尾 奈智子 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 水曜4 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | S34F |
クラス |
概要
学修到達目標 | 日本の伝統文芸、能、狂言、歌舞伎を鑑賞し、理解を深める。 近代文学がどのように成立し、展開していったかを学ぶ。 |
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授業形態及び 授業方法 |
伝統芸能の鑑賞と考察。 近代文学の講読と考察。 |
履修条件 | 明治維新以降、日本社会がどのように変容したかをおおよそ理解しておく。 文化教養サブメジャー設置科目 |
授業計画
第1回 | 日本文芸学で扱う内容を解説する 【事前学習】シラバスに目を通し、近代文学にいたるまでの日本の文学史を確認しておく。 (120分) 【事後学習】文学史を再確認しておく。 (120分) |
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第2回 | 文学史 韻文史 和歌から短歌への流れと、俳諧の発句から俳句にいたる韻文史を解説する。 【事前学習】俳諧が流行した理由を、指示した資料を参考にして考えておく。 (120分) 【事後学習】俳諧と俳句、和歌と短歌との違いを配布資料を再読して確認する。 (120分) |
第3回 | 近代短歌俳句講読 明治期の短歌の概要を解説する。 【事前学習】正岡子規の短歌を一読しておく。 (120分) 【事後学習】明治の短歌を再読し、理解を深める。 (120分) |
第4回 | 近代短歌俳句講読 正岡子規の短歌革新について解説し、子規の歌論および短歌を講読する。 【事前学習】明治維新以降の社会の変化を理解しておく。(120分) 【事後学習】正岡子規の短歌観を教科書で確認する。 (120分) |
第5回 | 近代短歌講読 与謝野鉄幹の歌論、「明星」短歌の解説をする。 与謝野晶子の短歌を講読する。 【事前学習】教科書の与謝野晶子の短歌を一読しておく。 (120分) 【事後学習】与謝野晶子の短歌を再読し、理解を深める。 (120分) |
第6回 | 近代短歌講読 石川啄木の短歌を講読する。 【事前学習】教科書の石川啄木の短歌を一読しておく。 (120分) 【事後学習】石川啄木の短歌を再読し、理解を深める。 (120分) |
第7回 | 近代短歌講読 若山牧水の短歌を講読する。 【事前学習】教科書の若山牧水の短歌を一読しておく。 (120分) 【事後学習】若山牧水の短歌を再読し、理解を深める。 (120分) |
第8回 | 近代俳句講読 正岡子規の俳句革新について解説し、子規の俳論および俳句を講読する。 【事前学習】教科書の子規の俳句を一読しておく。 (120分) 【事後学習】子規の俳句を再読し、俳句革新への理解を深める。 (120分) |
第9回 | 近代俳句講読 夏目漱石と子規との交流を資料をもとに解説し、漱石の俳句を講読する。 【事前学習】教科書の夏目漱石の俳句を一読しておく。 (120分) 【事後学習】夏目漱石の俳句を再読し、理解を深める。 (120分) |
第10回 | 近代俳句講読 高浜虚子・芥川龍之介の俳句を講読する。 【事前学習】教科書の高浜虚子・芥川龍之介の俳句を一読しておく。 (120分) 【事後学習】高浜虚子・芥川龍之介の俳句を再読し、理解を深める。 (120分) |
第11回 | 近代俳句講読 尾崎放哉・杉田久女の俳句を講読する 【事前学習】教科書の尾崎放哉・杉田久女の俳句を一読しておく。(120分) 【事後学習】尾崎放哉・杉田久女の俳句を再読し、理解を深める。 (120分) |
第12回 | 近代俳句講読 橋本多佳子、西東三鬼の俳句を講読する。 【事前学習】教科書の橋本多佳子、西東三鬼の俳句を一読しておく。(120分) 【事後学習】橋本多佳子、西東三鬼の俳句を再読し、理解を深める。 |
第13回 | 古典芸能 (1) 「能」「狂言」の解説と考察。 【事前学習】「能」が成立した時代がどのような社会だったのかを確認する。 「能」にはどのような作品があるのか、能楽論はどのようなことに言及してい るかを確認しておく。 「狂言」が「能」からどのように派生したかを確認する。 「狂言」にはどのような作品があるのかを確認しておく。 (120分) 【事後学習】「歌舞伎」が成立した時代背景を確認する。 (120分) |
第14回 | 古典芸能 (2) 「歌舞伎」の解説と考察。 理解度確認準備事項の解説。 【事前学習】近世時代はなぜ芸能が発展したのか、時代背景を確認しておく。 なぜ「歌舞伎」では男性が女性を演じるようになったのかを調べてお く。 (120分) 【事後学習】理解度確認事項の解答準備をする。(120分) |
第15回 | 理解度確認およびその解説。 【事前学習】理解度確認事項の解答をまとめる。 (120分) 【事後学習】学習内容を確認する。 (120分) |
その他
教科書 |
『コレクション近代日本文学』 冬至書房
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参考書 | |
成績評価の方法 及び基準 |
理解度確認(30%)と、提出物の完成度(70%)との総合評価。 |
質問への対応 | 講義時に指示する |
研究室又は 連絡先 |
ishio.nachiko20@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー | |
学生への メッセージ |
表現力は、読解力のうえに成り立つ。古典芸能から近代文学までの学習を通して、表現のヒントとなる知識を得たり、現代に通じるものの見方や考え方を見出していきたい。 |