2020年 理工学部 シラバス - 教養教育・外国語・保健体育・共通基礎
設置情報
科目名 | スポーツ健康科学 | ||
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設置学科 | 一般教育 | 学年 | 2年 |
担当者 | 難波 秀行 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 月曜2 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | T12A |
クラス | 2~4年 |
概要
学修到達目標 | 今日の急速な科学技術の発達は、我々に多大の便益をもたらし、生活は極めて便利で快適、効率の良いものになったが、その反面、運動不足、過食、ストレスによる変調、生活習慣病の顕著な増加は、高齢化とも合間って医療費・介護費増加の一因となり社会問題化している。健康を維持増進したりスポーツパフォーマンスを向上させるための「運動(トレーニング)」「食事」「休養」の正しい情報に加え,スポーツの社会的役割を理解し、個人が健康になることに加え、家族、さらに地域の子どもから高齢者まで多くの人々の健康を維持・増進させるための素養を身につける。 |
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授業形態及び 授業方法 |
PowerPointおよび配布資料を用いた授業を行う。 (2020年前期に限りオンライン授業を実施) |
履修条件 | スポーツⅠを修得していることが望まれる。 文化教養サブメジャー・コース設置科目 |
授業計画
第1回 | ガイダンス 現代社会における健康問題とスポーツの役割 1)健康の定義 2)生活習慣病および糖尿病の発症の機序 3)スポーツのコアバリュー 【事前学習】健康問題について新聞等を読み理解を深めておくこと(120分) 【事後学習】授業で学んだことを自身の生活の中で実践すること(120分) |
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第2回 | 身体活動と健康 1)身体活動基準の理解 2)身体組成(BMI,筋肉,脂肪) 3)痩身願望と健康 【事前学習】健康問題について新聞等を読み授業中の課題に備えること(120分) 【事後学習】授業で学んだことを自身の生活の中で実践すること(120分) |
第3回 | ライフステージと健康 1)平均寿命と健康寿命 2)メタボリックシンドローム,心筋梗塞,脳卒中 3)高齢化と社会保障問題 【事前学習】健康問題について新聞等を読み授業中の課題に備えること(120分) 【事後学習】授業で学んだことを自身の生活の中で実践すること(120分) |
第4回 | 身体活動と運動疫学 1)身体活動と死亡のリスク 2)座位行動 3)運動スポーツの効用 【事前学習】健康問題について新聞等を読み授業中の課題に備えること(120分) 【事後学習】授業で学んだことを自身の生活の中で実践すること(120分) |
第5回 | 運動スポーツの基礎 1)トレーニングの原則 2)運動プログラムの考え方 3)有酸素性運動と筋力トレーニング 【事前学習】スポーツについて新聞等を読み授業中の課題に備えること(120分) 【事後学習】授業で学んだことを自身の生活の中で実践すること(120分) |
第6回 | スポーツを上手になるためのポイント 1)イメージトレーニング 2)学習曲線(プラトーとスランプ) 3)目標設定 【事前学習】スポーツについて新聞等を読み授業中の課題に備えること(120分) 【事後学習】授業で学んだことを自身の生活の中で実践すること(120分) |
第7回 | 運動の動機づけと継続を科学する 1)運動が続く理由と続かない理由 2)セルフエフィカシー(自己効力感) 3)ソーシャルサポート(社会的支援) 【事前学習】スポーツについて新聞等を読み授業中の課題に備えること(120分) 【事後学習】授業で学んだことを自身の生活の中で実践すること(120分) |
第8回 | 心身のコンディショニングづくり(栄養と休養) 1)食事のバランス,栄養素 2)エネルギー摂取量と消費量 3)睡眠 【事前学習】栄養について新聞等を読み授業中の課題に備えること(120分) 【事後学習】授業で学んだことを自身の生活の中で実践すること(120分) |
第9回 | スポーツのパフォーマンスとドーピング問題 1)運動と遺伝 2)ドーピングの実態 3)スポーツの価値 【事前学習】ドーピングについて新聞等を読み授業中の課題に備えること(120分) 【事後学習】授業で学んだことを自身の生活の中で実践すること(120分) |
第10回 | こどものスポーツ 1)体力・運動能力の発育発達特性 2)スポーツ障害とその予防 3)部活動問題 【事前学習】部活動について新聞等を読み授業中の課題に備えること(120分) 【事後学習】授業で学んだことを自身の生活の中で実践すること(120分) |
第11回 | オリンピックの歴史と課題 1)オリンピック憲章 2)スポンサーシップのパラダイム 【事前学習】オリンピックについて新聞等を読み授業中の課題に備えること(120分) 【事後学習】授業で学んだことを自身の生活の中で実践すること(120分) |
第12回 | 身体活動にまつわる世界の動き 1)アメリカ合衆国の課題と対策 2)ウォーカビリティと自転車(モビリティマネジメント) 3)エコロジカルモデル 【事前学習】都市環境と身体活動について調べて授業中の課題に備えること(120分) 【事後学習】授業で学んだことを自身の生活の中で実践すること(120分) |
第13回 | 生涯スポーツとスポーツ立国戦略 1)スポーツ実施率の実態把握 2)地域総合型スポーツクラブ 3)する・みる・ささえるの好循環を生むために 【事前学習】地域総合型スポーツクラブについて調べて授業中の課題に備えること(120分) 【事後学習】授業で学んだことを自身の生活の中で実践すること(120分) |
第14回 | 理解度の確認 これまで学んだことの内容について試験を行う. レポート課題に取り組む. 【事前学習】これまで学んだ内容について調べてレポート課題に備えること(120分) 【事後学習】レポート課題で出題された問題と授業で学んだことを復習すること(120分) |
第15回 | まとめ これまで学んできた内容の要点について解説する. 【事前学習】これまで学んだ内容についてノートを整理すること(120分) 【事後学習】全授業で学んだことを復習し自身の生活で実践すること(120分) |
その他
教科書 |
適宜資料を配布する。
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参考書 |
『健康づくりのための身体活動基準 2013(厚生労働省)』
『スポーツ基本法 平成23年政令第231号(文部科学省)』
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成績評価の方法 及び基準 |
平常課題60%・レポート課題40%による総合評価 |
質問への対応 | 授業後教室、またはスポーツホール体育研究室で対応 |
研究室又は 連絡先 |
スポーツホール 体育研究室A nanba.hideyukiアットマークnihon-u.ac.jp (アットマークは@に変更ください) |
オフィスアワー |
火曜 船橋 16:00 ~ 17:00
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学生への メッセージ |
スポーツや健康に興味のある方は受講してください。心身が健康でなければ、勉学も仕事も上手く行きません。 |