2020年 理工学部 シラバス - 教養教育・外国語・保健体育・共通基礎
設置情報
科目名 | 教)機械(含実習) | ||
---|---|---|---|
設置学科 | 一般教育 | 学年 | 2年 |
担当者 | 冨岡 昇 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 水曜5 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | Y35A |
クラス |
概要
学修到達目標 | 機械工学科以外の学生を対象とし,機械工学の概要を理解することを目的としている.本科目では機械工学において中心的な役割をなす力学(工業力学,材料力学,熱力学,流体力学)を中心とし,機械および機械部品等の設計に必要な機械工作法,設計・製図などの基本的事項について理解し,具体的な実習(製図)によって,それらの知識を確実なものとすることを目標としている.この講義を通して以下の能力を身につける。 (1)機械工学の概要を説明することができる。 (2)材料力学の基本的な事項を説明することができる。 (3)工業力学の基本的事項を説明することができる。 (4)流体力学の基本的事項を説明することができる。 (5)熱力学の基本的事項を説明することができる。 (6)材料加工の基本的事項を説明することができる。 (7)機械設計製図の基本的項を説明できるとともに、簡単な図面を書くことができる。 |
---|---|
授業形態及び 授業方法 |
テキストおよび配布資料等を用いて板書による講義を行い,数回の実習(演習)を実施する. |
履修条件 | 「技術」の免許教科に対しては必修. |
授業計画
第1回 | 【授業内容】 授業内容,授業の進め方,成績の評価法 機械工学概論(機械工学とは、機械工学の基礎体系など) 【事前学習】 シラバス内容を確認して授業に臨むこと。(120分) 【事後学習】 講義のノートを読み返し理解を深めておく。(120分) |
---|---|
第2回 | 【授業内容】 材料力学 応力とひずみ、はりの曲げ 【事前学習】 教科書の1ページから20ページを読んで内容を把握して授業に望むこと。 (120分) 【事後学習】 講義のノートを読み返し理解を深めておく。(120分) |
第3回 | 【授業内容】 材料力学 軸のねじり、多軸応力 【事前学習】 教科書の20ページから33ページを読んで内容を把握して授業に望むこと。 (120分) 【事後学習】 講義のノートを読み返し理解を深めておく。(120分) |
第4回 | 【授業内容】 材料力学 ひずみエネルギ、座屈、材料強度、破壊力学 材料力学演習 【事前学習】 教科書の20ページから33ページを読んで内容を把握して授業に望むこと。 (120分) 【事後学習】 講義のノートを読み返し理解を深めておく。(120分) |
第5回 | 【授業内容】 機械力学 機械力学の基礎、解析力学の基礎 【事前学習】 教科書の51ページから59ページを読んで内容を把握して授業に望むこと。 (120分) 【事後学習】 講義のノートを読み返し理解を深めておく。(120分) |
第6回 | 【授業内容】 機械力学 機械のモデル化と運動方程式、1自由度振動系 【事前学習】 教科書の59ページから80ページを読んで内容を把握して授業に望むこと。 (120分) 【事後学習】 講義のノートを読み返し理解を深めておく。(120分) |
第7回 | 【授業内容】 機械力学 回転体の振動、2自由度振動系 機械力学演習 【事前学習】 教科書の80ページから96ページを読んで内容を把握して授業に望むこと。 (120分) 【事後学習】 講義のノートを読み返し理解を深めておく。(120分) |
第8回 | 【授業内容】 熱力学 熱力学の基礎、熱力学の第1法則 【事前学習】 教科書の97ページから110ページを読んで内容を把握して授業に望むこと。 (120分) 【事後学習】 講義のノートを読み返し理解を深めておく。(120分) |
第9回 | 【授業内容】 熱力学 熱力学の第2法則 【事前学習】 教科書の110ページから120ページを読んで内容を把握して授業に望むこと。 (120分) 【事後学習】 講義のノートを読み返し理解を深めておく。(120分) |
第10回 | 【授業内容】 熱力学 サイクル、伝熱の基礎 熱力学演習 【事前学習】 教科書の121ページから142ページを読んで内容を把握して授業に望むこと。 (120分) 【事後学習】 講義のノートを読み返し理解を深めておく。(120分) |
第11回 | 【授業内容】 流体力学 流体力学の基礎、流れの分類 【事前学習】 教科書の143ページから151ページを読んで内容を把握して授業に望むこと。 (120分) 【事後学習】 講義のノートを読み返し理解を深めておく。(120分) |
第12回 | 【授業内容】 流体力学 支配方程式、圧力と浮力 【事前学習】 教科書の151ページから162ページを読んで内容を把握して授業に望むこと。 (120分) 【事後学習】 講義のノートを読み返し理解を深めておく。(120分) |
第13回 | 【授業内容】 流体力学 低レイノルズ数、非圧縮性流 流体力学演習 【事前学習】 教科書の162ページから175ページを読んで内容を把握して授業に望むこと。 (120分) 【事後学習】 講義のノートを読み返し理解を深めておく。(120分) |
第14回 | 【授業内容】 材料加工 材料の加工方法 【事前学習】 配布資料を読んで内容を把握して授業に望むこと。(120分) 【事後学習】 講義のノートを読み返し理解を深めておく。(120分) |
第15回 | 【授業内容】 機械製図 機械製図の基礎 機械製図の演習 【事前学習】 配布資料を読んで内容を把握して授業に望むこと。(120分) 【事後学習】 講義のノートを読み返し理解を深めておく。(120分) |
その他
教科書 |
荒井正行、ほか7名 『理工系の基礎 機械工学』 丸善 2015年 第1版
機械工学の基幹となる、材料力学、機械力学、熱力学、流体力学の4力学に焦点を当て、その重要事項をまとめて解説したもので、機械工学を志す学生のみならず専門を異にする学生にとっても、機械工学の概要を知るために有益な書物である。
|
---|---|
参考書 |
機械工学キーワード120編集委員会 『機械工学キーワード120』 コロナ社 2012年 第1版
特になし.
|
成績評価の方法 及び基準 |
演習100% |
質問への対応 | オフィスアワーに受け付ける.メールでの質問も受け付ける. |
研究室又は 連絡先 |
駿河台校舎タワースコラ1608室 TEL 03-3259-0743 tomioka.noboru@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
水曜 駿河台 12:20 ~ 13:00
|
学生への メッセージ |