2020年 理工学部 シラバス - 教養教育・外国語・保健体育・共通基礎
設置情報
科目名 | 教)教育課程論 | ||
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設置学科 | 一般教育 | 学年 | 2年 |
担当者 | 黒田 友紀 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 土曜1 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | Y61A |
クラス | 新課程 |
概要
学修到達目標 | ・カリキュラムの編成原理について理解し、授業デザインや実践に活かそうとする。 ・学習指導要領の変遷や内容や社会背景を理解し、その役割、機能、意義を理解する。 ・免許取得予定の免許教科について、中学校あるいは高等学校の単元ごとの「指導と評価の計画」を作成できるようになる。 ・教科横断的な授業デザインや、学校段階をつなぐカリキュラムの編成について理解する。 ・カリキュラム・マネジメントについて理解し、カリキュラムの編成とその評価について理解する。 |
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授業形態及び 授業方法 |
授業を通して、すべての子どもの学びを保障する授業と教育課程について、受講者とともに考えていきたい。授業は講義を中心とするが、グループワークや授業のビデオ視聴やディスカッションを適宜取り入れる。 |
履修条件 | 教職課程の必修科目。 |
授業計画
第1回 | 学習の目的と授業計画、カリキュラムとは何か、カリキュラムの4層構造 【事前学習】シラバスを読み、カリキュラムについて考えてくること(60分)。 【事後学習】次回までの課題に取り組み、カリキュラムについて調べてくること(180分)。 |
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第2回 | 日本におけるカリキュラム①教育課程の編成の仕組み(教育課程行政) 【事前学習】教育課程行政について、まとめておくこと(90分)。 【事後学習】授業内容や配布資料をもとに、教育課程行政について理解を深めること。その際、図書館やインターネットで関連する項目を調べ、考察を深めること(150分)。 |
第3回 | 日本におけるカリキュラム②学習指導要領の特徴と改訂の背景 【事前学習】学習指導要領の改訂にともなう特徴について、調べておくこと(90分)。 【事後学習】授業内容や配布資料をもとに、学習指導要領(H29・30年告知)についての理解を深めること。その際、図書館やインターネットで関連する項目を調べ、考察を深めること(150分)。 |
第4回 | 日本におけるカリキュラム③学習指導要領の変遷 【事前学習】テキストや学習指導要領解説を読み、どんな変化があったのかをまとめておくこと(90分)。 【事後学習】授業内容や配布資料をもとに、学習指導要領の変遷についての理解を深める。その際、図書館やインターネットで関連する項目を調べ、考察を深めること(150分)。 |
第5回 | 日本におけるカリキュラム④各教科における教育内容の変遷 【事前学習】各教科における教育内容の変遷についてまとめてくること(120分)。 【事後学習】授業内容や配布資料をもとに、学習指導要領における各教科の学習内容の変遷についての理解を深める。その際、図書館やインターネットで関連する項目を調べ、考察を深めること(120分)。 |
第6回 | 日本におけるカリキュラム⑤教育評価、指導と評価の計画 【事前学習】教育評価について、調べたり考えたりしてくること(90分)。 【事後学習】授業内容や配布資料をもとに、教育評価やカリキュラムの評価についての理解を深める。その際、図書館やインターネットで関連する項目を調べ、考察を深めること(150分)。 |
第7回 | カリキュラムの編成原理①:児童中心主義と社会的効率主義 【事前学習】テキストや配布資料をもとに、児童中心主義と社会的効率主義について考えてくること(90分)。 【事後学習】授業内容や配布資料をもとに、児童中心主義と社会的効率主義の特徴について理解を深めること。その際、図書館やインターネットで関連する項目を調べ、考察を深めること(150分)。 |
第8回 | カリキュラムの構成原理②:学問中心カリキュラム・経験中心カリキュラム、編成の方法と分類 【事前学習】テキストや配布資料をもとに、学問中心カリキュラムと経験中心カリキュラムについて考えてくること(90分)。 【事後学習】授業内容や配布資料をもとに、行動主義と学問中心カリキュラムの特徴や編成の分類について理解を深めること。その際、図書館やインターネットで関連する項目を調べ、考察を深めること(150分)。 |
第9回 | カリキュラム・マネジメント①教育課程改革、総合的な学習の時間 【事前学習】総合的な学習の時間について、調べたり考えたりしてくること(90分)。 【事後学習】授業内容や配布資料をもとに、総合的な学習の時間についての理解を深める。その際、図書館やインターネットで関連する項目を調べ、考察を深めること(150分)。 |
第10回 | カリキュラム・マネジメント②教科横断的なカリキュラム、「つなぐ」カリキュラム 【事前学習】テキストや配布資料などをもとに、教科横断的なカリキュラムについて考えてくること(90分)。 【事後学習】授業内容や配布資料をもとに、教科横断的な授業(カリキュラム)を作成してくること。その際、図書館やインターネットで関連する項目を調べ、考察を深めること(150分)。 |
第11回 | カリキュラム・マネジメント③カリキュラムの評価 【事前学習】テキストや配布資料などをもとに、カリキュラムの評価について考えてくること(90分)。 【事後学習】授業内容や配布資料をもとに、カリキュラムの評価についての理解を深める。その際、図書館やインターネットで関連する項目を調べ、考察を深めること(150分)。 |
第12回 | ケアリングとカリキュラム・オーセンティックな学びを実現するカリキュラム 【事前学習】配布資料などをもとに、さまざまなカリキュラムについて考えてくること(90分)。 【事後学習】授業内容や配布資料をもとに、ケアリングとカリキュラムやオーセンティックな学びを実現するカリキュラムについての理解を深める。その際、図書館やインターネットで関連する項目を調べ、考察を深めること(150分)。 |
第13回 | ヒドゥン・カリキュラム①学校で子どもが学ぶことは何か 【事前学習】テキストや配布資料などをもとに、ヒドゥン・カリキュラムについて考えてくること(90分)。 【事後学習】授業内容や配布資料をもとに、ヒドゥン・カリキュラムについての理解を深める。その際、図書館やインターネットで関連する項目を調べ、考察を深めること(150分)。 |
第14回 | ヒドゥン・カリキュラム②教室実践・ジェンダーから考える 【事前学習】テキストや配布資料などをもとに、ヒドゥン・カリキュラムについて考えてくること(90分)。 【事後学習】授業内容や配布資料をもとに、ヒドゥン・カリキュラムについての理解を深める。その際、図書館やインターネットで関連する項目を調べ、考察を深めること(150分)。 |
第15回 | レポート作成と提出 【事前学習】これまでの復習をしておくこと(120分)。 【事後学習】授業内試験で理解できていなかったところは、復習しておくこと(150分)。 |
その他
教科書 |
山田雅彦編著 『教育課程論』 学文社 2016年
文部科学省 『中学校学習指導要領解説 総則』 2018年
文部科学省 『高等学校学習指導要領解説 総則』 2019年
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参考書 |
金井香里・佐藤英二・岩田一正・高井良健一 『子どもと教師のためのカリキュラム論』 成文堂 2019年 第初版
その他の参考書は、授業中に指示する。
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成績評価の方法 及び基準 |
・授業の課題への取り組み/リアクション・ペーパー(55%)、小レポート、課題、最終レポート(45%) から総合的に判断する。 ・課題やレポートについては、授業内でフィードバックを行う。 ・メディア授業は、毎回課題を提出することで「出席」とします。ですので、提出期限を超えても課題を提出するようにしてください。 |
質問への対応 | メール、リアクション・ペーパー、掲示板などに記載してください。また、CSTポータルのQ&Aでもお応えします。個別あるいは、全体に返信・フィードバックします。 |
研究室又は 連絡先 |
CSTポータルのFAQにメールアドレスを記載しています。 |
オフィスアワー |
火曜 駿河台 14:50 ~ 16:00 教職課程室(S605教室)
土曜 駿河台 12:00 ~ 13:00 教職課程室(S605教室)
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学生への メッセージ |
・受講者のニーズや状況等に応じてシラバスは変更することがある。 ・カリキュラム(教育課程)は、教師として授業づくりを考えるうえで、重要な部分です。自分の取得教科において、どのような授業が構想できるか考えながら取り組んでください。 ・メディア授業では不慣れなところもあると思いますが、頑張って取り組みましょう! |