2020年 理工学部 シラバス - 教養教育・外国語・保健体育・共通基礎
設置情報
科目名 | 教)理科教育法Ⅰ | ||
---|---|---|---|
設置学科 | 一般教育 | 学年 | 3年 |
担当者 | 大久保 尚紀 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 土曜5 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | Y65B |
クラス | 旧課程【集中】 |
概要
学修到達目標 | 本学部の理科教育法の流れ(理科教育法Ⅰでは教育課程の歴史・編成,学習指導要領および物理教育に関する話題を、教育法Ⅱでは教育現場に密着した内容や実験に関してと化学教育についてを、Ⅲでは地学が専門の先生による教育法を学ぶ)を理解する。 現在の理科教育および社会全体における現状を把握し、理科における教育課程の意義と編成を学び、説明することができること。また、中学・高校の学習指導要領の説明から、理科教育のあり方を物理に重点に学び、説明することができること。 |
---|---|
授業形態及び 授業方法 |
板書中心とした講義形式で行う。また、出席をかねて毎回レポート作成や小テストを行う。 |
履修条件 | ①H31(R1)年度入学生(編入生)からの新課程の学生は受講できない。それ以前の旧課程の再履集の学生が対象なので注意する事。 ②第1回に個別の指導を行うので必ず出席のこと ③教職の登録をし受講料を支払っている事。 ④公立高校受験問題程度(中学理科)の基礎物理に関しての基礎学力が無ければならない。 |
授業計画
第1回 | ・理科教育法の位置づけと流れを提示 ・基礎物理ミニテスト 【事後学習】理科教員としての目的意識を整理する(60分) 【基礎物理ミニテスト】次回解説 |
---|---|
第2回 | ・基礎物理ミニテストを通して ・理科教育を取り巻く環境について 【事後学習】テストの受講者の誤解答について整理する(240分) |
第3回 | ・理科の授業には何が大切か ・出席レポート1 ・授業資料や冬休みの宿題配布(郵送) 【事後学習】理科教員として科学するという観点で身近な現象を見直してみる(240分) 【レポート】レポートについて,問題点を1,2点に絞って,全体に注意喚起を行う。 |
第4回 | ・理科教育課程の歴史と意義 【事後学習】理科の指導要領の指針の歴史的変化などを復習する(240分) 【レポート】レポートについて,問題点を1,2点に絞って,全体に注意喚起を行う。 |
第5回 | ・教育課程の編成について ・出席レポート2 【事後学習】中学・高校の教育課程の編成に関して復習する(240分) 【レポート】レポートについて,問題点を1,2点に絞って,全体に注意喚起を行う。 |
第6回 | ・指導要領についての概略 【事後学習】配布プリントに関して,授業内で取り上げたところの前後について熟読して重要な点の補完をしておくこと(240分) 【レポート】レポートについて,問題点を1,2点に絞って,全体に注意喚起を行う。 |
第7回 | ・中学学習指導要領における理科の目標と内容 ・出席レポート3 【事後学習】配布プリントに関して,授業内で取り上げたところの前後について熟読して重要な点の補完をしておくこと。(300分) 【レポート】レポートについて,問題点を1,2点に絞って,全体に注意喚起を行う。 |
第8回 | ・中学指導要領から授業を考える 【事後学習】配布プリントに関して,授業内で取り上げたところの前後について熟読して重要な点の補完をしておくこと(240分) |
第9回 | ・中学物理分野における教材研究での問題点 ・出席レポート4 【事後学習】配布プリントに関して,授業内で取り上げたところの前後について熟読して重要な点の補完をしておくこと。(300分) 【レポート】レポートについて,問題点を1,2点に絞って,全体に注意喚起を行う。 |
第10回 | ・基礎物理テスト(高校入試問題から学ぶ) ・高等学校学習指導要領全般および理科における目標と内容 【事後学習】配布プリントに関して,授業内で取り上げたところの前後について熟読して重要な点の補完をしておくこと。(300分) 【事後学習】配布プリントに関して,授業内で取り上げたところの前後について熟読して重要な点の補完をしておくこと(240分) 【テスト】個別に誤解答した分野に関して提示し認識させる。 |
第11回 | ・高等学校指導要領から授業を考える 【事後学習】配布プリントに関して,授業内で取り上げたところの前後について熟読して重要な点の補完をしておくこと。(300分) |
第12回 | ・基礎物理再テスト(高校入試問題から学ぶ) ・物理分野における学習指導案について 【事前学習】学習指導案を作成する為に必要な教科書等の情報を集める(240分) |
第13回 | ・評価法について(歴史的な流れと様々な評価法の問題点) 【事後学習】指導案作成に関連する理科授業内容に関して整理しておくこと。(240分) |
第14回 | ・理教法テスト ・指導案作成の概要 【事後学習】冬休みの宿題として示された課題準備に取り組む(240分) 【テスト】全体にどんな点が課題なのか説明する。 |
第15回 | ・理科における学習指導案作成 ・現在の教育関連問題を考える(小論文) 【事後学習】出身地域の学習指導案を教員委員会のHP等から探し,内容の検討を行う(240分) 【小論文】大きな減点項目を指摘する |
その他
教科書 |
教科書なし。必要なものは配布します。
|
---|---|
参考書 |
学習指導要領
|
成績評価の方法 及び基準 |
[A]出席レポート(35%程度)・[B]基礎物理テスト(15%程度)・[C]理教法テスト(15%程度)・[D]小論文(15%程度)・[E]指導案レポート(15%程度)・[F]その他(5%程度)の総合評価とするが、[A][B]は7割,[C]~[E]は4割が最低基準であり,これらの中で1つでも基準に達しない評価がある場合は基本的には単位取得できない。また、連絡の無い無断欠席は大幅減点とする。 |
質問への対応 | オフィスアワーにて対応します。 ただし、会議などの場合もありますので、まずメールで連絡下さい。 |
研究室又は 連絡先 |
船橋校舎:1号館1階112室 nao@phys.ge.cst.nihon-u.ac.jp ※メールタイトルには「教職」や「理科教育法」等のキーワードが入っていて適切なものであること 駿河台校舎:教職課程室(S605,S606) |
オフィスアワー |
火曜 駿河台 16:00 ~ 17:30
|
学生への メッセージ |
必要なものは配布します |