2020年 短期大学部 シラバス - ものづくり・サイエンス総合学科
設置情報
科目名 | 無機化学Ⅰ | ||
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設置学科 | ものづくり・サイエンス総合学科 | 学年 | 1年 |
担当者 | 三五 弘之 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 火曜2 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | E22P |
クラス | |||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 1)原子の電子配置を築き上げることができる ⇒ 核外電子の挙動をイメージする 2)安定な電子配置を説明することができる ⇒ 化学結合に関わる原子・イオンの電子配置を知る 3)共有結合における電子の関わり方について説明することができる ⇒ 原子軌道と分子軌道の違いを知る 4)分子や結晶の構造について説明することができる ⇒ 規則正しい原子・分子・イオンの並び方を知る |
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授業形態及び 授業方法 |
メディアを利用して実施する. 理解を深めるために,適宜演習を行う(宿題とすることもある). |
履修条件 | 履修条件:選択科目 高等学校での「化学基礎」あるいは「化学」を履修していることが望ましいが,その復習からはじめるので心配せずに受講して欲しい. |
授業計画
第1回 | テーマ1:化学のはじまり (1)原子の概念,(2)ドルトンの原子説からアボガドロの分子説へ <準備学習>(2時間) 今回のテーマについて高等学校の教科書・参考書などを精読し,さらに不明な点は各自で調査し,簡潔に説明できるようにまとめておく.可能ならば,別掲の参考書も参照されたい. <事後学習>(2時間) 講義で用いたPower Point 資料をノートにまとめ,再度精読する. |
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第2回 | テーマ2:原子の構造 (1)Bohr の理論と水素原子模型 <準備学習>(2時間) 今回のテーマについて高等学校の教科書・参考書などを精読し,さらに不明な点は各自で調査し,簡潔に説明できるようにまとめておく.可能ならば,別掲の参考書も参照されたい. <事後学習>(2時間) 講義で用いたPower Point 資料をノートにまとめ,再度精読する. |
第3回 | (2)新しい原子模型と量子数 ー原子中の電子の状態を決める要因ー <準備学習>(2時間) 今回のテーマについて高等学校の教科書・参考書などを精読し,さらに不明な点は各自で調査し,簡潔に説明できるようにまとめておく.可能ならば,別掲の参考書も参照されたい. <事後学習>(2時間) 講義で用いたPower Point 資料をノートにまとめ,再度精読する. |
第4回 | (3)元素の築き上げ -Hund の法則,Pauli の排他律,電子配置による元素の分類ー <準備学習>(2時間) 今回のテーマについて高等学校の教科書・参考書などを精読し,さらに不明な点は各自で調査し,簡潔に説明できるようにまとめておく.可能ならば,別掲の参考書も参照されたい. <事後学習>(2時間) 講義で用いたPower Point 資料をノートにまとめ,再度精読する. |
第5回 | テーマ3:安定なイオンの電子配置 (1)貴ガス型電子殻構造,(2)18電子殻構造 <準備学習>(2時間) 今回のテーマについて高等学校の教科書・参考書などを精読し,さらに不明な点は各自で調査し,簡潔に説明できるようにまとめておく.可能ならば,別掲の参考書も参照されたい. <事後学習>(2時間) 講義で用いたPower Point 資料をノートにまとめ,再度精読する. |
第6回 | (3)不活性電子対効果,(4)有効核電荷 <準備学習>(2時間) 今回のテーマについて高等学校の教科書・参考書などを精読し,さらに不明な点は各自で調査し,簡潔に説明できるようにまとめておく.可能ならば,別掲の参考書も参照されたい. <事後学習>(2時間) 講義で用いたPower Point 資料をノートにまとめ,再度精読する. |
第7回 | テーマ4:元素の一般的性質 (1)原子の大きさ,(2)イオンの大きさ <準備学習>(2時間) 今回のテーマについて高等学校の教科書・参考書などを精読し,さらに不明な点は各自で調査し,簡潔に説明できるようにまとめておく.可能ならば,別掲の参考書も参照されたい. <事後学習>(2時間) 講義で用いたPower Point 資料をノートにまとめ,再度精読する. |
第8回 | 中間試験:レポート提出(1回目) 第1回から第7回に関する設問に解答し,レポートを作成して提出すること. |
第9回 | テーマ5:化学結合に関わるエネルギー (1)イオン化エネルギー,(2)電子親和力,(3)電気陰性度 <準備学習>(2時間) 今回のテーマについて高等学校の教科書・参考書などを精読し,さらに不明な点は各自で調査し,簡潔に説明できるようにまとめておく.可能ならば,別掲の参考書も参照されたい. <事後学習>(2時間) 講義で用いたPower Point 資料をノートにまとめ,再度精読する. |
第10回 | テーマ6:イオン結合と結晶構造 (1)イオン結合,(2)イオン結晶の構造 -限界半径比ー <準備学習>(2時間) 今回のテーマについて高等学校の教科書・参考書などを精読し,さらに不明な点は各自で調査し,簡潔に説明できるようにまとめておく.可能ならば,別掲の参考書も参照されたい. <事後学習>(2時間) 講義で用いたPower Point 資料をノートにまとめ,再度精読する. |
第11回 | (3)結晶格子の表し方 ー単位格子と結晶系及びブラベ格子ー,(4)格子欠陥 -化学量論的欠陥と非化学量論的欠陥ー <準備学習>(2時間) 今回のテーマについて高等学校の教科書・参考書などを精読し,さらに不明な点は各自で調査し,簡潔に説明できるようにまとめておく.可能ならば,別掲の参考書も参照されたい. <事後学習>(2時間) 講義で用いたPower Point 資料をノートにまとめ,再度精読する. |
第12回 | テーマ7:共有結合と分子モデル (1)ルイス構造,(2)共鳴の概念 <準備学習>(2時間) 今回のテーマについて高等学校の教科書・参考書などを精読し,さらに不明な点は各自で調査し,簡潔に説明できるようにまとめておく.可能ならば,別掲の参考書も参照されたい. <事後学習>(2時間) 講義で用いたPower Point 資料をノートにまとめ,再度精読する. |
第13回 | (3)原子価結合法と混成軌道 <準備学習>(2時間) 今回のテーマについて高等学校の教科書・参考書などを精読し,さらに不明な点は各自で調査し,簡潔に説明できるようにまとめておく.可能ならば,別掲の参考書も参照されたい. <事後学習>(2時間) 講義で用いたPower Point 資料をノートにまとめ,再度精読する. |
第14回 | (4)VSEPR理論に基づく分子の構造 <準備学習>(2時間) 今回のテーマについて高等学校の教科書・参考書などを精読し,さらに不明な点は各自で調査し,簡潔に説明できるようにまとめておく.可能ならば,別掲の参考書も参照されたい. <事後学習>(2時間) 講義で用いたPower Point 資料をノートにまとめ,再度精読する. |
第15回 | 最終試験:レポート提出(2回目) 第9回から第14回に関する設問に解答し,レポートを作成して提出すること. |
その他
教科書 |
本年度は使用しない.
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参考書 |
荻野 博 他著 『基本無機化学』 東京化学同人 2016年 第3版
三吉 克彦 『はじめて学ぶ大学の無機化学』 化学同人 2018年 第1版
田中 勝久 他訳 『シュライバー・アトキンス 無機化学(上)』 東京化学同人 2016年 第6版
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成績評価の方法 及び基準 |
中間試験(レポート),最終試験(レポート)および講義動画の視聴状況(平常点)等により評価する. |
質問への対応 | メールで対応する. |
研究室又は 連絡先 |
船橋校舎8号館822室,sango.hiroyuki@nihon-u.ac.jp 原則として,成績(点数)に関する問合せは不可 |
オフィスアワー |
火曜 船橋 12:10 ~ 13:20
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学生への メッセージ |
無機化学というよりは,「大学で学ぶ化学の出発点」といった位置づけの科目である. 気楽に受講して,しっかり「モノ」にして欲しい. |