2020年 短期大学部 シラバス - ものづくり・サイエンス総合学科
設置情報
科目名 | 化学実験Ⅱ | ||
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設置学科 | ものづくり・サイエンス総合学科 | 学年 | 1年 |
担当者 | 萩原・赤澤 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 火曜4・5・6 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | E24N |
クラス | |||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | ①溶液の調製および溶液の様々な濃度の計算ができる。 ②ろ過やガスバーナーでの加熱など実験上での基本的な操作を身につけることができる。 ③実験上の事故などを未然に防ぐすべを身につけることができる。 ④定性分析の手法を通じて得られた結果を正確に判断し、考察する力を養うことができる。 ⑤得られたデータを簡潔にレポートにまとめることができる。 ⑥実験結果をもとに未知試料について正しい手順で正確に分析することができる。 |
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授業形態及び 授業方法 |
各課題の実験前にメディアによる実験講義を行う。 講義内容を把握したうえで、各自が予習ノートを作成し予習を行う。 予習ノートに沿って対面実験を行い結果を実験ノートに記録する。 平常試験では、予習による知識と実験結果をもとに未知試料に対して分析操作を行い、 その分析結果などを評価する。実験ノート及びレポートも評価対象とする。 |
履修条件 | 前期設置科目化学Ⅰおよび後期設置科目分析化学Ⅰを受講していることが望ましい。 |
授業計画
第1回 | テキスト配付、定性分析実験概論講義、実験を安全に行うために諸注意 (メディア講義) 実験講義①(溶液の濃度、沈殿の生成) 実験台割り当て、実験器具の割り当ておよび洗浄 【事前学習】実験を安全に行うための心構えを思い出すこと(5分) 【事後学習】講義内容から, 沈殿生成反応に重要であった濃度計算や溶解度積などを振り返ること(10分) |
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第2回 | 実験①(対面実験) 簡単なガラス細工、炎色反応、溶液の濃度実験、沈殿の生成実験 【事前学習】ガラス細工時の安全性を確認しておくこと。実験を安全に行うための心構えを思い出すこと(10分) 【事後学習】実験を振り返って予想と結果の差異について考察し、実験ノートにまとめておくこと(10分) |
第3回 | 実験講義② 予習ノート作成 (メディア講義) I, II族陽イオンの定性分析実験 【事前学習】I, II族陽イオンの定性分析についての部分を読み、内容を確認すること(10分) 【事後学習】予習ノートを注意深く作成し、フローシートを実験する際で支障がないようにもれなく記載すること(60分) |
第4回 | 実験②(対面実験) I族陽イオンの定性分析実験 【事前学習】I族陽イオンの定性分析実験についての予習ノートを振り返り実験の行程をイメージすること(10分) 【事後学習】得られた反応や結果をデータシートにまとめ、気が付いた点や実験上での留意する点や考察などをまとめ、レポートとして提出すること(120分)。提出されたレポートは次回にコメントをする評価票を返却する。 |
第5回 | 実験③(対面実験) II族陽イオンの定性分析実験 【事前学習】II族陽イオンの定性分析実験についての予習ノートを振り返り実験の行程をイメージすること(10分) 【事後学習】得られた反応や結果をデータシートにまとめ、気が付いた点や実験上での留意する点や考察などをまとめ、レポートとして提出すること(120分)。提出されたレポートは次回にコメントをする評価票を返却する。 |
第6回 | 平常試験およびその解説①(対面実験) I,II族陽イオンを含む未知試料の定性分析 【事前学習】I・II族陽イオンの定性分析実験についての予習ノートを振り返り実験の行程をイメージすること。未知試料が含まれていた場合の対応について対策を立てること(10分) 【事後学習】得られた分析結果に対してはその場で正答を伝達する。どの部分で検出ができなくなったかなどを指導教員と相談し、追加で確認実験ができる場合はその都度行う。また、その時に指摘された実験上の注意や反応を実験ノートに記載し、今後の平常試験に備えること。(30分) |
第7回 | 実験講義③ 予習ノート作成(メディア講義) III, IV族陽イオンの定性分析実験 【事前学習】III, IV族陽イオンの定性分析についての部分を読み、内容を確認すること(10分) 【事後学習】予習ノートを注意深く作成し、フローシートを実験する際で支障がないようにもれなく記載すること(60分) |
第8回 | 実験④(対面実験) III族陽イオンの定性分析実験 【事前学習】III族陽イオンの定性分析実験についての予習ノートを振り返り実験の行程をイメージすること(10分) 【事後学習】得られた反応や結果をデータシートにまとめ、気が付いた点や実験上での留意する点や考察などをまとめ、レポートとして提出すること(120分)。提出されたレポートは次回にコメントをする評価票を返却する。 |
第9回 | 実験⑤(対面実験) IV族陽イオンの定性分析実験 【事前学習】IV族陽イオンの定性分析実験についての予習ノートを振り返り実験の行程をイメージすること(10分) 【事後学習】得られた反応や結果をデータシートにまとめ、気が付いた点や実験上での留意する点や考察などをまとめ、レポートとして提出すること(120分)。提出されたレポートは次回にコメントをする評価票を返却する。 |
第10回 | 平常試験およびその解説②(対面実験) III,IV族陽イオンを含む未知試料の定性分析 【事前学習】III・IV族陽イオンの定性分析実験についての予習ノートを振り返り実験の行程をイメージすること。未知試料が含まれていた場合の対応について対策を立てること(10分) 【事後学習】得られた分析結果に対してはその場で正答を伝達する。どの部分で検出ができなくなったかなどを指導教員と相談し、追加で確認実験ができる場合はその都度行う。また、その時に指摘された実験上の注意や反応を実験ノートに記載し、今後の平常試験に備えること。(30分) |
第11回 | 実験講義④ 予習ノート作成(メディア講義) V, VI族陽イオンの定性分析実験 【事前学習】V, VI族陽イオンの定性分析についての部分を読み、内容を確認すること(10分) 【事後学習】予習ノートを注意深く作成し、フローシートを実験する際で支障がないようにもれなく記載すること(60分) |
第12回 | 実験⑥(対面実験) V族陽イオンの定性分析実験 【事前学習】V族陽イオンの定性分析実験についての予習ノートを振り返り実験の行程をイメージすること(10分) 【事後学習】得られた反応や結果をデータシートにまとめ、気が付いた点や実験上での留意する点や考察などをまとめ、レポートとして提出すること(120分)。提出されたレポートは次回にコメントをする評価票を返却する。 |
第13回 | 実験⑦(対面実験) VI族陽イオンの定性分析実験 【事前学習】VI族陽イオンの定性分析実験についての予習ノートを振り返り実験の行程をイメージすること(10分) 【事後学習】得られた反応や結果をデータシートにまとめ、気が付いた点や実験上での留意する点や考察などをまとめ、レポートとして提出すること(120分)。提出されたレポートは次回にコメントをする評価票を返却する。 |
第14回 | 平常試験およびその解説③(対面実験) V,VI族陽イオンを含む未知試料の定性分析 【事前学習】V・VI族陽イオンの定性分析実験についての予習ノートを振り返り実験の行程をイメージすること。未知試料が含まれていた場合の対応について対策を立てること(10分) 【事後学習】得られた分析結果に対してはその場で正答を伝達する。どの部分で検出ができなくなったかなどを指導教員と相談し、追加で確認実験ができる場合はその都度行う。また、その時に指摘された実験上の注意や反応を実験ノートに記載し、今後の平常試験に備えること。(30分) |
第15回 | 平常試験およびその解説④(対面実験) 金属陽イオンを含む未知試料の定性分析 【事前学習】I~IV族陽イオンの定性分析実験についての予習ノートを振り返り実験の行程をイメージすること。未知試料が含まれていた場合の対応について対策を立てること(10分) 【事後学習】得られた分析結果に対してはその場で正答を伝達する。どの部分で検出ができなくなったかなどを指導教員と相談し、追加で確認実験ができる場合はその都度行う。また、その時に指摘された実験上の注意や反応を実験ノートに記載し、今後の実験操作に備えること。(30分) |
その他
教科書 |
テキストは可能な限り紙面で配布するが,
CSTポータルⅡ上に、pdfファイルとしてもアップする・
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参考書 | |
成績評価の方法 及び基準 |
実験レポート(60%), 未知試料試験(20%), 授業への取り組み状況(20%) 出席が総授業時間数の3/5に満たない場合は成績を評価しない 出席とは”講義動画視聴および対面による実験を行う事”である。 レポート未提出も試験を受験していないことと同等に成績を評価しない。 |
質問への対応 | 随時質問に対応する |
研究室又は 連絡先 |
萩原俊紀: hagiwara.toshiki@nihon-u.ac.jp 赤澤寛行: akazawa.hiroyuki@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
水曜 船橋 12:10 ~ 13:20 萩原俊紀(8号館837室)
月曜 船橋 12:10 ~ 13:20 赤澤寛行(8号館835A室)
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学生への メッセージ |
安全にそして好奇心をもって実験を行うこと 令和元年度成績分布 受講者 5名 (S 60%, A 20%, B 0%, C 20%, D 0%) |