2020年 短期大学部 シラバス - ものづくり・サイエンス総合学科
設置情報
科目名 | 機械工作実習Ⅱ | ||
---|---|---|---|
設置学科 | ものづくり・サイエンス総合学科 | 学年 | 2年 |
担当者 | 宮城・三浦 他 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 水曜3・4 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | E41F |
クラス | |||
履修系統図 | 履修系統図の確認 | ||
その他 | 実務経験のある教員による授業科目 |
概要
学修到達目標 | (1)機械工作実習Iにおける機械加工・機械製作の経験を元に,エンジン分解組立やメカトロニクス演習などを通して,機械加工・製作にかかる知識を深めていく. (2)機械の分解組立や部品加工を通して,機械の構造理解や解析する能力を身につける. |
---|---|
授業形態及び 授業方法 |
機械工作実習の後半の実習を行う. (エンジン分解・組立,エンジンの特性試験,溶接,鋳造,メカトロニクス演習,NC工作機械加工) 入構規制のため、対面実習の週を半分にして実施する。 前半は対面授業とし,少人数の班に分かれ,各実習テーマを順番に実習する. 各テーマは,メディア授業および対面授業の内容を踏まえた,作業内容レポートを作成し提出する. 後半はメディア授業として,各実習における作業内容を再確認し、実習テキストおよび自身の行った実習内容も踏まえて、より作業内容の理解を深めたレポートを提出する。 工作機械製造業(開発・設計部門)で勤務経験のある教員が,その経験を活かして,作業要領や安全についての考え方など実践的な実習指導を行う。(メカトロニクス演習,電子回路,エンジンの特性試験,NCフライス) |
履修条件 | 1年後期設置の機械工作実習Iを履修していること |
授業計画
第1回 | メディア講義:溶接加工のビデオ学修 (講義前)実習テキストの溶接加工の章を読み込み,溶接の作業について予習すること.:60分 |
---|---|
第2回 | メディア講義:鋳造加工のビデオ学修 (講義前)実習テキストの鋳造加工の章を読み込み,鋳造加工の作業について予習すること.:60分 |
第3回 | メディア講義:電子回路組立のビデオ学修 (講義前)実習テキストの電子回路組立の章を読み込み,電子回路組立の作業および作成する電子回路について予習すること.:60分 |
第4回 | メディア講義:内燃機械の分解・組立のビデオ学修 (講義前)実習テキストの内燃機械の分解・組立の章を読み込み,分解・組立の作業および工具の使用方法について予習すること.:60分 |
第5回 | メディア講義:内燃機関の出力測定のビデオ学修 (講義前)実習テキストの内燃機関の出力測定の章を読み込み,内燃機関の仕組みについて予習すること.:60分 |
第6回 | メディア講義:メカトロニクス演習のビデオ学修 (講義前)実習テキストのメカトロニクス演習の章を読み込み,メカトロニクスの基本的な考え方について予習すること.:60分 |
第7回 | メディア講義NC工作機械加工のビデオ学修 (講義前)実習テキストのNC工作機械加工の章を読み込み,NC工作機械加工の作業について予習すること.:60分 |
第8回 | 溶接加工の実習および報告書の提出 (講義前)実習テキストおよびビデオ学修の内容から,溶接の作業についての作業手順書を作成すること.:120分 (講義後)実習した作業内容から,溶接の作業における注意点などを追記して,作業手順書を完成すること.:60分 |
第9回 | 鋳造加工の実習および報告書の提出 (講義前)実習テキストおよびビデオ学修の内容から,鋳造加工についての作業手順書を作成すること.:120分 (講義後)実習した作業内容から,鋳造加工における注意点などを追記して,作業手順書を作業手順書を完成すること.:60分 |
第10回 | 電子回路組立の実習および報告書の提出 (講義前)実習テキストおよびビデオ学修の内容から,電子回路組立の作業についての作業手順書を作成すること.:120分 (講義後)実習した作業内容から,電子回路組立の作業における注意点などを追記して,作業手順書を作業手順書を完成すること.:60分 |
第11回 | 内燃機械の分解・組立の実習および報告書の提出 (講義前)実習テキストおよびビデオ学修の内容から,内燃機械の分解・組立の作業についての作業手順書を作成すること.:120分 (講義後)実習した作業内容から,内燃機械の分解・組立の作業における注意点などを追記して,作業手順書を完成すること.:60分 |
第12回 | 内燃機関の出力測定の実習および報告書の提出 (講義前)実習テキストおよびビデオ学修の内容から,内燃機関の出力測定の作業についての作業手順書を作成すること.:120分 (講義後)実習した作業内容から,内燃機関の出力測定の作業における注意点などを追記して,作業手順書を完成すること.:60分 |
第13回 | メカトロニクス演習の実習および報告書の提出 (講義前)実習テキストおよびビデオ学修の内容から,メカトロニクス演習の作業についての作業手順書を作成すること.:120分 (講義後)実習した作業内容から,メカトロニクス演習の作業における注意点などを追記して,作業手順書を完成すること.:60分 |
第14回 | NC工作機械加工の実習および報告書の提出 (講義前)実習テキストおよびビデオ学修の内容から,NC工作機械加工の作業についての作業手順書を作成すること.:120分 (講義後)実習した作業内容から,NC工作機械加工の作業における注意点などを追記して,作業手順書を完成すること.:60分 |
第15回 | メディア授業:各種作業レポートの提出および,確認テスト |
その他
教科書 |
テキストは,機械工作実習Iに配布したテキストを使用する.
|
---|---|
参考書 |
なし.
|
成績評価の方法 及び基準 |
①作業内容のビデオ学習,②対面授業による実習,③各種作業レポートの作成を行う. ②の対面授業における授業態度,および①と②を踏まえた,③の作業レポートの内容について総合的に評価する. 出席状況+授業中の態度 60%,提出物 40% |
質問への対応 | あらかじめ,研究室に連絡 |
研究室又は 連絡先 |
宮城 徳誠(047-469-5519) miyagi.norimasa@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
木曜 船橋 09:00 ~ 18:30
|
学生への メッセージ |
感染症対策の関係で,対面授業による実習は後期に行います. 安全面に十分に注意して,実習を進めてください. 【令和元年度成績分布状況】履修者数19名 S:10.53%,A:57.89%,B:31.58%,C:0% |