2020年 短期大学部 シラバス - ものづくり・サイエンス総合学科
設置情報
科目名 | 分析化学Ⅱ | ||
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設置学科 | ものづくり・サイエンス総合学科 | 学年 | 2年 |
担当者 | 吉川 賢治 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 木曜2 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | E42H |
クラス | |||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 分析化学Ⅰに続き,酸塩基反応,錯体生成反応,酸化還元反応および沈殿生成反応の基礎と分析化学的応用について学び,理解することができる. |
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授業形態及び 授業方法 |
メディア授業(オンデマンド方式)で講義を行う.また,出席状況の確認を兼ねた小テストを毎回実施する. |
履修条件 | 分析化学Ⅰを履修していることが望ましい. |
授業計画
第1回 | 講義内容の紹介 シラバスの確認,受講にあたっての諸注意など. 【事前学習】分析化学Ⅰ(とくに溶液のpH計算法)の範囲を読んでおくこと(180分). 【事後学習】講義中に出題した計算問題を完全に解答できるようにすること(60分). |
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第2回 | 酸塩基滴定(1) 強酸と強塩基の滴定について概説する. 【事前学習】教科書49ページから82ページの該当箇所を良く読んでおくこと(120分). 【事後学習】小テスト内の問題および類似問題を解答できるようにすること(120分). |
第3回 | 酸塩基滴定(2) 弱酸と強塩基の滴定について概説する. 【事前学習】教科書49ページから82ページの該当箇所を良く読んでおくこと(120分). 【事後学習】小テスト内の問題および類似問題を解答できるようにすること(120分). |
第4回 | 酸塩基滴定(3) 二酸塩基の滴定,酸塩基指示薬による終点の決定法について概説する. 【事前学習】教科書49ページから82ページの該当箇所を良く読んでおくこと(120分). 【事後学習】小テスト内の問題および類似問題を解答できるようにすること(120分). |
第5回 | 錯体生成反応(1) 錯体とキレートおよび金属錯体の安定性について概説する. 【事前学習】教科書84ページから95ページの該当箇所を良く読んでおくこと(120分). 【事後学習】小テスト内の問題および類似問題を解答できるようにすること(120分). |
第6回 | 錯体生成反応(2) 錯体生成反応の平衡論のうち,逐次生成定数と全生成定数を中心に概説する. 【事前学習】教科書95ページから113ページの該当箇所を良く読んでおくこと(120分). 【事後学習】小テスト内の問題および類似問題を解答できるようにすること(120分). |
第7回 | 錯体生成反応(3) 分析化学的応用例として,キレート滴定について概説する. 【事前学習】教科書113ページから128ページの該当箇所を良く読んでおくこと(120分). 【事後学習】小テスト内の問題および類似問題を解答できるようにすること(120分). |
第8回 | 平常試験およびその解説(1) 第2回~第7回の内容について試験および概説を行う. 【事前学習】第7回で紹介した出題範囲の関連問題を解答できるようにすること(180分). 【事後学習】解答できなかった箇所について改めて確認すること(60分). |
第9回 | 酸化還元反応(1) 酸化還元反応と電極電位について概説する. 【事前学習】教科書132ページから140ページの該当箇所を良く読んでおくこと(120分). 【事後学習】小テスト内の問題および類似問題を解答できるようにすること(120分). |
第10回 | 酸化還元反応(2) 複数の酸化還元系を含む溶液の電位について概説する. 【事前学習】教科書140ページから150ページの該当箇所を良く読んでおくこと(120分). 【事後学習】小テスト内の問題および類似問題を解答できるようにすること(120分). |
第11回 | 酸化還元反応(3) 分析化学的応用例として,過マンガン酸塩法による酸化還元滴定を中心に概説する. 【事前学習】教科書150ページから161ページの該当箇所を良く読んでおくこと(120分). 【事後学習】小テスト内の問題および類似問題を解答できるようにすること(120分). |
第12回 | 沈殿生成反応(1) 沈殿の生成と溶解について概説する. 【事前学習】教科書168ページから174ページの該当箇所を良く読んでおくこと(120分). 【事後学習】小テスト内の問題および類似問題を解答できるようにすること(120分). |
第13回 | 沈殿生成反応(2) 沈殿の生成過程について概説する. 【事前学習】教科書175ページから190ページの該当箇所を良く読んでおくこと(120分). 【事後学習】小テスト内の問題および類似問題を解答できるようにすること(120分). |
第14回 | 沈殿生成反応(3) 分析化学的応用例として,沈殿滴定について概説する. 【事前学習】教科書190ページから195ページの該当箇所を良く読んでおくこと(120分). 【事後学習】小テスト内の問題および類似問題を解答できるようにすること(120分). |
第15回 | 平常試験およびその解説(2) 第9回~第14回の内容について試験および概説を行う. 【事前学習】第14回で紹介した出題範囲の関連問題を解答できるようにすること(180分). 【事後学習】解答できなかった箇所について改めて確認すること(60分). |
その他
教科書 |
本水昌二 他 『基礎教育シリーズ分析化学 <基礎編>』 東京教学社 2011年
講義のときは教科書を必ず持参すること.
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参考書 |
G. D. Christian, P. K. Dasgupta, K. A. Schug(今任稔彦・角田欣一 監訳) 『原書7版 クリスチャン分析化学Ⅰ 基礎編』 丸善出版 2016年
G. D. Christian, P. K. Dasgupta, K. A. Schug(今任稔彦・角田欣一 監訳) 『原書7版 クリスチャン分析化学Ⅱ 機器分析編』 丸善出版 2017年
北條正司 他 『基本分析化学 イオン平衡から機器分析法まで』 三共出版 2020年
その他,必要に応じて講義のときに紹介する.
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成績評価の方法 及び基準 |
平常試験(70%),理解度の確認を兼ねた小テスト(30%)により総合評価する.なお,小テストの採点結果および模範解答例は次回の講義の開始時に返却し,必要に応じて概説する. 【令和元年度成績分布状況】 S:10%,A:30%,B:30%,C:10%,D:20% |
質問への対応 | 講義終了後,教室または研究室にて対応します. また,急な回答を必要としない場合はメールによる質問も受け付けます. |
研究室又は 連絡先 |
無機機能分析研究室(駿河台校舎2号館224B室) TEL:03-3259-0801,E-mail:yoshikawa.kenji@nihon-u.ac.jp (メール送信時は@を半角に変えて送信して下さい.) |
オフィスアワー |
月曜 駿河台 16:30 ~ 18:00 研究室にて対応する
木曜 船橋 12:10 ~ 12:40 講義終了後,教室にて対応する
金曜 駿河台 16:30 ~ 18:00 研究室にて対応する
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学生への メッセージ |
分析化学Ⅰで学習した溶液(主に水)に関する理論等は分析化学Ⅱでも共通知識として必要不可欠なので,繰り返し勉強しておくこと.講義の進行状況によっては,講義内容が多少前後する可能性があるが,その際は改めて連絡する.なお,やる気のない者(講義中の私語,他科目のレポート作成,携帯電話の使用など)には退室を命じます. |