2020年 短期大学部 シラバス - 総合教育科目・補充教育科目
設置情報
科目名 | 物理実験Ⅱ | ||
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設置学科 | 一般教育 | 学年 | 1年 |
担当者 | 豊田・梅津 | 履修期 | 後期 |
単位 | 1 | 曜日時限 | 土曜1・2 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | N61L |
クラス | 建築・生活デザイン・ものづくり・サイエンス総合(前半) |
概要
学修到達目標 | 様々な実験に自ら取り組み、基本分野である力学、熱学、電磁気学など各分野への理解を深め、工学実験における基礎的器具の使用が出来るようになること、また、レポート作成の基本を習得し、作成できることを目標とする。加えて、コンピュータを用いての計測・表示・視覚化も実習する。 |
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授業形態及び 授業方法 |
実験に関係する基本事項の習得,安全指導,レポートの作成方法,基礎的測定器具の使用訓練と誤差論概要及びデータ解析・演習など,必要な知識と技術を個別に学習・実習し,原則2~3人を1グループとして実験を行う。レポートは各自作成し提出する。 |
履修条件 | 基本事項は実験・実習をしながら学ぶが,実験を行う上での安全意識,実験・実習に向かうという意識・姿勢,体調管理は大事である。指導教員の指示に従い安全に実験できるよう心懸ける。2週で1テーマ行い,全部で7テーマの実験を行う。 |
授業計画
第1回 | 【WEB】I 微小長さの測定,ユーイングのヤング率の測定について実験の内容をWEBで学習する。*学生によりI~Kの実験順番は異なる。 【事前学習】教科書Iテーマを参照し,概要・実験方法について動画を見て学習する。「目的」「原理」「装置」「方法」などに関して、事前レポート(予習レポート)を作成する(60分)。 |
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第2回 | 【面接授業】I光学的てこを用いた測定実験:微小長さの測定,ユーイングのヤング率の測定 *学生によりI~Kの実験順番は異なる。 物体が弾性変形するとき、応力は歪みに比例する、というフックの法則を理解する。特に、一方向の伸び、あるいは縮みの変形に対する弾性定数であるヤング率の意味を考え、金属棒のたわみの大きさを光りてこを用いて測定し、ヤング率を求める。 |
第3回 | 同上(連続時限) |
第4回 | 【WEB】ヤング率の測定データを整理・解析する。 【事後学習】必要があれば予習レポートを修正し、実験結果その他を整理しレポートとして提出する(90分)。 |
第5回 | 【WEB】ヤング率の測定データを整理・解析する。 【事後学習】必要があれば予習レポートを修正し、実験結果その他を整理しレポートとして提出する(90分)。 |
第6回 | 【WEB】K電磁誘導及び回路の測定実験の内容をWEBで学習する。 *学生によりI~Kの実験順番は異なる。 【事前学習】教科書Jテーマを参照し、概要・実験方法について動画を見て学習する。「目的」「原理」「装置」「方法」などに関して、事前レポート(予習レポート)を作成する(60分)。 |
第7回 | 【面接授業】K電磁誘導及び回路の測定実験*学生によりI~Kの実験順番は異なる。 電磁誘導の測定実験,コンデンサー特性やダイオード特性実験,ダイオードブリッジを用いた整流装置の作成および測定実験。オシロスコープを用いて波形の観察を行う。 |
第8回 | 同上(連続時限) |
第9回 | 【WEB】J電磁誘導及び回路の測定実験のデータを整理・解析する。 【事後学習】必要があれば予習レポートを修正し、実験結果その他を整理しレポートとして提出する(90分)。 |
第10回 | 【WEB】J電磁誘導及び回路の測定実験のデータを整理・解析する。 【事後学習】必要があれば予習レポートを修正し、実験結果その他を整理しレポートとして提出する(90分)。 |
第11回 | 【WEB】Jパソコンを用いる測定実験:金属と半導体の電気抵抗の測定の内容をWEBで学習する。*学生によりI~Kの実験順番は異なり。 【事前学習】教科書Kテーマを参照し、概要・実験について動画を見直したり再確認を行う。「目的」「原理」「装置」「方法」などに関して、事前レポート(予習レポート)を作成する(60分)。 |
第12回 | 【面接授業】Jパソコンを用いる測定実験:金属と半導体の電気抵抗の測定の実験 *学生によりI~Kの実験順番は異なり。 測定データーをパソコンに取り込みグラフ化などの処理を学び,金属と半導体の電気抵抗の温度特性を理解する。片対数グラフの使用になれる。 |
第13回 | 同上(連続時限) |
第14回 | 【WEB】Jパソコンを用いる測定実験:金属と半導体の電気抵抗の測定のデータを整理・解析する。*学生によりI~Kの実験順番は異なり。 【事後学習】必要があれば予習レポートを修正し、実験結果その他を整理しレポートとして提出する(90分)。 |
第15回 | 【WEB】Jパソコンを用いる測定実験:金属と半導体の電気抵抗の測定のデータを整理・解析する。*学生によりI~Kの実験順番は異なり。 【事後学習】必要があれば予習レポートを修正し、実験結果その他を整理しレポートとして提出する(90分)。 |
その他
教科書 | |
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参考書 |
豊田陽己・岡田悟志・大久保尚紀・伴周一 『ものづくりいっぱい物理実験』 東京教学社 2018年 第1版
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成績評価の方法 及び基準 |
実験レポートによる総合評価。 |
質問への対応 | 随時、研究室、実験準備室で受け付ける。 |
研究室又は 連絡先 |
豊田 研究室:船橋校舎9号館2階921D室 E-Mail:toyoda.haruki@nihon-u.ac.jp 梅津 研究室:船橋校舎9号館2階921E室 E-Mail:umetsu.koichiro@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
火曜 船橋 12:10 ~ 13:10
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学生への メッセージ |
最後まであきらめず,頑張ってください。 【令和元年度成績分布状況】履修者数74名 S:31人(43.66%),A:19人(26.76%),B:12人(16.9%),C:4人(5.63%),D:5人(7.04%),E:3人 |