2020年 大学院理工学研究科 シラバス - 交通システム工学専攻
設置情報
| 科目名 | コンクリート工学特論 | ||
|---|---|---|---|
| 設置学科 | 交通システム工学専攻 | 学年 | 1年 |
| 担当者 | 齊藤 準平 | 履修期 | 後期 |
| 単位 | 2 | 曜日時限 | 水曜3 |
| 校舎 | 駿河台 | 時間割CD | B33B |
| クラス | |||
概要
| 学修到達目標 | 交通施設構造物に多く適用されるプレストレストコンクリート(PC)を対象として,原理と構造特性ならびに構造設計に必要な材料の性質や基礎理論を理解することができる。具体的には,PCの基本概念,PC用材料,PCの設計法,プレストレスの導入と損失,曲げ挙動の解析と設計,せん断挙動の解析と設計,局部応力,PC橋の維持管理などについて説明することができる。 |
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| 授業形態及び 授業方法 |
教科書を中心に講義を進めます。 (講義)パワーポイントを用いたメディア講義(オンデマンド)を行う。 |
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準備学習(予習・ 復習等)の内容・ 受講のための 予備知識 |
コンクリート構造、建設材料、構造力学の基礎的知識があるのが望ましい |
授業計画
| 第1回 | ガイダンス 総説(1) プレストレッシングの基本概念、PCの原理 【事前学習】事前資料をよく読み理解しておくこと。(120分) 【事後学習】講義ノートを読み返して講義の内容を整理、確認しておくこと。(120分) |
|---|---|
| 第2回 | 総説(2) PCの分類、PC構造の特徴 【事前学習】事前資料をよく読み理解しておくこと。(120分) 【事後学習】講義ノートを読み返して講義の内容を整理、確認しておくこと。(120分) |
| 第3回 | PC用材料 【事前学習】事前資料をよく読み理解しておくこと。(120分) 【事後学習】講義ノートを読み返して講義の内容を整理、確認しておくこと。(120分) |
| 第4回 | 設計(荷重と断面力) 【事前学習】事前資料をよく読み理解しておくこと。(120分) 【事後学習】講義ノートを読み返して講義の内容を整理、確認しておくこと。(120分) |
| 第5回 | 設計(応力度) 【事前学習】事前資料をよく読み理解しておくこと。(120分) 【事後学習】講義ノートを読み返して講義の内容を整理、確認しておくこと。(120分) |
| 第6回 | プレストレスの導入と損失(1) 【事前学習】事前資料をよく読み理解しておくこと。(120分) 【事後学習】講義ノートを読み返して講義の内容を整理、確認しておくこと。(120分) |
| 第7回 | プレストレスの導入と損失(2) 【事前学習】事前資料をよく読み理解しておくこと。(120分) 【事後学習】講義ノートを読み返して講義の内容を整理、確認しておくこと。(120分) |
| 第8回 | プレストレスの決め方 【事前学習】事前資料をよく読み理解しておくこと。(120分) 【事後学習】講義ノートを読み返して講義の内容を整理、確認しておくこと。(120分) |
| 第9回 | 曲げ挙動の解析と設計 【事前学習】事前資料をよく読み理解しておくこと。(120分) 【事後学習】講義ノートを読み返して講義の内容を整理、確認しておくこと。(120分) |
| 第10回 | せん断挙動の解析と設計 【事前学習】事前資料をよく読み理解しておくこと。(120分) 【事後学習】講義ノートを読み返して講義の内容を整理、確認しておくこと。(120分) |
| 第11回 | ねじり挙動の解析と設計、局部応力と設計 【事前学習】事前資料をよく読み理解しておくこと。(120分) 【事後学習】講義ノートを読み返して講義の内容を整理、確認しておくこと。(120分) |
| 第12回 | PC橋の計画と設計(1) 【事前学習】事前資料をよく読み理解しておくこと。(120分) 【事後学習】講義ノートを読み返して講義の内容を整理、確認しておくこと。(120分) |
| 第13回 | PC橋の計画と設計(2) 【事前学習】事前資料をよく読み理解しておくこと。(120分) 【事後学習】講義ノートを読み返して講義の内容を整理、確認しておくこと。(120分) |
| 第14回 | PC橋の維持管理 【事前学習】事前資料をよく読み理解しておくこと。(120分) 【事後学習】講義ノートを読み返して講義の内容を整理、確認しておくこと。(120分) |
| 第15回 | 講義のまとめ 課題レポートの提出 【事前学習】半期間の講義を振り返り、与えられたテーマについてレポートをまとめておくこと。(180分) 【事後学習】講義ノートを読み返して講義の内容を整理、確認しておくこと。(60分) |
その他
| 教科書 |
特に指定しない。授業時に各自、アップロードする資料を印刷し、授業に備えること。
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| 参考資料コメント 及び 資料(技術論文等) |
小林和夫・井上晋共著「プレストレストコンクリート工学」(国民科学者)とPC技術協会著「フレッシュマンのためのPC講座」を推薦する。PCの教科書として過去から多くの類似書が出版されているが、時代と共に土木学会の設計思想も変遷しており、出版された時期の相違により、土木学会の規程と参考書の記述内容とが常に一致するとは限らないことを承知されたい。
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| 成績評価の方法 及び基準 |
原則として,課題レポートに基づき,総合的に評価する。出席が80%未満のものは,評価の対象としない(正当な理由があり,追加課題を提出したものは除く)。 |
| 質問への対応 | 研究室あるいはメールにて対応する。 |
| 研究室又は 連絡先 |
構造工学研究室:船橋校舎7号館1階7110室 E-mail:saitou.junpei@nihon-u.ac.jp |
| オフィスアワー |
火曜 船橋 12:30 ~ 13:00
木曜 船橋 12:30 ~ 13:00
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| 学生への メッセージ |
学部では、コンクリート構造の基礎として鉄筋コンクリート(RC)構造を学習しました。大学院では、コンクリート構造の応用としてプレストレストコンクリート(PC)構造を学習します。多くの長大橋に用いられるPC構造を理解することは、長大橋の設計、建設、維持管理に必要となります。将来、そのような仕事に関わる人は、履修することを推奨します。 |