2020年 大学院理工学研究科 シラバス - 航空宇宙工学専攻
設置情報
科目名 | 有限要素法 | ||
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設置学科 | 航空宇宙工学専攻 | 学年 | 1年 |
担当者 | 長嶋 利夫 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 月曜3 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | H13B |
クラス | |||
その他 | 実務経験のある教員による授業科目 |
概要
学修到達目標 | FEMを構成する様々な要素技術の概要を知り、今後個別の専門分野においてFEMによる数値シミュレーションを実施するための、基礎知識、スキルを身に付けることを目標とする. |
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授業形態及び 授業方法 |
有限要素法に代表される計算力学手法を用いた工学解析、解析コンサルティング、ソフトウェア開発の実務経験を持つ担当教員が,解析事例などを交えたスライド資料を使って講義を行う. ZOOMを使ったオンライン授業を実施する。 アクセス方法は、第1回講義の前日(9月27日(日))までに、CSTポータルIIで連絡する。 |
準備学習(予習・ 復習等)の内容・ 受講のための 予備知識 |
物理(力学)、材料力学、数値計算法を既習していること. |
授業計画
第1回 | はじめに:有限要素法とは |
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第2回 | 材料力学概要1:応力、ひずみ、変位 |
第3回 | 材料力学概要2:はりの曲げ |
第4回 | 固体力学入門1:基礎方程式 |
第5回 | 固体力学入門2:仮想仕事の原理 |
第6回 | 数学の基礎1:線形代数 |
第7回 | 数学の基礎2:ベクトル解析 |
第8回 | 数値解析の基礎1:連立一次方程式の求解 |
第9回 | 数値解析の基礎2:数値積分法 |
第10回 | 有限要素法入門1:有限要素法の基本原理 |
第11回 | 有限要素法入門2:有限要素法の定式化(棒要素) |
第12回 | レポート課題の解説 |
第13回 | 有限要素法入門3:有限要素法の定式化(連続体要素) |
第14回 | 非線形有限要素法入門:非線形有限要素法とは |
第15回 | おわりに |
その他
教科書 | |
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参考資料コメント 及び 資料(技術論文等) |
青木隆平・長嶋利夫 『設計技術者が知っておくべき有限要素法の基本スキル』 オーム社 2018年
長嶋利夫 『応力解析のための有限要素法理論とプログラム実装の基礎』 コロナ社 2018年
長嶋利夫 『これだけ!有限要素法』 秀和システム 2015年
高野・浅井 『メカニカルシミュレーション入門』 コロナ社 2006年
計算工学研究会編、竹内、樫山、寺田共著 『計算力学―有限要素法の基礎―』 森北出版 2003年
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成績評価の方法 及び基準 |
毎回の演習(50%)、レポート(50%) |
質問への対応 | メールなど |
研究室又は 連絡先 |
nagashim@sophia.ac.jp |
オフィスアワー | |
学生への メッセージ |
有限要素法は、最先端の情報技術と古典的な学問成果という土台の上で、プログラミングや解析作業を通じて現象を理解し、また「ものづくり」に役立てることができる方法ですので、ぜひ勉強してみてください. |