2020年 大学院理工学研究科 シラバス - 電子工学専攻
設置情報
科目名 | 通信理論特論 | ||
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設置学科 | 電子工学専攻 | 学年 | 1年 |
担当者 | 佐藤 直 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 火曜2 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | J22A |
クラス |
概要
学修到達目標 | 通信伝送の基礎技術である信号解析,変復調,符号化に関わる諸原理・定理の他,待ち行列理論,トラヒック理論,ネットワーク理論,暗号理論など,現在の情報通信の基本となっている理論を理解し応用することができる. |
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授業形態及び 授業方法 |
PCプロジェクタを用いて講義を行う.講義資料(レジメ)を事前にCSTポータルにアップするのでダウンロードして講義に臨むこと. |
準備学習(予習・ 復習等)の内容・ 受講のための 予備知識 |
理工学部博士前期課程の学生で情報通信の基本的な学習に興味のある人なら誰でも履修可能.大学院進学予定の学部4年生の履修も歓迎する. |
授業計画
第1回 | イントロダクション 授業計画や成績評価などについて説明する. 通信の基礎 通信系のモデル,通信の品質,通信で用いる尺度など,通信の基礎を学ぶ(復習する). |
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第2回 | 信号と解析 フーリエ級数,フーリエ解析など信号解析の基礎を学ぶ.また,不確定性原理や標本化定理 を理解する. |
第3回 | アナログ変復調理論1 振幅変調,位相変調を学ぶ. |
第4回 | アナログ変復調理論2 周波数変調を学ぶ. |
第5回 | 雑音理論 アナログ変復調に伴う雑音の特性を理解する. |
第6回 | デジタル変調・パルス変調・デジタル信号中継 デジタル変調およびパルス変調を学ぶ.さらに,デジタル信号の中継方式と符号誤り特性を理解する. |
第7回 | 多重化方式・多元接続方式 中継区間における多重化および加入者区間における多元接続を理解する. |
第8回 | 符号理論1 符号誤り検出/訂正の数学的基礎を学ぶ. |
第9回 | 符号理論2 代表的な符号誤り検出/訂正方式とその検出/訂正特性を理解する. |
第10回 | 待ち行列理論 待ち行列モデルを学び,待ち時間特性を理解する. |
第11回 | トラヒック理論 トラヒック理論とその応用手法を学ぶ. |
第12回 | ネットワーク理論 通信ネットワークにおける最短経路決定手法,最大フロー評価手法を理解する. |
第13回 | 信頼性理論 通信システムの信頼性の評価・設計手法を学ぶ. |
第14回 | 暗号通信 暗号通信の原理を学び,暗号・復号方式を理解する. |
第15回 | 認証方式 デジタル署名と本人認証の基礎を学ぶ. |
その他
教科書 |
特になし
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参考資料コメント 及び 資料(技術論文等) |
『通信理論入門』 坂庭好一,笠井健太 コロナ社 2014年 第1版
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成績評価の方法 及び基準 |
レポートにより行う |
質問への対応 | 随時受け付ける.講義時間以外は電子メールにて. |
研究室又は 連絡先 |
佐藤 直(sato@iisec.ac.jp,090-5794-1195) |
オフィスアワー |
火曜 駿河台 15:40 ~ 16:40
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学生への メッセージ |