2020年 大学院理工学研究科 シラバス - 電子工学専攻
設置情報
科目名 | システム工学特論Ⅱ | ||
---|---|---|---|
設置学科 | 電子工学専攻 | 学年 | 1年 |
担当者 | 水間 毅 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 木曜1 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | J41B |
クラス | 大学院 |
概要
学修到達目標 | 学生の交通システムの駆動技術、制御技術等に関する基礎知識を習得し、また、環境に関する評価指標(省エネルギー性、二酸化炭素排出量等)に対する知見を得る。 |
---|---|
授業形態及び 授業方法 |
メディアを利用して実施する。 |
準備学習(予習・ 復習等)の内容・ 受講のための 予備知識 |
特にないが、日々乗車している鉄道、バスに対する技術的な興味(電力消費量、自動運転方法等)を持ってほしい。 |
授業計画
第1回 | 交通システムの体系を整理して、その技術的特徴を把握させる。 |
---|---|
第2回 | 交通システムの体系整理とともに、今後の新しい交通システムの可能性について講義、討論する。 |
第3回 | 交通システムの省エネルギーの指標に関する講義を行い、鉄道システムの優位性を示すとともに、自動運転による省エネルギー性の可能性に関する講義を行う。 |
第4回 | 交通システムの省環境性に関する講義を行い、鉄道システムの優位性を示すとともに、自動車の今後の、電気自動車の普及に関する省環境性の可能性に関する講義を行う。 |
第5回 | 交通システムのうち、公共交通システムの安全性に関する講義を行い、信号システムのフェールセーフ性に関する技術的講義を行うと主に、その評価指標(安全性)に関する講義を行う。 |
第6回 | 交通システムに関する安全性評価方法に関する講義を行い、FMEA,FTAに関する技術的特徴を講義する。 |
第7回 | 交通システムに関する信頼性評価方法に関する講義を行い、MTBF,MTTRに関する技術的特徴を講義する。 |
第8回 | 交通システムの実用化の方法に関する講義を行い、リニア地下鉄、リニモ等の実用化に際して実施された技術的手法を講義する。 |
第9回 | 交通システムに関する国際規格に関する講義を行い、鉄道に関しては、ISO,IECが重要な役割を果たすことを示す。 |
第10回 | 交通システムに関する認証に関する講義を行い、今後の日本の鉄道システムの輸出を考えた場合、認証が必須であることを示す。 |
第11回 | 交通システムのうち、鉄道に関する自動運転技術に関する講義を行い、その技術的特徴と安全確保方法を示す。 |
第12回 | 鉄道に関する自動運転の現状と今後の方向性に関する講義を行う。 |
第13回 | 交通システムのうち、自動車に関する自動運転についての講義を行い、そのぎじゅ的特徴と安全確保方法を示す。 |
第14回 | 自動車に関する自動運転の現状と今後の方向性に関する講義を行う。 |
第15回 | 鉄道、自動車の自動運転に関する国際基準、国際規格の現状と今後の方向性について講義を行う。 |
その他
教科書 |
なし
|
---|---|
参考資料コメント 及び 資料(技術論文等) |
なし
|
成績評価の方法 及び基準 |
レポート提出による講義への理解度により評価する。また、講義参加回数と質問への対応に関しても評価する。 |
質問への対応 | 質問へはその都度対応する。 |
研究室又は 連絡先 |
09025228663 mizuma@edu.k.u-tokyo.ac.jp ★★★履修登録などの事務的な質問は,応用情報工学科・高橋 聖(takahashi.sei@nihon-u.ac.jp)にしてください |
オフィスアワー | |
学生への メッセージ |
交通システムへの広い理解を養ってほしい。 |