2020年 大学院理工学研究科 シラバス - 物理学専攻
設置情報
科目名 | プラズマ物理学特論Ⅱ | ||
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設置学科 | 物理学専攻 | 学年 | 1年 |
担当者 | 浅井 朋彦 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 水曜6 金曜2 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | M36B M52B |
クラス |
概要
学修到達目標 | 核融合炉心を目指した磁場閉じ込めプラズマを中心に、プロセス用プラズマまた電気推進など,プラズマ中の種々の物理現象について解説する。また、これらのプラズマに対する実験によるアプローチや理論的な記述方法について理解することを目指す。 |
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授業形態及び 授業方法 |
プロジェクタおよび板書を併用した講義形式で実施する。適宜,理解度確認のための課題を実施し,評価の対象とする。 |
準備学習(予習・ 復習等)の内容・ 受講のための 予備知識 |
物理学科卒業程度の知識およびプラズマ物理学特論Iで解説された内容を理解していることが望ましい。 |
授業計画
第1回 | プラズマ物理学特論Iの内容を踏まえ、この講義で扱うプラズマのパラメータ領域とその特性や応用について概観する 【事前学習】電磁気学やプラズマ物理学など関連科目の内容を復習して授業に臨むこと(30分) 【事後学習】授業内容の復習をすること(30分) |
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第2回 | 核融合反応,熱核融合とは?,制御熱核融合研究の歴史 【事前学習】核融合科学や原子核物理学など関連科目の内容を復習して授業に臨むこと(30分) 【事後学習】授業内容の復習をすること(30分) |
第3回 | プラズマ物理学における核融合炉心プラズマの位置づけ 【事前学習】電磁気学やプラズマ物理学など関連科目の内容を復習して授業に臨むこと(30分) 【事後学習】授業内容の復習をすること(30分) |
第4回 | トーラス型閉じ込め方式における不安定性と制御 【事前学習】電磁気学,プラズマ物理学,流体力学など関連科目の内容を復習して授業に臨むこと(30分) 【事後学習】授業内容の復習をすること(30分) |
第5回 | 解放端系磁場閉じ込め方式 【事前学習】電磁気学,プラズマ物理学,流体力学など関連科目の内容を復習して授業に臨むこと(30分) 【事後学習】授業内容の復習をすること(30分) |
第6回 | 制御熱核融合研究の現状と今後の展望 【事前学習】プラズマ物理学,原子核物理学など関連科目の内容を復習して授業に臨むこと(30分) 【事後学習】授業内容の復習をすること(30分) |
第7回 | 理解度確認のための課題と解説 【事前学習】第1〜6回までの範囲を復習して授業に臨むことを推奨する(30分) 【事後学習】授業内容の復習をすること(30分) |
第8回 | プラズマプロセスの基礎 【事前学習】プラズマ物理学,熱学,統計力学など関連科目の内容を復習して授業に臨むこと(30分) 【事後学習】授業内容の復習をすること(30分) |
第9回 | イオン・フリーラディカルの生成,プラズマによる化学プロセス 【事前学習】プラズマ物理学,熱学,統計力学など関連科目の内容を復習して授業に臨むこと(30分) 【事後学習】授業内容の復習をすること(30分) |
第10回 | プラズマと生体の相互作用(プラズマの医療応用) 【事前学習】プラズマ物理学,熱学,統計力学など関連科目の内容を復習して授業に臨むこと(30分) 【事後学習】授業内容の復習をすること(30分) |
第11回 | 理解度確認のための課題と解説 【事前学習】第8〜10回までの範囲を復習して授業に臨むことを推奨する(30分) 【事後学習】授業内容の復習をすること(30分) |
第12回 | 電気推進機とプラズマ 【事前学習】電磁気学,プラズマ物理学など関連科目の内容を復習して授業に臨むこと(30分) 【事後学習】授業内容の復習をすること(30分) |
第13回 | プラズマの宇宙利用 【事前学習】電磁気学,プラズマ物理学など関連科目の内容を復習して授業に臨むこと(30分) 【事後学習】授業内容の復習をすること(30分) |
第14回 | 核融合推進の現状と展望 【事前学習】電磁気学,プラズマ物理学など関連科目の内容を復習して授業に臨むこと(30分) 【事後学習】授業内容の復習をすること(30分) |
第15回 | 理解度確認のための課題と解説 【事前学習】第12〜14回までの範囲を復習して授業に臨むことを推奨する(30分) 【事後学習】授業内容の復習をすること(30分) |
その他
教科書 |
特に教科書は指定しないが,自分にあった参考書を用いて予習・復習を行うことを推奨する。必要な資料は適宜配布する。
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参考資料コメント 及び 資料(技術論文等) |
高村秀一 『プラズマ理工学入門』 森北出版株式会社 1997年 第1版
狐崎晶雄、吉川庄一 『核融合への挑戦』 ブルーバックス 講談社 2004年 第1版
宮本健郎 『プラズマ物理・核融合』 東京大学出版会 2004年
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成績評価の方法 及び基準 |
授業内で行う課題により評価する。 |
質問への対応 | 授業内およびメールなどで随時対応する。 |
研究室又は 連絡先 |
7号館721A室(高橋) 7号館721C室(浅井) メールアドレスは授業中に指示する |
オフィスアワー |
金曜 駿河台 12:10 ~ 13:10 浅井、高橋
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学生への メッセージ |