2022年 理工学部 シラバス - 交通システム工学科
設置情報
科目名 | 交通流理論 | ||
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設置学科 | 交通システム工学科 | 学年 | 2年 |
担当者 | 下川・兵頭 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 火曜1 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | B21D |
クラス | |||
履修系統図 | エンジニアリングコースの系統図確認 マネジメントコースの系統図確認 | ||
その他 | 実務経験のある教員による授業科目 |
概要
学修到達目標 | 本科目のカリキュラム上の位置づけは,自動車交通流を中心として,微視的・巨視的な交通状態とその表現方法,渋滞の発生と渋滞の延伸・解消,交通容量,歩行者や自転車の交通流特性,交通事故による交通流への影響などの基礎的な知識を修得し,実際に対応できる交通技術者としての能力を養うことです. 本科目は,学科の学習・教育到達目標A〜I(「学生生活のしおり」p.1参照)のうち,D「専門応用学力」の達成に主体的に関与する重要な科目です. 本授業科目はDP1・3・5及びCP1・3・5に該当します. |
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授業形態及び 授業方法 |
授業は演習を交えて行います. 授業方法は「対面授業」とします. なお,本科目は技術士を有する実務経験のある教員が実務での適用を念頭に置きながら講義を行います. |
履修条件 | 専門教育科目,両コース必修科目 |
授業計画
第1回 | 交通流の状態とその表現(1):微視的状態量/Time-Space Diagramを用いた交通状態の表現(下川) 【事前学習】当該内容(例えば,参考資料①pp34-35)について予習しておくこと.(120分) 【事後学習】配布プリントとともに,授業内容を十分理解しておくこと.(120分) |
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第2回 | 交通流の状態とその表現(2):巨視的状態量/交通量・密度・速度を用いた交通状態の表現(下川) 【事前学習】当該内容(例えば,参考資料pp35-36)について予習しておくこと.(120分) 【事後学習】配布プリントとともに,授業内容を十分理解しておくこと.(120分) |
第3回 | 交通流の状態とその表現(3):交通流率・密度・速度との関係,流量保存則(下川) 【事前学習】当該内容(例えば,参考資料①pp37-40)について予習しておくこと.(120分) 【事後学習】配布プリントとともに,授業内容を十分理解しておくこと.(120分) |
第4回 | 交通流の状態とその表現(4):渋滞の定義と表現①(point-queueと待ち行列理論)(下川) 【事前学習】当該内容(例えば,参考資料①pp40-44)について予習しておくこと.(120分) 【事後学習】配布プリントとともに,授業内容を十分理解しておくこと.(120分) |
第5回 | 交通流の状態とその表現(5):渋滞の定義と表現②(ショックウェーブ)(下川) 【事前学習】当該内容(例えば,参考資料①pp44-45)について予習しておくこと.(120分) 【事後学習】配布プリントとともに,授業内容を十分理解しておくこと.(120分) |
第6回 | 交通流の状態とその表現(6):渋滞対策,これまでの復習(下川) 【事前学習】国土交通省・各道路会社のHPなどより各種渋滞対策について予習しておくこと.(120分) 【事後学習】配布プリントとともに,授業内容を十分理解しておくこと.(120分) |
第7回 | 復習テスト(1):第1回~第6回の復習テスト(下川) 【事前学習】これまでの授業内容を事前学習しておくこと.(120分) 【事後学習】テストの解説を十分理解しておくこと.(120分) |
第8回 | 交通容量(1):自動車交通流の特性(兵頭) 【事前学習】当該内容(例えば,参考資料①pp46-55)について予習しておくこと.(120分) 【事後学習】配布プリントとともに,授業内容を十分理解しておくこと.(120分) |
第9回 | 交通容量(2):交通容量の種類と定義,単路部の交通容量と計画・設計への適用(兵頭) 【事前学習】当該内容(例えば,参考資料①pp244-253)について予習しておくこと.(120分) 【事後学習】配布プリントとともに,授業内容を十分理解しておくこと.(120分) |
第10回 | 交通容量(3):交差点の種類,交通容量と飽和交通流率,信号制御の基本と交差点需要率(兵頭) 【事前学習】当該内容(例えば,参考資料①pp125-134)について予習しておくこと.(120分) 【事後学習】配布プリントとともに,授業内容を十分理解しておくこと.(120分) |
第11回 | 交通容量(4):信号交差点の交通容量(直進車線,右左折専用車線)(兵頭) 【事前学習】当該内容(例えば,参考資料②pp139-142)について予習しておくこと.(120分) 【事後学習】配布プリントとともに,授業内容を十分理解しておくこと.(120分) |
第12回 | 交通事故(1):歩行者・自転車交通流の特性,交通事故とその発生状況(兵頭) 【事前学習】当該内容(例えば,参考資料①pp56-64,180-187)について予習しておくこと.(120分) 【事後学習】配布プリントとともに,授業内容を十分理解しておくこと.(120分) |
第13回 | 交通事故(2):交通事故リスク分析と交通事故対策(兵頭) 【事前学習】当該内容(例えば,参考資料①pp188-206)について予習しておくこと.(120分) 【事後学習】配布プリントとともに,授業内容を十分理解しておくこと.(120分) |
第14回 | 復習テスト(2):第8回~第14回の復習テスト(兵頭) 【事前学習】これまでの授業内容を事前学習しておくこと.(120分) 【事後学習】配布プリントとともに,授業内容を十分理解しておくこと.(120分) |
第15回 | 平常試験および解説(下川・兵頭) 【事前学習】これまでの授業内容を事前学習しておくこと.(120分) 【事後学習】テストの解説を十分理解しておくこと.(120分) |
その他
教科書 |
教科書は使用しません.
予習復習にあたり,以下の参考資料を推奨します.
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参考書 |
一般社団法人 交通工学研究会 『参考資料①「道路交通技術必携2018」』 丸善㈱ 2018年年
一般社団法人 交通工学研究会 『参考資料②「平面交差の計画と設計 基礎編」』 丸善㈱ 2017年年
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成績評価の方法 及び基準 |
全体的な知識の理解度を学修到達目標に従い,復習テストで40%、平常試験60%で評価する. 出席が80%未満の場合は,原則として定期試験の採点対象としない.なお,正当な理由がある場合に限り追加課題の提出により採点対象とする. |
質問への対応 | E-mailにて対応する. |
研究室又は 連絡先 |
下川:道路マネジメント研究室 745A室 shimokawa.sumio@nihon-u.ac.jp 兵頭:運輸交通計画研究室 744室 hyoudou.satoshi@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
月曜 船橋 12:20 ~ 13:00 下川
火曜 船橋 12:20 ~ 13:00 下川
月曜 船橋 12:00 ~ 13:00 兵頭
月曜 船橋 12:00 ~ 13:00 兵頭
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学生への メッセージ |
交通を科学しよう. |