2022年 理工学部 シラバス - 精密機械工学科
設置情報
科目名 | 音響工学 | ||
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設置学科 | 精密機械工学科 | 学年 | 4年 |
担当者 | 松田 礼 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 水曜2 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | G32J |
クラス | |||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 音響工学に関する基礎知識,音と人間の関係,音の測定・解析方法,および利用技術について理解できる。 本授業科目はDP1・3・5及びCP1・3・5に該当している。 |
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授業形態及び 授業方法 |
対面授業を実施する。授業に関係する資料はCST-VOICEで適宜配布し,講義内容の理解を深めさせる。また,授業に関連した課題レポートの提出を課す。 |
履修条件 | 機械計測,電気・電子計測を修得していることが望ましい。 |
授業計画
第1回 | 音響工学の概要,授業で扱う内容について説明する。 1.音とは何か 【事前学習】シラバスを読んでこの授業で学ぶことを確認して分からない点をまとめておくこと。(90分) 【事後学習】テキスト1ページから5ページの音の種類,音速と媒質,音のエネルギについて理解しておくこと。(150分) |
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第2回 | 2.音波の基本的性質<1> ・振動現象と音波 【事前学習】テキスト6ページから7ページまで読んで分からない点をまとめておくこと。(90分) 【事後学習】音の物理量とその関係式について理解しておくこと。(150分) |
第3回 | 2.音波の基本的性質<2> ・音波の物理現象 【事前学習】テキスト6ページから7ページまで読んで分からない点をまとめておくこと。(90分) 【事後学習】干渉,うなり,ドップラー効果について理解しておくこと。(150分) |
第4回 | 3.音の単位とレベル<1> ・音波の速度 【事前学習】テキスト24ページから26ページまで読んで分からない点をまとめておくこと。(90分) 【事後学習】気体内の音波の伝搬,音の速度と温度の関係について理解しておくこと。(150分) |
第5回 | 3.音の単位とレベル<2> ・音圧レベル 【事前学習】テキスト26ページから28ページまで読んで分からない点をまとめておくこと。(90分) 【事後学習】音圧レベルの定義,単位,基準音圧について理解しておくこと。(150分) |
第6回 | 3.音の単位とレベル<3> ・音の強さと音の強さのレベル 【事前学習】テキスト28ページから30ページまで読んで分からない点をまとめておくこと。(90分) 【事後学習】音の強さの定義,音の強さのレベルと音圧レベルの関係について理解しておくこと。(150分) |
第7回 | 3.音の単位とレベル<4> ・音響出力と音響パワーレベル ・音の大きさと音の大きさのレベル 【事前学習】テキスト30ページから34ページまで読んで分からない点をまとめておくこと。(90分) 【事後学習】音響出力と音響パワーレベルの関係と計算式,等ラウドネス曲線について理解しておくこと。(150分) |
第8回 | 3.音の単位とレベル<5> ・合成音のレベル ・騒音レベル ・周波数分析 【事前学習】テキスト35ページから43ページまで読んで分からない点をまとめておくこと。(90分) 【事後学習】dB和・差の計算(簡便法も含む),騒音レベルとA・C特性,1/3オクターブ分析について理解しておくこと。(150分) |
第9回 | 4.フーリエ解析 【事前学習】テキスト44ページを読んで分からない点をまとめておくこと。(90分) 【事後学習】フーリエ解析の理論とFFTについて理解しておくこと。(150分) |
第10回 | 5.ひとの聴覚と騒音<1> ・音の大きさとラウドネスレベル ・可聴範囲 【事前学習】テキスト45ページから46ページまで読んで分からない点をまとめておくこと。(90分) 【事後学習】ラウドネスレベルと騒音レベル,人間の可聴範囲について理解しておくこと。(150分) |
第11回 | 5.ひとの聴覚と騒音<2> ・音の高さと音色 【事前学習】テキスト47ページから48ページまで読んで分からない点をまとめておくこと。(90分) 【事後学習】音の高さとその尺度,音色を決定する特徴について理解しておくこと。(150分) |
第12回 | 5.ひとの聴覚と騒音<3> ・マスキング効果 ・両耳効果と音像の定位 【事前学習】テキスト49ページから51ページまで読んで分からない点をまとめておくこと。(90分) 【事後学習】マスキング効果とその種類,両耳効果について理解しておくこと。(150分) |
第13回 | 6.音の計測手法(測定と評価)<1> ・音(騒音)の測定 ・騒音計(サウンドレベルメータ)の構成 【事前学習】テキスト52ページから54ページまで読んで分からない点をまとめておくこと。(90分) 【事後学習】音の測定と評価方法,騒音計の構成と仕組みについて理解しておくこと。(150分) |
第14回 | 6.音の計測手法(測定と評価)<2> ・暗騒音の補正 ・音の影響と評価 【事前学習】テキスト55ページから58ページまで読んで分からない点をまとめておくこと。(90分) 【事後学習】定常騒音に対する暗騒音補正,騒音による影響と評価について理解しておくこと。(150分) |
第15回 | 7.総まとめ これまでに学習してきた内容で特に重要な箇所を整理して解説する。 【事前学習】これまで学んできた内容を全体を通して学習しておくこと。(180分) 【事後学習】全体を通して再度復習して理解が定着するように学習すること。(60分) |
その他
教科書 |
オリジナルテキストを参考資料として配布する(CST-VOICEで配信する)。
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参考書 |
坂本真一,蘆原郁 『「音響学」を学ぶ前に読む本 [ISBN978-4-339-00891-3]』 コロナ社 2016年 第1版
平原達也,蘆原郁,小澤賢司,宮坂榮一 『音と人間 [ISBN978-4-339-01303-0]』 コロナ社 2013年 第1版
境久雄 『聴覚と音響心理 [ISBN978-4-339-00355-7]』 コロナ社 2006年 第12版
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成績評価の方法 及び基準 |
4~5回程度の通常課題(60%)と最終課題(40%)により評価する。 |
質問への対応 | 随時(授業後の教室,研究室)対応する。また,電子メールやCST-VOICEでも対応する。 |
研究室又は 連絡先 |
7号館1階715室 人間工学研究室 matsuda.hiroshi@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
水曜 船橋 13:20 ~ 14:50 7号館1階715室(松田研)
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学生への メッセージ |
日常生活における音や振動現象について興味をもって授業に臨んで下さい。 |