2022年 理工学部 シラバス - 電気工学科
設置情報
| 科目名 | 電子回路Ⅰ | ||
|---|---|---|---|
| 設置学科 | 電気工学科 | 学年 | 2年 |
| 担当者 | 松村 太陽 | 履修期 | 後期 |
| 単位 | 2 | 曜日時限 | 火曜3 |
| 校舎 | 駿河台 | 時間割CD | I23S |
| クラス | B | ||
| 履修系統図 | 履修系統図の確認 | ||
概要
| 学修到達目標 | 電子デバイスの発展に伴い電子回路技術も新たな展開を見せており、電子回路を学ぶ重要さがますます増している。本授業は、電子回路を構成する素子の特徴、基本特性を理解し、増幅回路をはじめ各種回路の設計並びに動作について学ぶ。 本授業科目はDP3・5及びCP3・5に該当しています。 |
|---|---|
| 授業形態及び 授業方法 |
「対面授業」 講義で学んだことをさらに演習、課題で復習させることで、理解度を高める。 |
| 履修条件 | 電気回路Ⅰ・Ⅱを履修していることが望ましい。 電子回路Ⅰは選択科目。 |
授業計画
| 第1回 | 電子回路の考え方 【事前学習】電気回路の講義内容を復習する(120分) 【事後学習】講義において興味を持った事象や法則・応用を詳細に調査し、章末の演習問題を計算する。(120分) |
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| 第2回 | 電源 (1)独立電源と制御電源 (2)インピーダンス整合 (3)重ねの理およびテブナンの定理 【事前学習】教科書の1.1～1.3を読み、理解できない個所を質問できるようにまとめておく。(120分) 【事後学習】講義において興味を持った事象や法則・応用を詳細に調査し、章末の演習問題を計算する。(120分) |
| 第3回 | 入出力特性の表現 (1)電力比、電圧比、電流比の表現方法 (2)周波数特性の表現方法 【事前学習】教科書の1.4、1.5を読み、理解できない個所を質問できるようにまとめておく。(120分) 【事後学習】講義において興味を持った事象や法則・応用を詳細に調査し、章末の演習問題を計算する。(120分) |
| 第4回 | 半導体の性質 (1)真性半導体と不純物半導体の性質 (2)キャリア移動 (3)ｐｎ接合とダイオード 【事前学習】教科書の2.1～2.3を読み、理解できない個所を質問できるようにまとめておく。(120分) 【事後学習】講義において興味を持った事象や法則・応用を詳細に調査し、章末の演習問題を計算する。(120分) |
| 第5回 | バイポーラトランジスタ (1)バイポーラトランジスタの動作と特性 (2)増幅動作と増幅率 【事前学習】教科書の2.4を読み、理解できない個所を質問できるようにまとめておく。(120分) 【事後学習】講義において興味を持った事象や法則・応用を詳細に調査し、章末の演習問題を計算する。(120分) |
| 第6回 | ＦＥＴ (1)接合型ＦＥＴの動作と特性 (2)ＭＯＳ ＦＥＴの動作と特性 【事前学習】教科書の2.5を読み、理解できない個所を質問できるようにまとめておく。(120分) 【事後学習】講義において興味を持った事象や法則・応用を詳細に調査し、章末の演習問題を計算する。(120分) |
| 第7回 | バイポーラトランジスタとＦＥＴの等価回路 (1)バイポーラトランジスタの直流等価回路 (2)バイポーラトランジスタの小信号等価回路 (3)Ｔ型等価回路の定数と四端子等価回路のｈパラメータ (4)ＦＥＴの小信号等価回路 【事前学習】教科書の2.6を読み、理解できない個所を質問できるようにまとめておく。(120分) 【事後学習】講義において興味を持った事象や法則・応用を詳細に調査し、章末の演習問題を計算する。(120分) |
| 第8回 | バイアス回路設計と直流動作点 (1)バイポーラトランジスタのバイアス回路とその設計 (2)バイポーラトランジスタの直流動作点およびコレクタ損失 【事前学習】教科書の3.1、3.2を読み、理解できない個所を質問できるようにまとめておく。(120分) 【事後学習】講義において興味を持った事象や法則・応用を詳細に調査し、章末の演習問題を計算する。(120分) |
| 第9回 | バイアス回路設計と直流動作点 (3)バイアス回路の簡易設計 (4)ナレータ・ノレータモデルとその設計 (5)ＦＥＴのバイアス回路とその設計 【事前学習】教科書の3.3を読み、理解できない個所を質問できるようにまとめておく。(120分) 【事後学習】講義において興味を持った事象や法則・応用を詳細に調査し、章末の演習問題を計算する。(120分) |
| 第10回 | 基本増幅回路とその設計 (1)利得および入力・出力インピーダンス (2)バイポーラトランジスタの基本増幅回路とその設計 【事前学習】教科書の3.4、3.5を読み、理解できない個所を質問できるようにまとめておく。(120分) 【事後学習】講義において興味を持った事象や法則・応用を詳細に調査し、章末の演習問題を計算する。(120分) |
| 第11回 | 基本増幅回路とその設計 (3)ＦＥＴの基本増幅回路とその設計 (4)基本増幅回路の従続接続とその設計 【事前学習】教科書の3.6～3.7を読み、理解できない個所を質問できるようにまとめておく。(120分) 【事後学習】講義において興味を持った事象や法則・応用を詳細に調査し、章末の演習問題を計算する。(120分) |
| 第12回 | 高周波等価回路とＧＢ積 (1)バイポーラトランジスタの周波数特性とＧＢ積 (2)バイポーラトランジスタの高周波等価回路 【事前学習】教科書の4.1.1を読み、理解できない個所を質問できるようにまとめておく。(120分) 【事後学習】講義において興味を持った事象や法則・応用を詳細に調査し、章末の演習問題を計算する。(120分) |
| 第13回 | 高周波等価回路とＧＢ積 (3)ＦＥＴの高周波等価回路 (4)ミラー効果 【事前学習】教科書の4.1.2、4.2を読み、理解できない個所を質問できるようにまとめておく。(120分) 【事後学習】講義において興味を持った事象や法則・応用を詳細に調査し、章末の演習問題を計算する。(120分) |
| 第14回 | 多段増幅器とその設計 (1)多段増幅器の周波数特性および利得 (2)多段増幅器の設計 周波数補償回路および広帯域増幅器 (1)ピーキングによる周波数特性補償回路 (2)広帯域増幅器とその設計 【事前学習】教科書の4.3～4.5を読み、理解できない個所を質問できるようにまとめておく。(120分) 【事後学習】講義において興味を持った事象や法則・応用を詳細に調査し、章末の演習問題を計算する。(120分) |
| 第15回 | 理解度確認試験及びその解説 【事前学習】これまでの講義内容を復習する(120分) 【事後学習】理解度確認試験において出題された事象や法則・応用及び計算問題を再度まとめておく。（120分） |
その他
| 教科書 |
藤井 信生 『アナログ電子回路 -集積回路化時代の- 第2版』 オーム社
ISBN：978-4-274-22432-4
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| 参考書 |
特に指定しない
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| 成績評価の方法 及び基準 |
理解度確認試験70% 課題レポート等の評価30% |
| 質問への対応 | 授業終了後の教室或いはメールで質問を受け付ける。 matsumura.taiyou@nihon-u.ac.jp |
| 研究室又は 連絡先 |
駿河台校舎タワー・スコラ16階S1612号室 その他諸事項は授業中或いはCST-VOICEで指示する。 |
| オフィスアワー |
火曜 駿河台 13:20 ～ 14:50 駿河台校舎 タワー・スコラ16階S1612号室
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| 学生への メッセージ |
エレクトロニクスの実学としての修得を目指す学生を希望する。 |