2022年 理工学部 シラバス - 物質応用化学科
設置情報
| 科目名 | 分析化学Ⅰ | ||
|---|---|---|---|
| 設置学科 | 物質応用化学科 | 学年 | 1年 |
| 担当者 | 森田 孝節 | 履修期 | 後期 |
| 単位 | 2 | 曜日時限 | 金曜2 |
| 校舎 | 船橋 | 時間割CD | L52A |
| クラス | B | ||
| 履修系統図 | 履修系統図の確認 | ||
概要
| 学修到達目標 | 「分析する」とは我々が理解しやすい「かたち」に変えて化学物質そのものを理解する学問である。溶液内の諸反応における化学量論ならびにその平衡についての基礎を学び，様々な状況における溶解度積や溶液のpHなど計算ができるようになる。すなわち，溶液の性質を変化させるパラメーターを理解し，その計算法を習得することができる。 本授業科目はDP1・3・5及びCP1・3・5に該当しています。 |
|---|---|
| 授業形態及び 授業方法 |
対面授業で行います。 |
| 履修条件 | 高校の化学における分析化学に関した内容を理解しておくこと。 |
授業計画
| 第1回 | 「分析化学」について2時間以上，予習すること 「分析化学」とは 「分析化学」について2時間以上，復習すること |
|---|---|
| 第2回 | 溶液の濃度表示法と化学分析に利用される化学反応について2時間以上，予習すること 溶液の濃度表示法と化学分析に利用される化学反応 ％濃度やモル濃度，希薄濃度を示すppmなどについて 溶液の濃度表示法と化学分析に利用される化学反応について2時間以上，復習すること |
| 第3回 | 分析に用いられる数値の取り扱いについて2時間以上，予習すること 分析化学に用いられる数値の取り扱い 精度と正確さ，不確かさ 有効数字の取り扱い 精度と正確さ，不確かさ，有効数字の取り扱いについて2時間以上，復習すること |
| 第4回 | 活量と活量係数について2時間以上，予習すること 水溶液と化学平衡 溶媒としての水の役割，活量と活量係数 モル濃度と活量の相違点 活量と活量係数，モル濃度と活量の違いについて2時間以上，復習すること |
| 第5回 | 活量および活量係数の求め方について2時間以上，予習すること 活量および活量係数の求め方 デバイーヒュッケルの式とイオン強度について 活量および活量係数及びイオン強度の求め方について2時間以上，復習すること |
| 第6回 | 各種の酸・塩基説について2時間以上，予習すること 酸・塩基平衡（１） 各種の酸・塩基説について 各種の酸・塩基説について2時間以上，復習すること |
| 第7回 | 溶液内での電荷収支と物質収支について2時間以上，予習すること 酸・塩基平衡（２） 溶液内での電荷収支と物質収支について 溶液内での電荷収支と物質収支について2時間以上，復習すること |
| 第8回 | 弱酸及び弱塩基のpHの計算，弱酸の塩及び弱塩基の塩のpHの計算について2時間以上，予習すること 酸・塩基平衡（３） 弱酸及び弱塩基のpHの計算，弱酸の塩及び弱塩基の塩のpHの計算について 弱酸及び弱塩基のpHの計算，弱酸の塩及び弱塩基の塩のpHの計算について2時間以上，復習すること |
| 第9回 | 低濃度の強酸及び強塩基のPHの計算について2時間以上，予習すること 酸・塩基平衡（４） 低濃度の強酸及び強塩基のpHの計算について 低濃度の強酸及び強塩基のpHの計算について2時間以上，復習すること |
| 第10回 | 緩衝作用と緩衝液のpHの計算について2時間以上，予習すること 酸・塩基平衡（５） 緩衝作用と緩衝液のpHの計算について 緩衝作用と緩衝液のpHの計算について2時間以上，復習すること |
| 第11回 | 多プロトン酸のpHの計算について2時間以上，予習すること 酸・塩基平衡（６） 多プロトン酸のpHの計算について（１） 多プロトン酸のpHの計算について2時間以上，復習すること |
| 第12回 | その他の多プロトン酸のpHの計算について2時間以上，予習すること 酸・塩基平衡（７） 多プロトン酸のpHの計算について（２） その他の多プロトン酸のpHの計算について2時間以上，復習すること |
| 第13回 | 溶解度と溶解度積について2時間以上，予習すること 沈殿平衡（１） 溶解度と溶解度積について 溶解度と溶解度積について2時間以上，復習すること |
| 第14回 | 沈殿の生成に及ぼす諸因子について2時間以上，予習すること 沈殿平衡（２）沈殿の生成に及ぼす諸因子について 沈殿の生成に及ぼす諸因子について2時間以上，復習すること |
| 第15回 | 総合的にまとめたものを2時間以上，予習すること まとめ 総合的にまとめたものを2時間以上，復習すること |
その他
| 教科書 |
本水昌二，朝本紘充，石坂昌司，井原敏博，内山一美，齊藤和憲，佐藤健二，塚原 聡，中釜達朗，西澤精一，沼田 靖，南澤宏明，森田孝節，吉川賢治 『基礎教育シリ－ズ・分析化学(基礎編)』 東京教学社 2021年 第2版版
講義のとき，教科書を必ず持参すること。
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| 参考書 |
本水 他 『分析化学演習』 東京教学社 2004年 第3版版
本水 他 『基礎教育シリーズ 新版 分析化学実験』 東京教学社 2012年 第2版版
講義のときに指示する。
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| 成績評価の方法 及び基準 |
平常試験（80%)さらに授業中に担当者が質問する等(20%)，総合的に評価します。 また理解度確認試験後，解説を行います。 |
| 質問への対応 | 講義終了後に質問の時間をとる。 |
| 研究室又は 連絡先 |
駿河台校舎2号館223室 E-mail：moｒita.yukitoki@nihon-u.ac.jp 03-3259-0820 |
| オフィスアワー |
月曜 駿河台 16:00 ～ 18:00
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| 学生への メッセージ |
社会では大学で化学を学んだ者として、常識的に理解している内容と考えられていることが多い範囲の教科です。ここで学習する内容をしっかり身に付けて、社会に出て欲しいと思います。 |