2022年 理工学部 シラバス - 教養教育・外国語・保健体育・共通基礎
設置情報
科目名 |
教養基礎ゼミナール
船橋(郷土)の自然環境
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設置学科 | 一般教育 | 学年 | 1年 |
担当者 | 梶山 貴弘 | 履修期 | 後期 |
単位 | 1 | 曜日時限 | 月曜6 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | S16F |
クラス | |||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 【授業概要】我々の日常生活は,自然環境が取り巻いた地表面空間で展開されており,人間と自然環境はお互いに影響を及ぼし合っている。このような身近な自然環境を調査して理解することは、自然環境の保護,防災・減災,地域問題の解決,地域資源の創出などの地域貢献活動にも繋がっていく。そこで本授業では,地理学・地球科学(地学)・生物学などを基礎とした,身近な地域の自然環境について調査・研究(探究)する。 ※2022年度は,船橋に限定せず,自分の郷土を対象として調査・研究を実施する。 【到達目標】身近な自然環境について理解することが出来る。また、身近な自然環境における研究テーマと計画の立案、その調査・分析,発表・表現方法に関する技術を修得することが出来る。 ※本授業科目はDP1・3・5・6・7及びCP1・3・5・6・7に該当しています。 |
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授業形態及び 授業方法 |
《オンデマンド型授業》CST-VOICEを利用して行う。本授業は講義と実習・演習形式で行い、全ての作業を自分で決めて進めなければならないため,各自が能動的に行動する必要がある。 授業全体の流れは,自分の郷土の自然環境を共通の調査・研究(探究)テーマとして,各自で具体的な目的・対象地域を決め,設定した計画に基づいて調査・解析を進めていく。調査・解析では,書籍・Web調査やPC解析・室内実験などのほか,一部では必ず野外調査を実施する必要がある。得られたデータを処理・分析し,オリジナルの地図・グラフ等を作成して,最終的にはレポートを作成し,受講者同士で閲覧する。 各回においては、配布資料を基に解説動画を視聴した上で,各自の調査・分析を行い,その内容を小レポートとして作成・提出する。小レポートの提出期限は,次回の授業日の前日までとし,おおむね翌日に返却する。 その他授業に関する案内は,全てCST-VOICEにおいて行う。なお,受講者数と社会情勢によっては,授業計画と内容を変更する場合がある。 ※2022年度は,オンデマンド型で実施するので,とくに自主的・能動的に行動すること。 |
履修条件 | 中学校社会科地理分野と中学校理科生物・地学分野の内容を復習しておくこと。 一般教育科目「地理学」「自然環境論」を履修することが望ましい。 「文化教養サブメジャーコース」の指定科目。 |
授業計画
第1回 | 授業の到達目標・計画・評価方法,地球の構成要素と関連性 ・地球惑星システム,環境,自然資源,自然災害,自然環境問題 【事前学習】シラバスを読んでおく。自然環境とその構成要素について専門書やインターネットで調べておく。(30分) 【事後学習】学習した内容について配布資料やメモなどを整理する。興味のある自然環境の要素について専門書やインターネットで調べる。(30分) |
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第2回 | 調査対象地域の自然環境の把握 ・調査する主な対象を決め,それに関する郷土の自然環境について文献調査をする。 【事前学習】自分の郷土の自然環境について、専門書やインターネットで調べるとともに、地図や衛星画像を読んでおく。(30分) 【事後学習】身近な地域の自然現象や問題について,最も興味のある事象・現象について,専門書やインターネットで調べておく。(30分) |
第3回 | 調査目的と調査方法・計画の立案 ・具体的な調査目的を決定し,その対象地域,調査方法,調査計画を立案する。 【事前学習】最も興味のある事象・現象やその対象地域を決める(調査テーマの決定)。(30分) 【事後学習】具体的な調査計画書を完成させる。(30分) |
第4回 | 調査・解析とその処理・分析① ・調査・解析を実施するとともに,その結果の処理・分析を実施する。 【事前学習】調査・解析対象と,その結果の処理・分析方法について,専門書やインターネットで調べておく。(30分) 【事後学習】補足調査・分析をおこなって,次回の調査・分析内容を決め,調査日誌を完成させる。(30分) |
第5回 | 調査・解析とその処理・分析② ・調査・解析を実施するとともに,その結果の処理・分析を実施する。 【事前学習】調査・解析対象と,その結果の処理・分析方法について,専門書やインターネットで調べておく。(30分) 【事後学習】補足調査・分析をおこなって,次回の調査・分析内容を決め,調査日誌を完成させる。(30分) |
第6回 | 調査・解析とその処理・分析③ ・調査・解析を実施するとともに,その結果の処理・分析を実施する。 【事前学習】調査・解析対象と,その結果の処理・分析方法について,専門書やインターネットで調べておく。(30分) 【事後学習】補足調査・分析をおこなって,次回の調査・分析内容を決め,調査日誌を完成させる。(30分) |
第7回 | 調査・解析とその処理・分析④ ・調査・解析を実施するとともに,その結果の処理・分析を実施する。 【事前学習】調査・解析対象と,その結果の処理・分析方法について,専門書やインターネットで調べておく。(30分) 【事後学習】補足調査・分析をおこなって,次回の調査・分析内容を決め,調査日誌を完成させる。(30分) |
第8回 | 中間成果の発表と議論 ・中間成果を発表するとともに,他の受講生の発表を閲覧して評価する。 【事前学習】中間成果の準備を終わらせる。(30分) 【事後学習】中間成果を閲覧して,評価・議論をおこなう。(30分) |
第9回 | 調査・解析とその処理・分析⑤ ・調査・解析を実施するとともに,その結果の処理・分析を実施する。 【事前学習】調査・解析対象と,その結果の処理・分析方法について,専門書やインターネットで調べておく。(30分) 【事後学習】補足調査・分析をおこなって,次回の調査・分析内容を決め,調査日誌を完成させる。(30分) |
第10回 | 調査・解析とその処理・分析⑥ ・調査・解析を実施するとともに,その結果の処理・分析を実施する。 【事前学習】調査・解析対象と,その結果の処理・分析方法について,専門書やインターネットで調べておく。(30分) 【事後学習】補足調査・分析をおこなって,次回の調査・分析内容を決め,調査日誌を完成させる。(30分) |
第11回 | 調査・解析とその処理・分析⑦ ・調査・解析を実施するとともに,その結果の処理・分析を実施する。 【事前学習】調査・解析対象と,その結果の処理・分析方法について,専門書やインターネットで調べておく。(30分) 【事後学習】補足調査・分析をおこなって,次回の調査・分析内容を決め,調査日誌を完成させる。(30分) |
第12回 | 調査・解析とその処理・分析⑧ ・調査・解析を実施するとともに,その結果の処理・分析を実施する。 【事前学習】調査・解析対象と,その結果の処理・分析方法について,専門書やインターネットで調べておく。(30分) 【事後学習】【事後学習】補足調査・分析をおこなって,次回の調査・分析内容を決め,調査日誌を完成させる。また,全ての調査と分析を終わらせる。(30分) |
第13回 | 調査報告書(期末レポート)の作成と発表の準備 ・調査報告書(期末レポート)を作成し,発表の準備をする。 【事前学習】全ての調査と分析を終わらせる。(30分) 【事後学習】調査報告書を完成させる。(30分) |
第14回 | 調査報告書(期末レポート)の発表とその議論① ・調査報告書(レポート)を発表するとともに,他の受講生のレポートを閲覧して評価する。 【事前学習】調査報告書を完成させる。(30分) 【事後学習】調査報告書を閲覧して,評価・議論をおこなう。(30分) |
第15回 | 調査報告書(期末レポート)の発表とその議論②,まとめ,補足事項 ・調査報告書(レポート)を発表するとともに,他の受講生のレポートを閲覧して評価する。 【事前学習】調査報告書を閲覧して,評価・議論をおこなう。(30分) 【事後学習】今後の発展的な学習計画について考える。(30分) |
その他
教科書 |
教科書は指定しない。必要に応じて配布資料をアップロードするので,印刷すること。
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参考書 |
授業時に紹介する。
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成績評価の方法 及び基準 |
成績評価は、期末レポート(50%)、平常点(50%)から評価する。平常点は,各回の小レポートと,他者の中間・期末レポートに対しての評価回数とする。 |
質問への対応 | 基本的には授業終了後またはオフィスアワーで対応するが,研究室在室時で可能な場合であればいつでも対応する。また,Eメールでも対応する。 |
研究室又は 連絡先 |
駿河台校舎 タワー・スコラ11階S1112室 船橋校舎 8号館4階842室 Eメール:kajiyama.takahiro@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
火曜 船橋 15:00 ~ 16:30
水曜 駿河台 15:00 ~ 16:30
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学生への メッセージ |
講義が主体ではないので、自分で行動しないと調査結果が得られず、発表や報告書の作成をすることが出来ません。各自が能動的に行動するようにしましょう。また、身近な自然現象を理解するためには,より広い時空間スケールにおける位置付けや,他の現象との相互作用を考える必要があるので,常に広い視野を持つように心掛けましょう。なお事前・事後学習には,図書館を活用すると効果的です。 |