2022年 短期大学部 シラバス - 総合教育科目・補充教育科目
設置情報
科目名 | 日本語表現の基礎 | ||
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設置学科 | 一般教育 | 学年 | 1年 |
担当者 | 石尾 奈智子 | 履修期 | 後期 |
単位 | 1 | 曜日時限 | 水曜6 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | N36L |
クラス |
概要
学修到達目標 | 正確に伝わる文章力を身につけることが本授業の目的である。授業の柱は以下の3点となる。 ➀語彙力をつける。意識して、使える言葉の数を増やすようにする。 ②悪文を書かない。 ③わかりやすい文章を書くことを心掛ける。 読み手に理解しやすい文章を書くことを心掛けたい。 本授業科目はDP1及びCP1に該当しています。 科目ナンバリング:LLaJ-107 |
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授業形態及び 授業方法 |
オンデマンド型授業を実施する(CST-VOICEを利用した授業。リアルタイムの授業ではない)。なお、「学修到達目標」の②の「悪文を書かない。」という項目は第2回から第6回にかけて集中的に学習する予定である。よい表現の前に、どのようなものが悪文とされるのかを理解してもらうことがねらいである。授業の後半では、同世代以外の読み手を意識して文章を書いてもらうことになる。社会人となってからも通用する力を身につけてもらいたいからである。 |
履修条件 | 2/3以上の出席(課題の提出をもって出席とする)をしていなければ、成績評価の対象とはしない。ただし出席のみで、単位の修得が保証される訳ではないので注意すること。 未完成の文章や他の科目のものを誤って提出した場合、欠席扱いとする。またインターネット上の文章を丸写しにした場合は、採点の対象としない。なお、この授業はグループワークを行う授業ではない。同じ文章が複数出てきた場合、全て採点の対象外とする。 社会コミュニケーションサブメジャー・コース設置科目 |
授業計画
第1回 | 授業の進め方、成績評価の方法などを説明する。 表記の原則、記号の使い方を理解する。原稿用紙の使い方を確認する。 【事前学習】この科目のシラバスを熟読しておくことはもちろん、教養教育科目のシラバスをよく読んだ上で授業に参加すること。(30分) 【事後学習】辞書を活用して、言葉の意味を正しく理解するよう努めること。 言語の知識に関する課題に取り組むこと。(30分) 課題提出期限 10月4日 |
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第2回 | 3 話し言葉と書き言葉の違い 話し言葉と書き言葉の違いを説明する。実際に話し言葉を書き言葉に書き換える練習を行う。 *悪文の推敲① 主語と述語がうまく呼応していない文を推敲する。 【事前学習】テキストの該当箇所を熟読する。p7~p8、p13~p15。(30分) 【事後学習】課題に取り組み、授業内容を理解しておくこと。(30分) 課題提出期限 10月11日 |
第3回 | 5 段落を作る 中心文(トピックセンテンス)と支持文(サブセンテンス)について解説する。段落の役割に注意しながら、文章を書く練習をする。 【事前学習】テキストの該当箇所を熟読する。p8~p9、p23~p29。(30分) 【事後学習】授業内容を確認、理解しておくこと。また読み手を意識した書き方を、他の教養教育科目でも応用できるかどうか、各自で実践してみること。(30分) 課題提出期限 10月18日 |
第4回 | 4 何を書くか、どう書くか テーマの選び方や書き方を解説する。文章の構成法について学習する。 【事前学習】テキストの該当箇所を熟読する。p9、p18~p21。(30分) 【事後学習】授業内容を確認、理解しておくこと。(30分) 課題提出期限 10月25日 |
第5回 | 7 要約文⑴ 要約文の書き方について説明する。テキストの例文を解説する。 キーワードやキーセンテンスの見つけ方について学習する。 【事前学習】テキストの該当箇所を熟読する。p10、p32~p34。(30分) 【事後学習】授業内容を確認、理解しておくこと。(30分) 課題提出期限 11月1日 |
第6回 | 7 要約文⑵ 課題文を要約する。その後コメントを作成する。 *悪文の推敲⑤ 読点の付け方について確認する。 【事前学習】テキストの該当箇所を熟読する。p10~p11、p31。(30分) 【事後学習】授業内容を確認、理解しておくこと。他の教養教育科目で取り上げた文章などを要約してみること。(30分) 課題提出期限 11月8日 |
第7回 | 8 説明文 説明文の書き方を解説する。手順を説明する文章を書く。概念を説明する文章を書く。 【事前学習】テキストの該当箇所を熟読する。p36~p37。p73~p74(30分) 【事後学習】授業内容を確認、理解しておくこと。(30分) 課題提出期限 11月15日 |
第8回 | 11 レポート・小論文の書き方 資料の探し方、参考文献の扱い方を解説する。 【事前学習】テキストの該当箇所を熟読する。p51~p53。(30分) 【事後学習】授業内容を確認、理解しておくこと。(30分) 課題提出期限 11月22日 |
第9回 | 9 意見文⑴ 意見文の書き方を解説する。主張とそれを裏付ける理由の書き方を説明する。 *漢字② 同音異義語 【事前学習】テキストの該当箇所を熟読する。p39~p41。p74~p76(30分) 【事後学習】授業内容を確認、理解しておくこと。(30分) 課題提出期限 11月29日 |
第10回 | 9 意見文⑵ 意見文の書き方を学習する。参考文献を使用した意見の書き方を解説する。 *漢字③ 四字熟語 【事前学習】テキストの該当箇所を熟読する。p41~p43。p77~p79(30分) 【事後学習】授業内容を確認、理解しておくこと。また意見文の書き方を他の教養教育科目などでも応用できるかどうか、各自で実践してみること。(30分) 課題提出期限 12月13日 |
第11回 | 10 自己PR 自己PR作成例を紹介する。 【事前学習】テキストの該当箇所を熟読する。p45~p50。(30分) 【事後学習】授業内容を確認、理解しておくこと。(30分) 課題提出期限 12月20日 |
第12回 | 資料編 2 敬語 敬語の使い方について解説する。 場面に応じた使い分けができるよう、練習問題を使って学習する。 【事前学習】テキストの該当箇所を熟読する。p61~p67。p70~p71(30分) 【事後学習】授業内容を確認、理解しておくこと。(30分) 課題提出期限 12月27日 |
第13回 | 資料編 3-2 メールの書き方 メールの書き方について学習する。 資料編 3-3 通信文の書き方 通信文の書き方について学習する。 実際にメールの書き方を練習する。 【事前学習】テキストの該当箇所を熟読する。p61~p67。p72(30分) 【事後学習】授業内容を確認、理解しておくこと。(30分) 課題提出期限 1月17日 |
第14回 | レポート作成実習 引用文献を使用したレポートの作成の仕方を解説する。 【事前学習】理解できなかった点や疑問点を把握しておく。(30分) 【事後学習】第15回の課題の準備を行うこと。(30分) 課題提出期限 1月25日 |
第15回 | 全体のまとめを行い、疑問の解消に努める。 課題提出 【事前学習】第14回の解説に基づき課題レポート作成準備をしておく。(30分) 【事後学習】テキストを再読し、自分の弱点を理解しておくこと。(30分) 課題提出期限 1月25日 |
その他
教科書 |
石尾奈智子・市川浩昭・押山美知子・岸規子・渡邊重人 『日本語表現の基礎』 日本之書房 2021年 第3版
教科書は必ず購入すること。
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参考書 |
随時、参考資料を配信する
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成績評価の方法 及び基準 |
平常点(授業時の提出課題)50% 期末の課題レポート 50% |
質問への対応 | メールで受け付ける。科目名「日本語表現の基礎(火曜日4限)」と学科・学生番号・氏名を忘れずに書くこと。 |
研究室又は 連絡先 |
ishio.nachiko20@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー | |
学生への メッセージ |
書くことは自分の考えていることを伝えることでもあります。基礎事項確認と演習によって、正確に伝わる文章作成をめざしましょう。 |