2022年 大学院理工学研究科 シラバス - 交通システム工学専攻
設置情報
科目名 |
交通プロジェクト評価
交通事業評価の理論と実際
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設置学科 | 交通システム工学専攻 | 学年 | 1年 |
担当者 | 福田・石田 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 水曜2 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | B32B |
クラス |
概要
学修到達目標 | 交通投資や交通政策の社会経済的評価を行うための理論と実務的手法を習得することを目的とする。具体的には、ミクロ経済学を基礎として、応用一般均衡モデルを使った分析について学習する。 |
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授業形態及び 授業方法 |
駿河台校舎で対面で講義を実施する(船橋校舎でサテライト受講する場合は事前に相談してください)。 資料を使った講義およびその演習を行う。講義ノート(プリント)に基づいた講義。GAMSを使った演習。 |
準備学習(予習・ 復習等)の内容・ 受講のための 予備知識 |
土木計画学特論(交通システム工学専攻)あるいは土木計画学特論Ⅲ(土木工学専攻)を受講することが望ましい。 |
授業計画
第1回 | 交通事業の評価とその考え方;費用便益分析の方法、費用便益分析以外の方法 |
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第2回 | 交通事業評価の実際1 |
第3回 | 交通事業評価の実際2 |
第4回 | 交通事業評価の実際3 |
第5回 | 交通事業評価の実際4 |
第6回 | 交通事業評価の実際5 |
第7回 | 交通事業評価の実際6 |
第8回 | 産業連関表によるインフラ整備の分析1:産業連関表の基本的な仕組みを講義した後、千葉県産業連関表を使って、1次効果の求め方を講義する。 |
第9回 | 産業連関表によるインフラ整備の分析2:千葉県産業連関表を使って、2次効果の求め方を講義する。 |
第10回 | 応用一般均衡分析(CGE)の概要 |
第11回 | GAMSを用いた単純な応用一般均衡モデルの演習 |
第12回 | 産業連関表に基づく社会会計表の作成:千葉県産業連関表から社会会計表を作成する演習 |
第13回 | 単純な応用一般均衡分析を用いたプロジェクトの影響評価1: 基準均衡と仮想均衡の違いについての説明 |
第14回 | 単純な応用一般均衡分析を用いたプロジェクトの影響評価2: 千葉県産業連関表から作成した社会会計表に基づく応用一般均衡分析 |
第15回 | 交通事業評価のまとめ |
その他
教科書 |
細江宣裕、我澤賢之、橋本日出男 『テキストブック応用一般均衡モデリング』 東京出版会 2004年 第1版
プリントを配布する。
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参考資料コメント 及び 資料(技術論文等) |
森杉壽芳、宮城俊彦 『都市交通プロジェクトの評価』 コロナ社 1995年
森杉壽芳 『社会資本整備の便益評価、』 けい草書房 1997年
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成績評価の方法 及び基準 |
2回の演習の採点結果の合計で評価する。 |
質問への対応 | 講義中かメールで行うこと。 |
研究室又は 連絡先 |
福田: fukuda.atsushi@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
水曜 駿河台 12:10 ~ 13:00
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学生への メッセージ |