2022年 大学院理工学研究科 シラバス - 交通システム工学専攻
設置情報
科目名 | 交通工学特論 | ||
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設置学科 | 交通システム工学専攻 | 学年 | 1年 |
担当者 | 下川 澄雄 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 水曜4 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | B34B |
クラス |
概要
学修到達目標 | 交通工学は学際的な専門分野であり,伝統的な学問体系によって支えられている.本講義では,このうち道路工学及び交通施設計画の観点から交通工学を捉え,実学的視点から学んでいく. |
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授業形態及び 授業方法 |
講義形式は、対面にて行い、グループ討議形式を併用して実施する。 講義はパワーポイントと板書を併用して行う。 |
準備学習(予習・ 復習等)の内容・ 受講のための 予備知識 |
連続性を持った講義形態の中でグループ討議などによって進度を深めていくので,各回の講義の復習をし理解度を高めること。 |
授業計画
第1回 | 交通流理論(1) Q-V-Kの復習 空間平均速度と時間平均速度 |
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第2回 | 交通流理論(2) 流量保存則 ショックウェーブ |
第3回 | 交通流理論(3) 待ち行列理論 車両挙動の表現(追従理論) |
第4回 | 道路の交通容量(1) 単路部の交通容量 |
第5回 | 道路の交通容量(2) 信号交差点の交通容量 |
第6回 | 道路の交通容量(3) 高速道路の交通容量 BDF,DCF |
第7回 | 道路計画(1) 日本の道路ネットワーク |
第8回 | 道路計画(2) 道路空間の再編 防災と道路 |
第9回 | 交通施設計画(1) 公共調達 |
第10回 | 交通施設計画(2) 第11回~第13回のグループ討議 |
第11回 | 交通施設計画(3) 交通を考える |
第12回 | 交通施設計画(4) サービスを考える |
第13回 | 交通施設計画(5) 地域活性化について考える |
第14回 | 交通施設計画(6) ケインズの一般理論 |
第15回 | 交通施設計画(7) 大きい政府と小さい政府 |
その他
教科書 |
必要に応じて資料を適宜配布する。
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参考資料コメント 及び 資料(技術論文等) |
(一社)交通工学研究会:道路の交通容量とサービスの質に関する研究』最終成果報告書
(一社)交通工学研究会:機能階層型道路ネットワーク計画のためのガイドライン(案)
(一社)交通工学研究会:道路交通技術必携2018
(一社)日本道路協会:道路構造令の解説と運用
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成績評価の方法 及び基準 |
演習・レポート70%,プレゼンテーション30%を総合的に評価する。 |
質問への対応 | 質問等は下記の研究室およびオフィスアワーにて対応する。 |
研究室又は 連絡先 |
道路マネジメント研究室(船橋7号館745A室) shimokawa.sumio@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
月曜 船橋 12:20 ~ 13:00 7111
火曜 船橋 12:20 ~ 13:00 7111
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学生への メッセージ |
道路交通を中心とした講義となります。また、実務的プロセスや行政的視点にも注視して講義を進めます。 |