2022年 大学院理工学研究科 シラバス - まちづくり工学専攻
設置情報
科目名 | 防災まちづくり特論 | ||
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設置学科 | まちづくり工学専攻 | 学年 | 1年 |
担当者 | 仲村・細見 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 火曜5 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | E25A |
クラス |
概要
学修到達目標 | 防災対策の現状を把握し,これからのまちづくりに取り組むべき課題やその実現方法について検討するための基本的な知識を修得することができる. |
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授業形態及び 授業方法 |
「対面授業」 スライドを映写して講義します.必要に応じて資料を配布します. 本科目はオムニバス形式で行い,9~14回目に官公庁の第一線でご活躍された講師が講義を担当し,発災時の防災オペレーションや事前の防災業務について,実例をもとに学びます. |
準備学習(予習・ 復習等)の内容・ 受講のための 予備知識 |
一般的な防災対策の予備知識を有していることが望ましいです. |
授業計画
第1回 | ガイダンス:教科の目的,構成,他教科との関連,成績評価法などについて説明する. 地震現象概説:地震現象について説明する.(担当:仲村・細見) 【事前学習】各種の資料等を参考にして,災害の起因となる自然現象について整理しておくこと(120分) 【事後学習】配布資料等を参考にして,授業内容をまとめておくこと(120分) |
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第2回 | 地震被害概説:過去の地震被害について紹介する.(担当:仲村) 【事前学習】各種の資料等を参考にして,災害例について整理しておくこと(120分) 【事後学習】配布資料等を参考にして,授業内容をまとめておくこと(120分) |
第3回 | 地震現象(1):地震の発生機構と日本で起こる地震について講義する.(担当:仲村) 【事前学習】各種の資料等を参考にして,地震現象について整理しておくこと(120分) 【事後学習】配布資料等を参考にして,授業内容をまとめておくこと(120分) |
第4回 | 地震現象(2):地震波の種類と特徴について講義する.(担当:仲村) 【事前学習】各種の資料等を参考にして,地震現象について整理しておくこと(120分) 【事後学習】配布資料等を参考にして,授業内容をまとめておくこと(120分) |
第5回 | 耐震設計(1):振動論と耐震設計について概説する.(担当:仲村) 【事前学習】各種の資料等を参考にして,地震工学について整理しておくこと(120分) 【事後学習】配布資料等を参考にして,授業内容をまとめておくこと(120分) |
第6回 | 耐震設計(2):道路橋の耐震設計について概説する.(担当:仲村) 【事前学習】各種の資料等を参考にして,地震工学について整理しておくこと(120分) 【事後学習】配布資料等を参考にして,授業内容をまとめておくこと(120分) |
第7回 | 耐震設計(3):一般建築物の耐震設計について概説する.(担当:仲村) 【事前学習】各種の資料等を参考にして,地震工学について整理しておくこと(120分) 【事後学習】配布資料等を参考にして,授業内容をまとめておくこと(120分) |
第8回 | 地震防災:地震動予測地図や地域防災計画について概説する. (担当:仲村) 【事前学習】各種の資料等を参考にして,地震防災について整理しておくこと(120分) 【事後学習】配布資料等を参考にして,授業内容をまとめておくこと(120分) |
第9回 | 防災対策とは:歴史を概観し,自治体や公共機関に求められている防災対策について,法律面も含め講義する.(担当:細見) 【事前学習】各種の資料等を参考にして,防災工学について整理しておくこと(120分) 【事後学習】配布資料等を参考にして,授業内容をまとめておくこと(120分) |
第10回 | 復旧復興:これまでに取り組まれてきた災害復旧や復興について紹介する.(担当:細見) 【事前学習】各種の資料等を参考にして,防災工学について整理しておくこと(120分) 【事後学習】配布資料等を参考にして,授業内容をまとめておくこと(120分) |
第11回 | 気候変動と災害加害力の増大:気候変動に伴う自然外力の変化について紹介する.(担当:細見) 【事前学習】各種の資料等を参考にして,防災工学について整理しておくこと(120分) 【事後学習】配布資料等を参考にして,授業内容をまとめておくこと(120分) |
第12回 | 防災まちづくりとは:防災面からのまちづくりの課題および事例について講義する.(担当:細見) 【事前学習】各種の資料等を参考にして,防災工学について整理しておくこと(120分) 【事後学習】配布資料等を参考にして,授業内容をまとめておくこと(120分) |
第13回 | 水循環と都市空間の再生:地下空間の防災対策,水循環都市について講義する.(担当:細見) 【事前学習】各種の資料等を参考にして,防災工学について整理しておくこと(120分) 【事後学習】配布資料等を参考にして,授業内容をまとめておくこと(120分) |
第14回 | 日本橋川と都市空間:日本橋川からみた都市における防災面の取り組みについて紹介する.(担当:細見) 【事前学習】各種の資料等を参考にして,防災工学について整理しておくこと(120分) 【事後学習】配布資料等を参考にして,授業内容をまとめておくこと(120分) |
第15回 | まとめ:身近な駅周辺区域を対象として防災上の特徴をレポートにまとめ,防災面から今後の防災のあり方について議論する.(担当:細見・仲村) 【事前学習】各種の資料等を参考にして,防災工学について整理しておくこと(120分) 【事後学習】配布資料等を参考にして,レポートにまとめて提出すること(120分) ※レポートについて,資料配布してフィードバックする. |
その他
教科書 |
必要に応じてプリントを配布します.
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参考資料コメント 及び 資料(技術論文等) |
必要に応じて授業中に紹介します.
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成績評価の方法 及び基準 |
出席率が70%以上の学生を対象とし,課題レポート(100%)で成績評価します. |
質問への対応 | 各回の授業中や授業終了後に直接,もしくはメールで対応します. |
研究室又は 連絡先 |
仲村成貴(研究室:駿河台校舎タワー・スコラ12階S1213室,メール:nakamura.masataka@nihon-u.ac.jp) |
オフィスアワー |
火曜 駿河台 18:10 ~ 19:00 タワー・スコラ12階S1213室 担当:仲村
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学生への メッセージ |
人々がまちで安全に安心して生活を営むためには防災対策は必須です. |