2022年 大学院理工学研究科 シラバス - 機械工学専攻
設置情報
科目名 | 応用弾性学特論Ⅱ | ||
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設置学科 | 機械工学専攻 | 学年 | 1年 |
担当者 | 冨岡 昇 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 木曜2 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | F42A |
クラス |
概要
学修到達目標 | 機械や構造物の設計には材料力学のみならず弾性力学に対する深い理解が必要である。この講義では以下の項目の能力を身につけることを目標とする. ①平板の曲げ理論の基本的事項を説明できる。 ②殻の膜理論・一般理論の基本的事項を説明できる。 ③大たわみ理論の基本的事項を説明できる。 ④座屈理論の基本的事項を説明できる。 ⑤熱弾性学の基本的事項を説明できる。 ⑥異方性体の弾性学の基本的事項を説明できる。 |
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授業形態及び 授業方法 |
主に板書を中心とした講義形式で行うので,講義内容を要領よくノートをとることが必要である(対面授業). |
準備学習(予習・ 復習等)の内容・ 受講のための 予備知識 |
①材料力学Ⅰおよび材料力学Ⅱの受講経験があること。 ②弾性学Ⅰおよび弾性学Ⅱの受講経験があることが望ましい。 ③応用弾性学特論Ⅰの受講経験があることが望ましい。 |
授業計画
第1回 | 応用弾性学を学ぶ意義 授業内容の説明 【事前学習】シラバスを呼んで授業計画を把握しておくこと。(120分) 【事後学習】弾性学を学ぶ意義について自ら調べまとめる。(120分) |
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第2回 | 平板の曲げ(1) 板の曲げの基礎方程式,長方形板の解析 【事前学習】該当箇所の配布プリントを読んで内容を把握しておくこと。(120分) 【事後学習】講義ノートを読み返し理解を深めること。(120分) |
第3回 | 平板の曲げ(2) 極座標を用いた板の曲げ方程式,円板の曲げ 【事前学習】該当箇所の配布プリントを読んで内容を把握しておくこと。(120分) 【事後学習】講義ノートを読み返し理解を深めること。(120分) |
第4回 | 殻の膜理論 膜理論の基礎方程式,軸対称荷重を受ける回転対称殻 【事前学習】該当箇所の配布プリントを読んで内容を把握しておくこと。(120分) 【事後学習】講義ノートを読み返し理解を深めること。(120分) |
第5回 | 殻の一般理論(1) 円筒殻の基礎方程式 【事前学習】該当箇所の配布プリントを読んで内容を把握しておくこと。(120分) 【事後学習】講義ノートを読み返し理解を深めること。(120分) |
第6回 | 殻の一般理論(2) ドンネルの近似方程式,円筒殻の軸対称荷重問題 【事前学習】該当箇所の配布プリントを読んで内容を把握しておくこと。(120分) 【事後学習】講義ノートを読み返し理解を深めること。(120分) |
第7回 | 大たわみ理論(1) 棒のおおたわみ理論の導出,集中荷重を受ける梁の大たわみ 【事前学習】該当箇所の配布プリントを読んで内容を把握しておくこと。(120分) 【事後学習】講義ノートを読み返し理解を深めること。(120分) |
第8回 | 大たわみ理論(2) 平板の大たわみ理論,エラスティカの問題 【事前学習】該当箇所の配布プリントを読んで内容を把握しておくこと。(120分) 【事後学習】講義ノートを読み返し理解を深めること。(120分) |
第9回 | 座屈理論(1) 圧縮荷重を受ける柱の座屈方程式 【事前学習】該当箇所の配布プリントを読んで内容を把握しておくこと。(120分) 【事後学習】講義ノートを読み返し理解を深めること。(120分) |
第10回 | 座屈理論(2) 面内荷重を受ける平板および円筒殻の座屈理論 【事前学習】該当箇所の配布プリントを読んで内容を把握しておくこと。(120分) 【事後学習】講義ノートを読み返し理解を深めること。(120分) |
第11回 | 熱弾性学(1) 熱弾性学の基礎方程式 【事前学習】該当箇所の配布プリントを読んで内容を把握しておくこと。(120分) 【事後学習】講義ノートを読み返し理解を深めること。(120分) |
第12回 | 熱弾性学(2) 二次元熱弾性学問題 【事前学習】該当箇所の配布プリントを読んで内容を把握しておくこと。(120分) 【事後学習】講義ノートを読み返し理解を深めること。(120分) |
第13回 | 異方性体の弾性学(1) 直交異方性板の平面応力問題 【事前学習】該当箇所の配布プリントを読んで内容を把握しておくこと。(120分) 【事後学習】講義ノートを読み返し理解を深めること。(120分) |
第14回 | 異方性体の弾性学(2) 直交異方性板の曲げ 【事前学習】該当箇所の配布プリントを読んで内容を把握しておくこと。(120分) 【事後学習】講義ノートを読み返し理解を深めること。(120分) |
第15回 | まとめ(全講義の総復習) 【事前学習】配布プリントを読んで内容を把握しておくこと。(120分) 【事後学習】講義ノートを読み返し理解を深めること。(120分) |
その他
教科書 |
小林繁夫、近藤恭平 『弾性力学』 培風館 2001年 第15版
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参考資料コメント 及び 資料(技術論文等) |
中原一郎他 『弾性学ハンドブック』 朝倉書店 2001年 第1版
S.P.Timoshenko,J.N.Goodier, Theory of Elasticity, McGRAW-HILL, 1970
S.P.Timoshenko,S.Woinowsky-Krieger 『Theroy of PLATES and SHELLS』 McGRAW-HILL
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成績評価の方法 及び基準 |
課題レポートの内容による評価。100点満点に換算して60点以上を目標が達成されたものとし,合格とする. |
質問への対応 | 冨岡研究室にて随時受け付ける。 |
研究室又は 連絡先 |
冨岡研究室 タワー・スコラ 16階 S1608室 冨岡のメールアドレス tomioka.noboru@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
月曜 駿河台 12:10 ~ 13:20 冨岡研究室 タワー・スコラ 16階 S1608室
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学生への メッセージ |