2022年 大学院理工学研究科 シラバス - 機械工学専攻
設置情報
科目名 | 機械材料Ⅱ | ||
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設置学科 | 機械工学専攻 | 学年 | 1年 |
担当者 | 栗山 幸久 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 金曜4 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | F54B |
クラス | |||
その他 | 実務経験のある教員による授業科目 |
概要
学修到達目標 | 機械の設計・製造で必要となる材料に関して、材料の製造と加工を理解する。鉄鋼材料・非鉄金属材料・高分子材料・複合材料などの特性を理解し、機械設計へ応用する際のポイントを説明できるようになる。さらに機械設計にこれらの材料を用いる際に考慮すべき項目を理解し、適用する際のポイントが説明できるようになる。 |
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授業形態及び 授業方法 |
教科書および参考書(WorldAutoSteel高張力鋼)をベースにパワーポイントで講義を行います。 鉄鋼会社に長らく勤め、また、WorldAutoSteel*で自動車向け材料と加工を開発した経験に基づいた講義をします。 (*参考資料の欄を参照してください) 中間および期末に発表してもらい、それを元に討議も行います。 【対面型授業】を基本とします。 コロナ禍の悪化など状況次第で、”Zoom"を用いて、同時双方向形式で授業を行います。 |
準備学習(予習・ 復習等)の内容・ 受講のための 予備知識 |
予備知識: 機械材料I習得レベルの知識を有すること 予習:毎回講義予定内容を提示するので、教科書・参考書の該当部分を読んでおくこと 復習:毎回の講義内容メモを作成すること |
授業計画
第1回 | ガインダンスを行うとともに、背景となる情報を解説する。 シラバスの内容および教科書の項目を確認の上 授業に臨むこと。 予習:30分 シラバスの内容確認、教科書の目次・内容確認 復習:60分 講義内容のまとめ(所定の様式にまとめること) |
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第2回 | 金属・セラミクス・高分子 予習:30分 教科書の当該部分を読んでおくこと 復習:60分 講義内容のまとめ(所定の様式にまとめること) |
第3回 | 銅・鉄・アルミニウム 予習:30分 教科書の当該部分を読んでおくこと 復習:60分 講義内容のまとめ(所定の様式にまとめること) |
第4回 | 金属製造プロセス その1(上工程) 予習:30分 教科書の当該部分を読んでおくこと 復習:60分 講義内容のまとめ(所定の様式にまとめること) |
第5回 | 金属製造プロセス その2(下工程) 予習:30分 教科書の当該部分を読んでおくこと 復習:60分 講義内容のまとめ(所定の様式にまとめること) |
第6回 | 普通鋼 予習:30分 教科書の当該部分を読んでおくこと 復習:60分 講義内容のまとめ(所定の様式にまとめること) |
第7回 | 中間レポートによる振返り 予習:60分 前半の講義内容を元にレポートを作成すること 復習:60分 講義内容のまとめ(所定の様式に纏めること) |
第8回 | ステンレス鋼と耐食性 予習:30分 教科書の当該部分を読んでおくこと 復習:60分 講義内容のまとめ(所定の様式にまとめること) |
第9回 | 構造用鋼と熱処理 予習:30分 教科書の当該部分を読んでおくこと 復習:60分 講義内容のまとめ(所定の様式にまとめること) |
第10回 | アルミニウム 予習:30分 教科書の当該部分を読んでおくこと 復習:60分 講義内容のまとめ(所定の様式にまとめること) |
第11回 | 高分子材料 予習:30分 教科書の当該部分を読んでおくこと 復習:60分 講義内容のまとめ(所定の様式にまとめること) |
第12回 | CFRP 予習:30分 教科書の当該部分を読んでおくこと 復習:60分 講義内容のまとめ(所定の様式にまとめること) |
第13回 | 環境リサイクル 予習:30分 教科書第14章を読んでおくこと 復習:60分 講義内容のまとめ(所定の様式にまとめること) |
第14回 | 後期の講義の総括、まとめ発表(PowerPoint)課題の説明 予習:60分 今期の範囲の講義内容まとめを読んで、まとめ発表に備えること 復習:150分 まとめ発表作成 |
第15回 | まとめ発表課題の解説、総合質疑 予習:60分 作成時に疑問に思ったことをまとめて質問できるようにすること 復習:60分 発表の添削に基づく振り返りを行うこと |
その他
教科書 |
日本機械学会 『機械材料学』 JSMEテキストシリーズ 丸善出版 2008年 第1版
機械学会の機械材料学に沿って講義を行う
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参考資料コメント 及び 資料(技術論文等) |
WorldAutoSteel 『スーパー鉄鋼「先進ハイテン」』 文藝春秋 2009年 第1版
鉄鋼材料に関する参考書として使用。
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成績評価の方法 及び基準 |
毎回の講義内容まとめ(10%) 中間レポート(20%)→指定期日までに提出、第7回の発表,Q&A 最終レポート(70%)→指定期日までに提出、第15回の発表,Q&A |
質問への対応 | 基本的には、講義時間内で質疑を受け、それに回答する。 講義時間外では、毎回の講義まとめなどで受付け、次回講義で解説する。 |
研究室又は 連絡先 |
kuriyama.yukihisa20@nihon-u.ac.jp また、資料の受け渡しなどの目的でDropbox開設する |
オフィスアワー | |
学生への メッセージ |
鉄鋼会社に長らく勤め、また、参考書のWorldAutoSteelで自動車のための材料と加工を開発した経験に基 づいた講義をします。 海外出張があるので、その際は金曜午後に続けて講義をするなど講義時間を調整します。 |