2022年 大学院理工学研究科 シラバス - 機械工学専攻
設置情報
科目名 | 熱工学特別研究 | ||
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設置学科 | 機械工学専攻 | 学年 | 2年 |
担当者 | 吉田 幸司 | 履修期 | 年間 |
単位 | 6 | 曜日時限 | 土曜6 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | F66F |
クラス |
概要
研究テーマ 及び研究領域 |
研究領域 熱工学特別研究の研究領域は,理工系工学機械工学の内の熱工学である. 熱機関の熱効率の向上,有害排出成分低減に影響を与える燃焼に関する基礎研究を行う.具体的なテーマとしては, 1.高電圧放電プラズマを用いた多種燃料燃焼装置に関する研究 2.電界中の予混合火炎挙動に関する研究 3.回生機構付きエアモータの開発 以上のような研究テーマが考えられる.しかし,これらの他に興味がある問題が存在する場合は,相談の上研究テーマを決定する. |
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学修到達目標 | 学位論文を仕上げること.そのために必要な基礎学力,研究能力,論文を書き上げる能力を身につけることが,学習の目標である. 具体的な学習目標としては, 1.自由闊達に議論を行う態度を養い,他人の意見に耳を傾け,探究心を持って自ら設定した目標に向かう努力と態度を身につける. 2.単なる知識を獲得することではなく,先人の行ったことに対しても疑問をもち一から考え直す探求的な思考傾向を持つ. 3.演繹的な思考方法を身につけ,自らの研究課題に対して論理的な結論を導ける. 4.目的を遂行するための方法を計画的に立案する能力を身につける. 5.卒業研究の学生と研究グループを組んでその指導に当たり,協調性を持った指導態度を身につける. |
研究指導の計画・ 研究指導の方法 (授業形態・授業 方法) |
研究室における輪講と在室時の個人的指導による.担当教員とのディスカッションによりテーマを絞り込み学位論文作成のための計画を立案して研究に取り組む.特に,自発的に研究に取り組むこと,関連のある論文の輪講が必要となる. 具体的な方法としては, 1.文献調査. 2.輪講を通して研究分野の基礎,研究動向,応用技術を学び研究方針を立てる. 3.実験計画と実験遂行を通して,実験装置の製作技術,測定および解析技術を身につける. 4.理論解析と実験より得られた新しい事実をレポートにまとめる. 5.まとめた内容を内外の発表会において日本語及び英語プレゼンテーションし,学術雑誌に掲載する. 6.学位論文を完成させる. |
準備学習(予習・ 復習等)の内容・ 受講のための 予備知識 |
熱や流体の分野に興味と意欲のあること.具体的に必要な学習能力としては, 1.熱力学の基礎,熱力学の第一法則,気体の状態変化を理解していること. 2.ガスサイクル,内燃機関を理解していること. 3.燃焼の基礎について理解していること. 4.実験装置を設計できる能力を有していることが望ましい. |
その他
成績評価の方法 及び基準 |
学位論文を審査すると共に、学位論文提出者が自立して研究活動を行うに必要な能力と、その基礎となる豊かな学識を有しているかを、以下の6項目から判定する. 1.研究の主体性 2.研究内課題の妥当性・意義 3.研究方法の適切性 4.研究内容の新規性・独創性・有用性 5.論文の論理性 6.学術研究における倫理性 |
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質問への対応 | 駿河台校舎タワースコラ17階S1716室にて随時,またE-mailでも質問を受けつける. |
研究室又は 連絡先 |
吉田研究室 駿河台校舎タワースコラ17階S1716室 tel:03-3259-0733 E-mail:yoshida.koji@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
月曜 駿河台 12:10 ~ 13:20
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学生への メッセージ |