2022年 大学院理工学研究科 シラバス - 機械工学専攻
設置情報
科目名 | 流体工学特別研究 | ||
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設置学科 | 機械工学専攻 | 学年 | 2年 |
担当者 | 河府 賢治 | 履修期 | 年間 |
単位 | 6 | 曜日時限 | 土曜6 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | F66H |
クラス |
概要
研究テーマ 及び研究領域 |
主に粉粒体の工学(粉体工学,混相流工学)に関し,次のテーマを研究している。 ・高濃度低速空気輸送における閉塞防止 ・旋回流による粉粒体の管内非接触搬送 ・超音波振動を用いた板上粉体の挙動制御 ・超音波振動による粉体-壁面間摩擦低減の要因解明 ・超音波集塵装置の開発 ・小球体からの液体の噴出現象 ・膝関節における液膜形成予測 |
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学修到達目標 | 流体工学特別研究では与えられた,または自身で提案した研究テーマに対し,自らが研究の計画を立てて実行し,報告書を作成する。一連の過程を経験することにより,以下のことを養う. (1) 自ら研究計画を立て,それを実行できる能力 (2) 研究内容および結果に対して,工学的に現象を説明できる能力 (3) 研究結果を適切に判断できる能力 (4) 他者と協働して,研究を遂行できる能力 (5) 報告書等の資料作成能力 (6) 自由闊達に議論をし,他人の意見を尊重しつつ全体をまとめる能力 (7) 研究成果を他者に分かり易く伝えるプレゼンテーション能力 (8) 卒業研究生を適切に指導する能力 (9) 参考となる他研究者の文献収集および内容理解能力 |
研究指導の計画・ 研究指導の方法 (授業形態・授業 方法) |
・研究室の大学院生をリーダーとして,少人数制を採用する。 ・指導教員より与えられた,または自身で提案した研究テーマについて,時間を上手く利用して自主的に研究を遂行する。 ・前後期終了時にパワーポイントによる学会形式の研究発表会を行う。 ・定期的(週一回)に研究活動報告会を開催し,研究の進捗状況について説明する。また海外研究者の文献について説明を行う。 ・研究成果を学会(国内外)で口頭発表するとともに学会誌へ投稿する。 |
準備学習(予習・ 復習等)の内容・ 受講のための 予備知識 |
これまでの研究結果をまとめるとともに,参考文献を探し関連する研究の情報を入手すること。 |
その他
成績評価の方法 及び基準 |
試験は実施せず,学習目標に掲げた内容について学習・研究意欲,学会等学外での研究発表,学会誌への論文投稿ならびに修士論文の内容・達成度を最終審査・評価し,100点満点で60点以上を合格とする。 |
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質問への対応 | メールおよび研究室在室のとき随時行う。 |
研究室又は 連絡先 |
研究室:駿河台校舎タワー・スコラ16階S1607室 E-mail:kofu.kenji@nihon-u.ac.jp Tel:03-3259-0755 |
オフィスアワー |
水曜 駿河台 12:10 ~ 13:20 タワー・スコラ16階S1607室
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学生への メッセージ |
意欲を持って自主的に取り組み,他人とも上手くコミュニケーションをとり,修士論文を完成させてほしい。また教員から指示を受けて動くのではなく,自身で考えて積極的に研究を進めて欲しい。 |