2022年 大学院理工学研究科 シラバス - 精密機械工学専攻
設置情報
| 科目名 | 制御工学特論 | ||
|---|---|---|---|
| 設置学科 | 精密機械工学専攻 | 学年 | 1年 |
| 担当者 | 井上 健 | 履修期 | 前期 |
| 単位 | 2 | 曜日時限 | 月曜5 |
| 校舎 | 船橋 | 時間割CD | G15A |
| クラス | |||
概要
| 学修到達目標 | 古典制御ではラプラス変換を使って周波数領域でシステムを扱ってきたが，ここでは時間領域でシステムを表現する（ポスト）現代制御理論について学ぶ．状態方程式や状態遷移行列を 基本として学習する．（ポスト）現代制御理論は多入出力系についても見通しよく統一的に 扱うことができることを示す． |
|---|---|
| 授業形態及び 授業方法 |
対面授業を行うとともに，オンライン会議システム「Zoom」を利用して，同時双方向形式 で行う．必要に応じて演習を行う． |
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準備学習（予習・ 復習等）の内容・ 受講のための 予備知識 |
学部での制御工学I，IIを履修済が望ましい． |
授業計画
| 第1回 | ポスト現代制御の概説 |
|---|---|
| 第2回 | 状態方程式 |
| 第3回 | 状態方程式の解 |
| 第4回 | 可制御性 |
| 第5回 | 極配置 |
| 第6回 | 可観測性 |
| 第7回 | オブザーバ |
| 第8回 | 安定性 |
| 第9回 | 最適制御 |
| 第10回 | 既約分解 |
| 第11回 | ユーラパラメトリゼーション |
| 第12回 | ロバスト制御 |
| 第13回 | H∞制御(1) |
| 第14回 | H∞制御(2) |
| 第15回 | 平常試験または演習及びその解説 |
その他
| 教科書 |
吉川恒夫，井村順一 『現代制御論』 コロナ社 1994年
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| 参考資料コメント 及び 資料（技術論文等） |
岩崎徹也 『LMIと制御』 昭晃堂 1997年
白石昌武 『入門現代制御理論』 日刊工業新聞社 1995年
小郷寛，美多勉 『システム制御理論入門』 実教出版 1979年
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| 成績評価の方法 及び基準 |
演習，レポートなどを総合的に考慮して評価する． |
| 質問への対応 | 基本的に授業後で |
| 研究室又は 連絡先 |
船橋校舎 |
| オフィスアワー |
木曜 船橋 18:00 ～ 19:00 7号館3階システム制御研究室
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| 学生への メッセージ |
知識より知恵，自ら考える力をつけましょう． |