2022年 大学院理工学研究科 シラバス - 精密機械工学専攻
設置情報
科目名 | 微小機械設計特論Ⅱ | ||
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設置学科 | 精密機械工学専攻 | 学年 | 1年 |
担当者 | 今井 郷充 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 火曜5 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | G25B |
クラス | |||
その他 | 実務経験のある教員による授業科目 |
概要
学修到達目標 | 微小機械設計特論Iをさらに深くまた具体的に学ぶ.原理,マイクロ力学,加工・組立法, トライボロジ,設計法,最近の技術動向・今後の展開等を,実例にもとづき具体的に示す. |
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授業形態及び 授業方法 |
授業形態:対面授業(但し、オンデマンドにも対応、状況により変わる場合もあります) 授業内容 微小機械設計特論Ⅰの内容は概論であるが、Ⅱでは特定のテーマについてのより詳細な内容を扱う。最近の小型化軽量化の技術トレンドに関して4つ程度のテーマを設定し、15回の講義でこれらを説明する。企業での設計業務や機械系技術士の経験を基に基礎的な内容と技術の進展に重点を置くようにした。テキストは使用せず、毎回パワーポイントの資料を用いる。これは、学会誌の解説記事や論文、HPなどの資料を基に作成したものである。パワーポイント、板書、プリント等を使用しての講義であるが,皆さんの研究にも役立つよう調査課題に関するレポートやプレゼンテーションを行ってもらう予定である。 |
準備学習(予習・ 復習等)の内容・ 受講のための 予備知識 |
半導体加工および物理、工業力学の基礎知識 |
授業計画
第1回 | マイクロ機構に関する技術の変遷 |
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第2回 | マイクロ力学,スケール則,トライボロジについて |
第3回 | マイクロ力学といろいろなアクチュエータ |
第4回 | 将来のアクチュエータについて考える(ディスカッション) |
第5回 | センサーとそこに使われている物理原理について |
第6回 | 将来のセンサー技術について(ディスカッション) |
第7回 | 最近のマイクロ加工技術について |
第8回 | 今後有望なマイクロ加工技術について(ディスカッション) |
第9回 | 微小機械の新たな活用領域 |
第10回 | 微小機械の新たな活用領域(ディスカッション) |
第11回 | 微小機械の計測ツールについて |
第12回 | ミクロな領域での摩擦・摩耗にいかに対処するか(ディスカッション) |
第13回 | ナノテクノロジーとの関連について(講義) |
第14回 | プレゼンテーション(1)(受講者が行う) |
第15回 | プレゼンテーション(2)(受講者が行う) |
その他
教科書 | |
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参考資料コメント 及び 資料(技術論文等) |
例えば、マイクロマシン技術総覧(産業技術サービスセンター),マイクロマシン開発ノートブック(藤正巌,秀潤社)
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成績評価の方法 及び基準 |
プレゼン、レポートで評価する. |
質問への対応 | 随時 |
研究室又は 連絡先 |
今井研究室(6号館1階614室) imai.satomitsu@nihon-u.ac.jp 047-469-5243 (内線ならば5243) |
オフィスアワー |
金曜 船橋 12:10 ~ 13:20
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学生への メッセージ |
特になし |