2022年 大学院理工学研究科 シラバス - 電気工学専攻
設置情報
科目名 | 電気機器特論 | ||
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設置学科 | 電気工学専攻 | 学年 | 1年 |
担当者 | 塩野 光弘 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 月曜5 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | I15A |
クラス |
概要
学修到達目標 | 電動機制御はパワーエレクトロニクス技術によって行なわれている。この際,必要とな る電気機器の過度現象解析や,電力系統の過渡的挙動の解析に用いられるd-q理論について,その発祥である同期機を例として展開し,電気機器のダイナミック現象を解析するための数学モデル,および電力システム,制御システムにおける動作などについて学ぶ。 |
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授業形態及び 授業方法 |
【対面授業】 授業の要点についてはパワーポイントおよび黒板を用いて詳細に説明する。また、計算問題等については例題や演習を通じて理解を助ける。 |
準備学習(予習・ 復習等)の内容・ 受講のための 予備知識 |
学部の「電気機器Ⅰ」「電気機器Ⅱ」「電力機器」を履修していることが望ましい。 |
授業計画
第1回 | 電気機器特論の概要説明 【事前準備】シラバスの内容を確認の上、授業に臨むこと。(60分) 【事後学習】説明した内容をノートにまとめ、復習すること。(180分) |
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第2回 | 電動機駆動における過度現象解析(1) ・回転運動の基礎 ・負荷の特性 【事前準備】シラバスの内容を確認の上、学部で使用した教科書を参考にして授業に臨むこと。(60分) 【事後学習】説明した内容をノートにまとめ、復習すること。(180分) |
第3回 | 電動機駆動における過度現象解析(2) ・運転点 ・始動時間 【事前準備】シラバスの内容を確認の上、学部で使用した教科書を参考にして授業に臨むこと。(60分) 【事後学習】説明した内容をノートにまとめ、復習すること。(180分) |
第4回 | 電動機駆動における過度現象解析(3) ・始動方式 ・制御方式 【事前準備】シラバスの内容を確認の上、学部で使用した教科書を参考にして授業に臨むこと。(60分) 【事後学習】説明した内容をノートにまとめ、復習すること。(180分) |
第5回 | 誘導電動機の駆動制御(1) ・等価回路と特性 ・制御方式の種類 【事前準備】シラバスの内容を確認の上、学部で使用した教科書を参考にして授業に臨むこと。(60分) 【事後学習】説明した内容をノートにまとめ、復習すること。(180分) |
第6回 | 誘導電動機の駆動制御(2) ・制御システムの構成 ・サーボシステム 【事前準備】シラバスの内容を確認の上、学部で使用した教科書を参考にして授業に臨むこと。(60分) 【事後学習】説明した内容をノートにまとめ、復習すること。(180分) |
第7回 | 誘導電動機の駆動制御(3) ・ベクトル制御 【事前準備】シラバスの内容を確認の上、学部で使用した教科書を参考にして授業に臨むこと。(60分) 【事後学習】説明した内容をノートにまとめ、復習すること。(180分) |
第8回 | 誘導電動機の駆動制御(4) ・応用例 【事前準備】シラバスの内容を確認の上、学部で使用した教科書を参考にして授業に臨むこと。(60分) 【事後学習】説明した内容をノートにまとめ、復習すること。(180分) |
第9回 | 誘導電動機の座標変換(1) ・α-β変換 【事前準備】シラバスの内容を確認の上、学部で使用した教科書を参考にして授業に臨むこと。(60分) 【事後学習】説明した内容をノートにまとめ、復習すること。(180分) |
第10回 | 誘導電動機の座標変換(2) ・d-q変換 【事前準備】シラバスの内容を確認の上、学部で使用した教科書を参考にして授業に臨むこと。(60分) 【事後学習】説明した内容をノートにまとめ、復習すること。(180分) |
第11回 | 誘導電動機の座標変換(3) ・応用例 【事前準備】シラバスの内容を確認の上、学部で使用した教科書を参考にして授業に臨むこと。(60分) 【事後学習】説明した内容をノートにまとめ、復習すること。(180分) |
第12回 | 誘導電動機の特性方程式(1) ・電圧方程式 【事前準備】シラバスの内容を確認の上、学部で使用した教科書を参考にして授業に臨むこと。(60分) 【事後学習】説明した内容をノートにまとめ、復習すること。(180分) |
第13回 | 誘導電動機の特性方程式(2) ・座標変換を用いた特性方程式 【事前準備】シラバスの内容を確認の上、学部で使用した教科書を参考にして授業に臨むこと。(60分) 【事後学習】説明した内容をノートにまとめ、復習すること。(180分) |
第14回 | 誘導電動機のベクトル制御システム 【事前準備】シラバスの内容を確認の上、学部で使用した教科書を参考にして授業に臨むこと。(60分) 【事後学習】説明した内容をノートにまとめ、復習すること。(180分) |
第15回 | まとめと最終レポートの説明 【事後学習】これまでの授業内容をノートにまとめ、総復習すること。(240分) |
その他
教科書 |
なし。必要であればプリントを配布する。
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参考資料コメント 及び 資料(技術論文等) |
猪狩武尚著 『電気機械学』 コロナ社 2015年 新版第12刷版
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成績評価の方法 及び基準 |
成績の評価項目と評価基準は以下の通り. 演習課題(提出物)の評価を総合的に判断しS~Dの成績評価を行う. |
質問への対応 | 随時対応します。メールまたは電話で連絡下さい。日時・場所を設定します。 |
研究室又は 連絡先 |
駿河台校舎タワー・スコラ15階S1506室 shiono.mitsuhiro@nihon-u.ac.jp 03-3259-0773 |
オフィスアワー |
火曜 駿河台 10:00 ~ 13:00
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学生への メッセージ |
本講義は電力関係の仕事や電気主任技術者やエネルギー管理士の資格取得を目指すなら必須であり、電気機器に関係する電気技術者のもつ知識として必要である。 |