2022年 大学院理工学研究科 シラバス - 電気工学専攻
設置情報
科目名 | 先端技術特論 | ||
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設置学科 | 電気工学専攻 | 学年 | 1年 |
担当者 | 西川・吉川・行方 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 木曜5 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | I45A |
クラス | |||
その他 | 実務経験のある教員による授業科目 |
概要
学修到達目標 | 近年目覚ましい発展を遂げている量子技術(量子コンピューターと量子インターネットを中心として)と 電気工学に関連する先端技術と応用を抽出し、第一線で活躍する研究者の講演を聴講することによって、多くの理論・技術等を学び、最先端の科学技術に関する知見を広げる。 |
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授業形態及び 授業方法 |
【対面授業】 本科目は担当教員のコーディネートによるオムニバス形式で行う。毎回の授業は,担当教員の概要説明に続き,前半7回は前半は量子コンピューター,量子インターネット,またそれらに付随する量子技術に関して最前線で活躍する講師(学外)による特別講義を実施し,それら題目に則した内容を学ぶ.後半7回は電気工学に関連する講義(講師は学内・学外)を行う.受講者は講義の聴講を通して,これらの分野における様々な研究内容を展望する.なお,スケジュールや講義内容が変更になることがあるが,その時は事前に掲示するので注意すること. |
準備学習(予習・ 復習等)の内容・ 受講のための 予備知識 |
特になし. 講義内容に興味のある受講生なら歓迎します. |
授業計画
第1回 | ガイダンス(講義の進め方、レポートによる評価について説明を行う。) 次週以降の特別講義に備えた基礎知識(量子情報技術とは何か?、量子ビットの基礎)、および量子暗号(量子鍵配送)とその最新動向を外観する。 日本大学 量子科学研究所 准教授 行方 直人 【事前学習】現知識もって可能な限り古典ビット(既存の2進ビット)、量子ビットは何か?を予習すること(120分)。 【事後学習】講義内容:量子ビット、量子暗号(量子鍵配送)プロトコルを良く復習し、不明点等あれば質問等を通してより良い理解に努めること(120分)。 |
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第2回 | 『量子コンピュータのハードウェア開発 ~光量子コンピュータを中心として~』 東京大学 大学院工学系研究科 物理工学専攻 准教授 武田 俊太郎 【事前学習】授業内容を予習する(120分)。 【事後学習】テーマに沿った情報収集を行う(120分)。 |
第3回 | 『量子通信長距離化に向けた研究』 横浜国立大学 准教授 堀切 智之 【事前学習】授業内容を予習する(120分)。 【事後学習】テーマに沿った情報収集を行う(120分)。 |
第4回 | 『超伝導転移端センサ(仮題)』 産業技術総合研究所 首席研究主幹 福田 大治 【事前学習】授業内容(超伝導エレクトロニクス)を予習する(120分)。 【事後学習】テーマに沿った情報収集を行う(120分)。 |
第5回 | 『通信波長帯光量子メモリ』 日本大学 工学部 教授 俵 毅彦 【事前学習】授業内容を予習する(120分)。 【事後学習】テーマに沿った情報収集を行う(120分)。 |
第6回 | 『量子コンピュータ技術入門』 産業技術総合研究所 新原理コンピューティング研究センター 総括研究主幹 川畑 史郎 【事前学習】授業内容(超伝導量子ビットによる量子コンピューター)を予習する(120分)。 【事後学習】テーマに沿った情報収集を行う(120分)。 |
第7回 | 『超伝導量子コンピューター素子作製の最先端』 産業技術総合研究所 新原理コンピューティング研究センター 研究職員 藤井 剛 【事前学習】授業内容(超伝導量子ビットによる量子コンピューター)を予習する(120分)。 【事後学習】テーマに沿った情報収集を行う(120分)。 |
第8回 | 『タウニュートリノ発見物語』 名古屋大学 名誉教授 丹羽 公雄 【事前学習】授業内容(ニュートリノ実験)を予習する(120分)。 【事後学習】テーマに沿った情報収集を行う(120分)。 |
第9回 | 「エネルギーの現状と高効率発電技術(仮)」 日本大学理工学部電気工学科 教授 吉川 将洋 【事前学習】授業内容を予習する。(120分) 【事後学習】テーマに沿った情報収集を行う。(120分) |
第10回 | 「ナノ加工技術とそのフォトニクスへの応用(仮)」 デアネスヒテ 代表取締役 中尾 正史 【事前学習】授業内容を予習する。(120分) 【事後学習】テーマに沿った情報収集を行う。(120分) |
第11回 | 「再生可能エネルギー大量導入に伴う電力系統連系運用面の課題と対策技術(仮)」 電力中央研究所 首席研究員 小林 広武 【事前学習】授業内容を予習する。(120分) 【事後学習】テーマに沿った情報収集を行う。(120分) |
第12回 | 『アンテナの近くで何が起こっているのか?(仮)』 アンプレット通信研究所 代表 根日屋 英之 【事前学習】授業内容を予習する(120分)。 【事後学習】テーマに沿った情報収集を行う(120分)。 |
第13回 | 「超音波の作用と新しい応用技術(仮)」 日本大学理工学部電気工学科 特任教授 三浦 光 【事前学習】授業内容を予習する。(120分) 【事後学習】テーマに沿った情報収集を行う。(120分) |
第14回 | 「昭和基地における再生可能エネルギーの可能性と課題(仮)」 日本大学理工学部電気工学科 教授 西川 省吾 【事前学習】授業内容を予習する。(120分) 【事後学習】テーマに沿った情報収集を行う。(120分) |
第15回 | 『レポート作成・提出』 日本大学理工学部電気工学科 教授 西川 省吾 【事前学習】授業内容を予習する(120分)。 【事後学習】テーマに沿った情報収集を行う(120分)。 |
その他
教科書 |
特になし
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参考資料コメント 及び 資料(技術論文等) |
それぞれの講義に必要な資料を前週までに紹介(適宜、配布)する。
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成績評価の方法 及び基準 |
レポートによって評価する。 受講した講義の中から前半(8回目まで)と後半(9回目以降)からテーマを1点ずつ計2点選んでレポート(A4・1枚/テーマ)を作成し、提出すること。レポートテーマは各講義の最後に提示します。欠席した講義のレポートは無効となりますので注意すること。提出は量子理工専攻は行方まで、電気工学専攻は西川まで。 |
質問への対応 | オフィスアワーの時間に対応いたします。 |
研究室又は 連絡先 |
前半8回目までは行方直人(なめかた なおと): 駿河台校舎7号間2階722B室 namekata.naoto@nihon-u.ac.jp 9回目は吉川将洋:駿河台校舎タワー・スコラS1502号室 yoshikawa.masahiro@nihon-u.ac.jp 10回目以降は西川省吾:駿河台校舎タワー・スコラ15階S1510号室 nishikawa.shougo@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
木曜 駿河台 12:10 ~ 14:00 行方直人
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学生への メッセージ |
本講義は量子科学研究所「量子科学フロンティアⅠ」との同時開催のため,順序・内容は若干変更になることがあります。 全て対面形式の講義授業を予定しています。 変更の場合は,事前に講義の中またはCST-VOICE等で,受講者全員に連絡します。 |