2022年 大学院理工学研究科 シラバス - 電子工学専攻
設置情報
科目名 | 磁気工学特論 | ||
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設置学科 | 電子工学専攻 | 学年 | 1年 |
担当者 | 中川・芦澤 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 月曜4 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | J14A |
クラス | |||
その他 | 実務経験のある教員による授業科目 |
概要
学修到達目標 | 磁性材料を用いた工学に関わる事項について,専門的基礎的観点から深く学ぶことにより理解する。 |
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授業形態及び 授業方法 |
[対面型講義] 受講者参加による説明討議 また、教員の実務経験をふまえて、卒業後の研究者・技術者となったときに、本科目がどのような意味があり、どのような位置づけとなっているかを、随時説明を加えながら、勉学のモチベーションアップと、理解度の増加を図る。 なお、コロナ感染状況によって「オンライン授業」となった場合は、対面授業は行わず、授業時間割に合わせてZoom等によるオンタイムでの授業を基本として実施し、場合に寄ってはオンデマンド型の「オンライン授業」を実施する。これらの場合は、その都度CST-VOICEの授業科目内で実施方法や接続方法をアナウンスする。 |
準備学習(予習・ 復習等)の内容・ 受講のための 予備知識 |
磁性の基礎を理解していることが望ましい |
授業計画
第1回 | 磁気工学特論概要を理解する 磁性、磁化の概念の復習 |
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第2回 | 磁性体物理(原子の磁気)の復習 磁性体物理(磁性の分子磁界論)の復習 |
第3回 | 磁気異方性の現象理解 異方性のモデル化 |
第4回 | 立方晶での磁気異方性モデル定式化 |
第5回 | 磁気異方性エネルギーと異方性磁界 |
第6回 | 六方晶の異方性 |
第7回 | 異方性磁界の測定 |
第8回 | 異方性の工学的利用について |
第9回 | 光磁気工学の基礎を理解する |
第10回 | 磁気記録の概略を理解する |
第11回 | 磁気測定の一端を理解する |
第12回 | 磁気工学分野の先端技術(1)について例を使って理解する |
第13回 | 磁気工学分野の先端技術(2)について例を使って理解する |
第14回 | 磁気工学分野の先端技術(3)について例を使って理解する |
第15回 | まとめと総合討論を行う |
その他
教科書 |
参考書から随時用いる。
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参考資料コメント 及び 資料(技術論文等) |
太田 恵造 『磁気工学の基礎I、磁気工学の基礎Ⅱ』 磁気の物理 (共立全書(200)) 共立全書 1973年
近角 聡信 『強磁性体の物理 上、下』 物質の磁性 (物理学選書 4) 裳華房 1978年
使用しない
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成績評価の方法 及び基準 |
講義中討議100%(講義中の課題解答・説明を含む) |
質問への対応 | 任意に受け付ける |
研究室又は 連絡先 |
中川 nakagawa.katsuji@nihon-u.ac.jp 芦澤 ashizawa.yoshito@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
月曜 船橋 12:15 ~ 13:15 中川 旧習志野校舎1号館131
月曜 船橋 10:40 ~ 11:40 芦澤 旧習志野校舎131室
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学生への メッセージ |
討論では,自分の意見を積極的に述べよう. |