2022年 大学院理工学研究科 シラバス - 電子工学専攻
設置情報
科目名 | 光工学特論 | ||
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設置学科 | 電子工学専攻 | 学年 | 1年 |
担当者 | 吉川・山口 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 水曜3 水曜6 |
校舎 | 船橋 | 時間割CD | J33A J36B |
クラス |
概要
学修到達目標 | フーリエ級数やフーリエ変換はひろく工学で利用されている.本講では,開口の遠方での光振幅が開口のフーリエ変換で表されることを示し,その応用として計算機合成ホログラムをプログラムにより生成できることを目標とする. |
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授業形態及び 授業方法 |
対面授業として実施する.講義を中心とし,必要に応じて実習を行なう |
準備学習(予習・ 復習等)の内容・ 受講のための 予備知識 |
フーリエ級数やフーリエ変換を理解するための三角関数や級数,行列などの知識とプログラミングについての基礎的な知識. |
授業計画
第1回 | 光学とフーリエ変換 |
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第2回 | フーリエ級数とフーリエ変換/離散フーリエ変換と逆変換 |
第3回 | 高速フーリエ変換と逆変換 |
第4回 | 2次元フーリエ変換と画像処理への応用 |
第5回 | 開口による回折の計算/フランフォッファー回折 |
第6回 | 畳込み積分とフーリエ変換/相関とフーリエ変換 |
第7回 | 線形シフト不変システムとシステムの応答 |
第8回 | ホログラムの原理と種類 |
第9回 | 種々の光学ホログラム |
第10回 | 計算機合成ホログラムの原理と種類 |
第11回 | フーリエ変換型計算機合成ホログラム |
第12回 | ホログラフィックステレオグラムとキノフォーム |
第13回 | 3次元物体の計算機合成ホログラム |
第14回 | 音響光学偏向器とフーリエ変換/ホログラフィックプリンタ/ホログラフィックテレビジョン |
第15回 | レポート課題の説明 |
その他
教科書 |
『特になし』
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参考資料コメント 及び 資料(技術論文等) |
P. ハリハラン 『ホログラフィの原理』 オプトロニクス社 2004年 第1版
吉川浩 『Javaで学ぶ数値計算』 科学技術出版 2000年 第1版
谷田貝豊彦 『光とフーリエ変換』 朝倉書店 1992年 第1版
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成績評価の方法 及び基準 |
プログラミングにより画像データに対してフーリエ変換を行うなどの実習およびレポート. |
質問への対応 | 講義時および電子メールで対応 |
研究室又は 連絡先 |
船橋校舎2号館224号室 yoshikawa.hiroshi@nihon-u.ac.jp http://yylab.ce.cst.nihon-u.ac.jp/~hiroshi/index-j.html |
オフィスアワー |
金曜 船橋 12:20 ~ 13:30 2号館2階224号室・吉川
木曜 船橋 12:00 ~ 13:00 2号館2階224号室・山口
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学生への メッセージ |
話を聞くだけの講義ではなく,実際にコンピュータを操作してフーリエ変換の基礎と応用を身に付けてもらいます. |