2022年 大学院理工学研究科 シラバス - 物質応用化学専攻
設置情報
科目名 |
エネルギー資源化学特論
エネルギー環境問題 現状の課題と解決へのアプローチ
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設置学科 | 物質応用化学専攻 | 学年 | 1年 |
担当者 | 高津 淑人 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 月曜5 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | L15A |
クラス |
概要
学修到達目標 | 大手製鉄会社で石油代替エネルギーの実用研究に携わった経験に基づき、以下の目標を達成するための授業を行う ・持続的発展に必要なエネルギー資源の必要性を議論できるようになる。 ・エネルギーの浪費を防ぐ意識を高めることができる。 ・エネルギーの浪費を防ぐための様々な実用技術を説明することができる。 |
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授業形態及び 授業方法 |
(形態)原則対面だが、必要によっては同時双方向(ZOOM使用)で行う。 エネルギー資源に関する話題提供の講義と自身の意見を述べるプレゼンテーションを 繰り返す。履修者が多いときはグループでのプレゼンテーションになる可能性もあ る。 |
準備学習(予習・ 復習等)の内容・ 受講のための 予備知識 |
毎回の授業で教員が指示する事前学習等による予習と授業内容の振り返り等による復習で1時限分(90分)の授業に対して4時間超の自学自習が必要 |
授業計画
第1回 | 「エネルギー資源化学特論」について ・全15回分の概要、成績評価方法などを説明します。 ・授業参加者(教員を含む)が自己紹介する時間を設けます。 |
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第2回 | 講義1:原子力発電の現状 ・講義資料をZOOMを介して説明します。 ・授業後に「簡単な振り返りレポート」を作成し、CSTポータルⅡから提出してください。それぞれのレポートに対して担当教員がレスポンスします。 ・講義資料は授業後にCSTポータルⅡから配布します。 |
第3回 | グループワーク1:原子力発電の是非 ・研究室単位(必要により合同で)で原子力発電の是非を議論する。 ・前回授業のレポートに記された「質問など」を担当教員が解答する時間を設けることがあります。 ・授業時間外を含めて、次回授業のプレゼン資料を作成する |
第4回 | プレゼンテーション1:原子力発電の是非 ・研究室単位(必要により合同で)で、議論が導いた解答を論理的に紹介する(10分程度) ・プレゼンテーションを授業参加者が採点する。採点表(ルーブリック)は担当教員が準備します。なお、自身のプレゼングループを採点しないでください。 |
第5回 | 講義2:身近な省エネルギー技術 ・講義資料をZOOMを介して説明します。 ・授業後に「簡単な振り返りレポート」を作成し、CSTポータルⅡから提出してください。それぞれのレポートに対して担当教員がレスポンスします。 ・講義資料は授業後にCSTポータルⅡから配布します。 |
第6回 | グループワーク2:購入したくなる省エネ型家電製品 ・研究室単位(必要により合同で)で複数種の省エネ型家電製品(同一の用途)から購入したいと思う機種を議論する。 ・前回授業のレポートに記された「質問など」を担当教員が解答する時間を設けることがあります。 ・授業時間外を含めて、次回授業のプレゼン資料を作成する |
第7回 | プレゼンテーション2:購入したくなる省エネ型家電製品 ・研究室単位(必要により合同で)で、議論が導いた解答を論理的に紹介する(10分程度) ・プレゼンテーションを授業参加者が採点する。採点表(ルーブリック)は担当教員が準備します。なお、自身のプレゼングループを採点しないでください。 |
第8回 | 講義3:再生可能な電気エネルギー ・講義資料をZOOMを介して説明します。 ・授業後に「簡単な振り返りレポート」を作成し、CSTポータルⅡから提出してください。それぞれのレポートに対して担当教員がレスポンスします。 ・講義資料は授業後にCSTポータルⅡから配布します。 |
第9回 | グループワーク3:ソーラーパネル自宅導入の是非 ・研究室単位(必要により合同で)で、特定の前提条件のもとで、家庭用ソーラーパネルを自宅へ導入するか否かを議論する。 ・前回授業のレポートに記された「質問など」を担当教員が解答する時間を設けることがあります。 ・授業時間外を含めて、次回授業のプレゼン資料を作成する |
第10回 | プレゼンテーション3:ソーラーパネル自宅導入の是非 ・研究室単位(必要により合同で)で、議論が導いた解答を論理的に紹介する(10分程度) ・プレゼンテーションを授業参加者が採点する。採点表(ルーブリック)は担当教員が準備します。なお、自身のプレゼングループを採点しないでください。 |
第11回 | 講義4:廃棄物からのエネルギーリサイクル ・講義資料をZOOMを介して説明します。 ・授業後に「簡単な振り返りレポート」を作成し、CSTポータルⅡから提出してください。それぞれのレポートに対して担当教員がレスポンスします。 ・講義資料は授業後にCSTポータルⅡから配布します。 |
第12回 | グループワーク4:廃棄物のリサイクル 日本のあるべき姿は? ・研究室単位(必要により合同で)で、海外諸国の廃棄物リサイクルと比較するなどして、日本のあるべき姿を議論する。 ・前回授業のレポートに記された「質問など」を担当教員が解答する時間を設けることがあります。 ・授業時間外を含めて、次回授業のプレゼン資料を作成する |
第13回 | プレゼンテーション4:廃棄物のリサイクル 日本のあるべき姿は? ・研究室単位(必要により合同で)で、議論が導いた解答を論理的に紹介する(10分程度) ・プレゼンテーションを授業参加者が採点する。採点表(ルーブリック)は担当教員が準備します。なお、自身のプレゼングループは採点しないでください。 |
第14回 | 講義5:廃棄物リサイクル スピンオフの話題 ・講義資料をZOOMを介して説明します。 ・授業後に「簡単な振り返りレポート」を作成し、CSTポータルⅡから提出してください。それぞれのレポートに対して担当教員がレスポンスします。 ・講義資料は授業後にCSTポータルⅡから配布します。 |
第15回 | 授業全般の振り返りと総まとめ ・前回授業のレポートに記された「質問など」を担当教員が解答する時間を設けることがあります。 ・全4回のプレゼンテーションに対する採点結果を発表します。 ・授業全般を振り返るレポートを作成してもらいます。 |
その他
教科書 |
教科書は使用せず、オリジナルの講義用資料を配布します。
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参考資料コメント 及び 資料(技術論文等) |
『新・有機資源化学』 平野勝巳、古川茂樹、菅野元行、真下清、鈴木庸一、山口達明 三共出版 2011年 第1版
インターネットで無料閲覧できる「エネルギー白書(経済産業省)」も重要な授業用資料です。アドレスは授業にてお知らせします。
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成績評価の方法 及び基準 |
ショートレポートの提出と出来栄え(50点)とプレゼンテーションに対する履修者間相互評価(50点)を合計し、授業成績を決定する。 |
質問への対応 | 授業後30分以内は講師控室で質問に対応します。前述の時間以外では、メールにより対応します |
研究室又は 連絡先 |
東京都市大学理工学部エネルギー化学科(mkozu@tcu.ac.jp) |
オフィスアワー | |
学生への メッセージ |
エネルギー資源の知識は、工業技術者に欠かせません。本科目で学んだ内容がみなさんの研究活動・将来の業務に活きることを願います。 |