2022年 大学院理工学研究科 シラバス - 物質応用化学専攻
設置情報
科目名 | 有機応用化学特論 | ||
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設置学科 | 物質応用化学専攻 | 学年 | 1年 |
担当者 | 西村・萩原・赤澤 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 水曜5 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | L35A |
クラス | 物質応用化学専攻 |
概要
学修到達目標 | 生物の機能を利用する技術としてのバイオテクノロジーについて概念を把握できるようになる。まず天然物化学や生体物質の化学を概要を復習した後,シーケンスやPCRなどに有機化学がどのように利用されているのかを理解できるようになる。 |
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授業形態及び 授業方法 |
「対面の講義および演習」 |
準備学習(予習・ 復習等)の内容・ 受講のための 予備知識 |
大学1年生で学習した有機化学および生物学に関する基礎的知識を復習し,次回の講義項目についての概要を予習しておく. 前学期設置の資源天然物化学特論を履修しているとさらなる理解が深まるが、そうでない場合はNMRやMSなどのスペクトル法や有機化合物の命名法の復習をしておくこと. |
授業計画
第1回 | 【授業内容】:講義の概要 目標/スケジュール/成績評価法 【事前学習】:学部の有機化学と生物科学系の科目で学んだ内容を復習しておく.(120分) 【事後学習】:講義の内容をまとめ,以後の講義に必要な知識を確認する.(120分) |
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第2回 | 【授業内容】:有機天然化合物の単離・精製 【事前学習】:クロマトグラフィー法について学んだ部分を復習しておく.(120分) 【事後学習】:講義の内容を確認し,よく理解できなかった点をまとめておく.(120分 |
第3回 | 【授業内容】:有機天然化合物の定性分析 【事前学習】:定性分析とは何だったか思い出しておく.(120分) 【事後学習】:講義の内容を確認し,よく理解できなかった点をまとめておく.(120分) |
第4回 | 【授業内容】:有機天然化合物の構造解析各種スペクトル法(NMR, MS, UVなど)の利用と実際 【事前学習】:学部の有機化学で学んだ該当する部分を復習しておく.(120分) 【事後学習】:講義の内容を確認し,よく理解できなかった点をまとめておく.(120分) |
第5回 | 【授業内容】:有機天然化合物の機能 構造活性相関について 【事前学習】:得られた化合物はどのような生物・生理活性を有するのかも重要である。有機天然化合物の生物活性に関する学術論文を基に構造と活性の関わり, 構造活性相関に関連する用語などについて調べておく(120分) 【事後学習】:講義の内容を確認し,よく理解できなかった点をまとめておく.(120分) |
第6回 | 【授業内容】:含フッ素有機化合物(1) フッ素の特徴,分子内のフッ素の効果 【事前学習】:学部の有機化学で学んだ該当する部分を復習しておく.(120分) 【事後学習】:講義の内容を確認し,よく理解できなかった点をまとめておく.(120分) |
第7回 | 【授業内容】:含フッ素有機化合物(2) 有機フッ素化合物の合成1 【事前学習】:学部の有機化学で学んだ該当する部分を復習しておく.(120分) 【事後学習】:講義の内容を確認し,よく理解できなかった点をまとめておく.(120分) |
第8回 | 【授業内容】:含フッ素有機化合物(3) 有機フッ素化合物の合成2 【事前学習】:学部の有機化学で学んだ該当する部分を復習しておく.(120分) 【事後学習】:講義の内容を確認し,よく理解できなかった点をまとめておく.(120分) |
第9回 | 【授業内容】:含フッ素有機化合物(4) 含フッ素有機材料 【事前学習】:学部の有機化学で学んだ該当する部分を復習しておく.(120分) 【事後学習】:講義の内容を確認し,よく理解できなかった点をまとめておく.(120分) |
第10回 | 【授業内容】:含フッ素有機化合物(5) 含フッ素生理活性物質 【事前学習】:学部の有機化学で学んだ該当する部分を復習しておく.(120分) 【事後学習】:講義の内容を確認し,よく理解できなかった点をまとめておく.(120分) |
第11回 | 【授業内容】:Templateを用いる反応-PCR 【事前学習】:学部の有機化学・生命科学系科目で学んだ該当する部分を復習しておく.(120分) 【事後学習】:講義の内容を確認し,よく理解できなかった点をまとめておく.(120分) |
第12回 | 【授業内容】:DNA複製における謎 【事前学習】:学部の生命科学系科目で学んだ該当する部分を復習しておく.(120分) 【事後学習】:講義の内容を確認し,よく理解できなかった点をまとめておく.(120分) |
第13回 | 【授業内容】:不完全反応と不純物-DNA squencing,電気泳動の原理. 【事前学習】:学部の生命科学系科目で学んだ該当する部分を復習しておく.(120分) 【事後学習】:講義の内容を確認し,よく理解できなかった点をまとめておく.(120分) |
第14回 | 【授業内容】:吸光と色,自然界の光 【事前学習】:学部の分析化学・生命科学で学んだ該当する部分を復習しておく.(120分) 【事後学習】:講義の内容を確認し,よく理解できなかった点をまとめておく.(120分) |
第15回 | 【授業内容】:光学異性と鏡 【事前学習】:学部の生命科学系科目で学んだ該当する部分を復習しておく.(120分) 【事後学習】:講義の内容を確認し,よく理解できなかった点をまとめておく.(120分) |
その他
教科書 | |
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参考資料コメント 及び 資料(技術論文等) |
西村の回,第11回〜15回,には「生体分子化学」を持参して下さい。また,15回目には鏡も合わせて持参して下さい。
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成績評価の方法 及び基準 |
討論への参加状況(質問や意見)および演習の取組み状況(調査やレポート作成等):70% 講義への質問内容:30% |
質問への対応 | 講義前後,メール,zoomで対応 |
研究室又は 連絡先 |
西村(228B,nishimura.katsushi@nihon-u. +ac.jp) 赤澤(船橋835A,akazawa.hiroyuki@nihon-u. +ac.jp) 萩原(船橋837,hagiwara.toshiki@nihon-u. +ac.jp) |
オフィスアワー |
水曜 駿河台 18:10 ~ 19:10 西村
月曜 船橋 12:10 ~ 13:20 赤澤
月曜 船橋 12:10 ~ 13:10 萩原
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学生への メッセージ |
授業に参加するとは,聞くことではありません。聞いて,疑問をもったり意見を考えたりして,そして発言する。これが授業に参加するということです。 講義中の活発な討論を期待しています。講義中にできなかった質問は,終了後にメールなど指示された方法で送って下さい。質問は重要な成績評価に関わる要素です。 |