2022年 大学院理工学研究科 シラバス - 物質応用化学専攻
設置情報
科目名 | 生命化学特別研究 | ||
---|---|---|---|
設置学科 | 物質応用化学専攻 | 学年 | 2年 |
担当者 | 西村 克史 | 履修期 | 年間 |
単位 | 6 | 曜日時限 | 土曜6 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | L66T |
クラス |
概要
研究テーマ 及び研究領域 |
微細藻類の生理生化学的機能解析と炭素固定産物の有用物質への変換,細菌・古細菌の新奇代謝経路と関連酵素・タンパク質の研究など,微生物を中心に生物を材料として,新奇な代謝機能・経路や代謝産物の探索,有用材料や新機能材料の微生物合成法の開発を生理生化学的解析や遺伝子工学・タンパク質工学の手法を用いて行う. |
---|---|
学修到達目標 | 社会に貢献できる研究者・技術者となる為に2年間の実験と修士論文の作成を通じて,生命科学を物質面と機能面から体系的に理解できる。その応用に必要な考え方や知識が身につき,コミュニケーション力、企画力,実行力,創造力が涵養される。材料としては,天然原料や微生物等を用いて,生体高分子,脂質,酵素,タンパク質等の抽出・精製・構造決定・誘導体化,また遺伝子工学的・タンパク質工学的手法を用いたそれら物質の制御や生産に関する実験を,自ら立案し試行錯誤を繰り返しながら目的の結果を得ることができる。 |
研究指導の計画・ 研究指導の方法 (授業形態・授業 方法) |
研究テーマにそって調査,実験,研究,討論,学会発表を行うとともに修士論文として総合的に研究成果をまとめる. |
準備学習(予習・ 復習等)の内容・ 受講のための 予備知識 |
基礎生命科学と基礎有機化学の内容を必ず身につけておくこと.また,生命科学I・II・III,分子生物学,生命有機化学I・IIを習得していることが望ましい.また,専門英語の論文を読む為の英語力を身につけておくこと. |
その他
成績評価の方法 及び基準 |
実験量,実験態度,文献調査の量,学会発表,修士論文の内容により総合的に評価する. |
---|---|
質問への対応 | 研究室にて随時対応. |
研究室又は 連絡先 |
228B号室(西村) |
オフィスアワー |
金曜 駿河台 12:20 ~ 13:10 西村
|
学生への メッセージ |
2年間の貴重な時間を最大限に活用するために,実際の研究を通じて自分の能力と意識を高め,自分に対しての自信を充分身につけ,社会へチャレンジして下さい. 大学院生の期間は,人生で最も自由に時間を使える大切な時です.大いに学び,大いに実験し,大いに悩んで下さい.若者ならではのまったく新しい発想で,未知の世界を切り開き,新発見をしてくれることを楽しみにしています. |