2022年 大学院理工学研究科 シラバス - 物理学専攻
設置情報
科目名 | 素粒子物理学Ⅰ | ||
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設置学科 | 物理学専攻 | 学年 | 1年 |
担当者 | 二瓶 武史 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 火曜4 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | M24B |
クラス |
概要
学修到達目標 | 微視的物質科学の最前線にある素粒子物理学全般について、その基本的な概念や現象に焦点を合わせて講義する。クォーク・レプトンの性質やそれらの間に働く電磁相互作用、弱い相互作用および強い相互作用について、実験的側面を踏まえながら解説する。 |
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授業形態及び 授業方法 |
「対面授業」 板書を中心とした講義形式 |
準備学習(予習・ 復習等)の内容・ 受講のための 予備知識 |
学部の量子力学および相対論の基礎知識 |
授業計画
第1回 | ガイダンス 「素粒子概論」について学ぶ。 事前学習:授業内容の予習を行う。(1時間) 事後学習:授業内容の復習を行う。(3時間) 課題を提示する。 |
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第2回 | 「Dirac方程式の復習」について学ぶ。 事前学習:授業内容の予習を行う。(1時間) 事後学習:授業内容の復習を行う。(3時間) |
第3回 | 「散乱行列」について学ぶ。 事前学習:授業内容の予習を行う。(1時間) 事後学習:授業内容の復習を行う。(3時間) |
第4回 | 「伝播関数(その1)」について学ぶ。 事前学習:授業内容の予習を行う。(1時間) 事後学習:授業内容の復習を行う。(3時間) |
第5回 | 「伝播関数(その2)」について学ぶ。 事前学習:授業内容の予習を行う。(1時間) 事後学習:授業内容の復習を行う。(3時間) |
第6回 | 「量子電気力学」について学ぶ。 事前学習:授業内容の予習を行う。(1時間) 事後学習:授業内容の復習を行う。(3時間) |
第7回 | 「散乱断面積の計算例(その1)」について学ぶ。 事前学習:授業内容の予習を行う。(1時間) 事後学習:授業内容の復習を行う。(3時間) |
第8回 | 「散乱断面積の計算例(その2)」について学ぶ。 事前学習:授業内容の予習を行う。(1時間) 事後学習:授業内容の復習を行う。(3時間) |
第9回 | 「量子電気力学のファインマン則」について学ぶ。 事前学習:授業内容の予習を行う。(1時間) 事後学習:授業内容の復習を行う。(3時間) |
第10回 | 「弱い相互作用とパリティーの破れ」について学ぶ。 事前学習:授業内容の予習を行う。(1時間) 事後学習:授業内容の復習を行う。(3時間) |
第11回 | 「弱い相互作用のファインマン則」について学ぶ。 事前学習:授業内容の予習を行う。(1時間) 事後学習:授業内容の復習を行う。(3時間) |
第12回 | 「弱い相互作用による崩壊」について学ぶ。 事前学習:授業内容の予習を行う。(1時間) 事後学習:授業内容の復習を行う。(3時間) |
第13回 | 「強い相互作用とハドロン」について学ぶ。 事前学習:授業内容の予習を行う。(1時間) 事後学習:授業内容の復習を行う。(3時間) |
第14回 | 「クォークとカラー」について学ぶ。 事前学習:授業内容の予習を行う。(1時間) 事後学習:授業内容の復習を行う。(3時間) |
第15回 | 「量子色力学の実験的検証」について学ぶ。 事前学習:授業内容の予習を行う。(1時間) 事後学習:授業内容の復習を行う。(3時間) |
その他
教科書 | |
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参考資料コメント 及び 資料(技術論文等) |
『素粒子標準模型入門』 コッティンガム・グリーンウッド シュプリンガー・フェアラーク東京
川村嘉春 『現代素粒子物理学』 サイエンス社
J.J.サクライ 『上級量子力学 I, II』 丸善
原 康夫・稲見武夫・青木健一郎 『素粒子物理学』 朝倉書店
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成績評価の方法 及び基準 |
レポート提出(1回)による。 |
質問への対応 | 授業終了後に受けつける。 |
研究室又は 連絡先 |
8号館2階821G室 E-mail: nihei.takeshi@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
木曜 駿河台 13:50 ~ 14:50
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学生への メッセージ |
絶版ですが、次の教科書もお薦めです。 ハルツェン・マーチン 『クォークとレプトン』 培風館 |