2022年 大学院理工学研究科 シラバス - 物理学専攻
設置情報
科目名 | 統計力学Ⅰ | ||
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設置学科 | 物理学専攻 | 学年 | 1年 |
担当者 | 山中 雅則 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 木曜2 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | M42A |
クラス |
概要
学修到達目標 | 統計学、統計力学の基礎を復習した後、それらが研究の現場や実社会でどのように使われているのか具体例を解説することでこれらの学問の理解を深める。 |
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授業形態及び 授業方法 |
対面授業 |
準備学習(予習・ 復習等)の内容・ 受講のための 予備知識 |
学部における統計力学1、2と統計力学演習の授業のうち必要なものをWEB配信するのでそれらを視聴することで予習とする。復習は授業内の計算等を再度実行すること。 |
授業計画
第1回 | 確率と統計1:確率変数、確率密度関数、多変数の確率変数、多変数の確率密度関数、確率の規格化、規格化されていない確率、さまざまな確率密度関数と自然界・実社会における諸現象との対応。 事前学習:前回の授業の復習を行う(2時間) 事後学習:板書の計算チェックを行う(2時間) |
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第2回 | 確率と統計2:期待値、分散、標準偏差などの統計量と宝くじ、競輪競馬、パチンコ・スロットなどの具体例について 事前学習:前回の授業の復習を行う(2時間) 事後学習:板書の計算チェックを行う(2時間) |
第3回 | 確率と統計3:大数の法則と中心極限定理、確率の収束 事前学習:前回の授業の復習を行う(2時間) 事後学習:板書の計算チェックを行う(2時間) |
第4回 | 確率と統計4:条件付き確率、諸検査とスクリーニング検査、有病率、感度、特異度、偽陽性、偽陰性、真陽性、真陰性 事前学習:前回の授業の復習を行う(2時間) 事後学習:板書の計算チェックを行う(2時間) |
第5回 | 確率と統計5:破産定理(ギャンブラーの破産定理)と確率過程・マルコフ連鎖 事前学習:前回の授業の復習を行う(2時間) 事後学習:板書の計算チェックを行う(2時間) |
第6回 | 確率と統計6:種々の暗号と暗号が破られる確率、RSA暗号と楕円暗号 事前学習:前回の授業の復習を行う(2時間) 事後学習:板書の計算チェックを行う(2時間) |
第7回 | 確率と統計7:破産定理と電子認証・ブロックチェーン 事前学習:前回の授業の復習を行う(2時間) 事後学習:板書の計算チェックを行う(2時間) |
第8回 | 確率と統計8:破産定理と暗号通貨・マイニング 事前学習:前回の授業の復習を行う(2時間) 事後学習:板書の計算チェックを行う(2時間) |
第9回 | 統計力学と正準集団1:カノニカルアンサンプル、ミクロカノニカルアンサンブル、分配関数と期待値、確率母関数 事前学習:前回の授業の復習を行う(2時間) 事後学習:板書の計算チェックを行う(2時間) |
第10回 | 統計力学と正準集団2:グランドカノニカルアンサンプル、ボース粒子とフェルミ粒子、ボース分布関数とフェルミ分布関数 事前学習:前回の授業の復習を行う(2時間) 事後学習:板書の計算チェックを行う(2時間) |
第11回 | 統計力学と正準集団3:正準集団とインポータンスサンプリング 事前学習:前回の授業の復習を行う(2時間) 事後学習:板書の計算チェックを行う(2時間) |
第12回 | 統計力学と正準集団4:メトロポリス法によるモンテカルロ法、イジングモデル 事前学習:前回の授業の復習を行う(2時間) 事後学習:板書の計算チェックを行う(2時間) |
第13回 | 統計力学と正準集団4:メトロポリス法によるモンテカルロ法、イジングモデル 事前学習:前回の授業の復習を行う(2時間) 事後学習:板書の計算チェックを行う(2時間) |
第14回 | 正準集団の応用1:メトロポリス法によるモンテカルロ法のプログラミング(演習も含む) 事前学習:前回の授業の復習を行う(2時間) 事後学習:板書の計算チェックを行う(2時間) |
第15回 | 正準集団の応用2:メトロポリス法によるモンテカルロ法のプログラミング(演習も含む) 事前学習:前回の授業の復習を行う(2時間) 事後学習:板書の計算チェックを行う(2時間) |
その他
教科書 | |
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参考資料コメント 及び 資料(技術論文等) |
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成績評価の方法 及び基準 |
授業内課題(要提出)により評価する。10点X10回を予定 |
質問への対応 | 履修者は少ないので授業内になるべく対応 |
研究室又は 連絡先 |
学内の教員のメールアドレスの命名法に基づいた標準的なメールアドレス |
オフィスアワー |
火曜 駿河台 10:40 ~ 12:00
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学生への メッセージ |