2023年 理工学部 シラバス - 土木工学科
設置情報
科目名 | 地盤工学Ⅰ | ||
---|---|---|---|
設置学科 | 土木工学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 鎌尾 彰司 | 履修期 | 前期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 水曜3 水曜4 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | A33R A34Q |
クラス | 1組、2組 | ||
履修系統図 | 履修系統図の確認 | ||
その他 | 実務経験のある教員による授業科目 |
概要
学修到達目標 | 多様な性質をもつ土と地盤を対象として、構造物と地盤の相互関係を理解することができる。本講義を受講することにより、土構造物等の設計・施工のポイントを理解することができると共に簡単な設計を行うことができるようになることを目指す。 本授業科目はDP1・3・5及びCP1・3・5に該当しています。 |
---|---|
授業形態及び 授業方法 |
中央省庁及び地方自治体等での各種委員会に参加した実務経験を基に、地盤工学分野が直面する話題などを実例を挙げ説明すると共にわかりやすい授業を進めていく。 配布する講義用資料に基づき、板書・パワーポイント等を用いて授業を実施する。また、講義の中で演習問題を取り入れて実施する。 なお、本講義は基本的に「対面授業」にて実施する予定である。 |
履修条件 | 本講義の受講に際しては、地形及び地質学、地盤力学Ⅰ(講義・演習)および地盤力学 II(講義・演習) の知識を必要とするので受講していることが望ましい。 |
授業計画
第1回 | 1. 総説 科目ガイダンス半年間に教授する本科目の方針と目標を説明する。特に、土および地盤は他の規格材料と異なるところを理解せしめる。また、設計および施工の概念について述べる。 【事前学習】資料等を読んで地盤について興味を持っておくこと。(120分) 【事後学習】配布資料を基に授業内容を復習しておくこと。(120分) |
---|---|
第2回 | 2. 地盤調査 2.1 概説 2.2 地盤 (1)土の生成、(2)自然地盤、(3)地盤の区別、(4)特殊土 【事前学習】資料等を読んで地盤の生成について予習しておくこと。(120分) 【事後学習】配布資料を基に授業内容を復習しておくこと。(120分) |
第3回 | 2.3 土の性質 2.4 地盤調査の進め方と種類・方法 (1)地盤調査の進め方 (2)調査の方法(ボーリング、サンプリング、サウンディング) 【事前学習】資料等を読んで地盤調査について予習しておくこと。(120分) 【事後学習】配布資料を基に授業内容を復習しておくこと。(120分) |
第4回 | 2.5 調査結果の整理方法と利用方法 【事前学習】資料等を読んで地盤調査の整理法について予習しておくこと。(120分) 【事後学習】配布資料を基に授業内容を復習しておくこと。(120分) |
第5回 | 3. 土構造物 3.1 概説 (1)土構造物の種類 (2)法勾配 【事前学習】資料等を読んで土構造物について予習しておくこと。(120分) 【事後学習】配布資料を基に授業内容を復習しておくこと。(120分) |
第6回 | 3.2 盛土構造物 (1)基礎地盤 (2)盛土材料 (3)土の締固めと効果(演習課題および解説) 【事前学習】資料等を読んで盛土構造物について予習しておくこと。(120分) 【事後学習】配布資料を基に授業内容を復習しておくこと。(120分) |
第7回 | 【理解度確認】中間試験(1)および解説 【事前学習】授業1~6回までに学習してきた内容について復習しておくこと。(120分) 【事後学習】中間試験(1)の内容を復習しておくこと。(120分) |
第8回 | 3.3 地中水対策(演習課題および解説) 【事前学習】資料等を読んで地中水対策について予習しておくこと。(120分) 【事後学習】配布資料を基に授業内容を復習しておくこと。(120分) |
第9回 | 3.4 斜面安定対策(演習課題および解説) 【事前学習】資料等を読んで斜面安定対策について予習しておくこと。(120分) 【事後学習】配布資料を基に授業内容を復習しておくこと。(120分) |
第10回 | 3.5 軟弱地盤対策 (1)問題点と対策 【事前学習】資料等を読んで軟弱地盤について予習しておくこと。(120分) 【事後学習】配布資料を基に授業内容を復習しておくこと。(120分) |
第11回 | (2)沈下・変形の検討 地中内応力(演習課題および解説) 【事前学習】資料等を読んで地中内応力について予習しておくこと。(120分) 【事後学習】配布資料を基に授業内容を復習しておくこと。(120分) |
第12回 | (3)一次元圧密と多次元圧密 【事前学習】資料等を読んで圧密について予習しておくこと。(120分) 【事後学習】配布資料を基に授業内容を復習しておくこと。(120分) |
第13回 | (4)二次圧密沈下と対策(演習課題および解説) 【事前学習】資料等を読んで圧密について予習しておくこと。(120分) 【事後学習】配布資料を基に授業内容を復習しておくこと。(120分) |
第14回 | まとめ(総合演習問題および解説) 【事前学習】資料等を読んで学習してきた内容について復習しておくこと。(120分) 【事後学習】配布資料を基に授業内容を復習しておくこと。(120分) |
第15回 | 【理解度確認】中間試験(2)および解説 【事前学習】授業8~14回までに学習してきた内容について復習しておくこと。(120分) 【事後学習】中間試験(2)の内容を復習しておくこと。(120分) |
その他
教科書 |
特に指定しない。資料を配布するので予習・復習をしっかりとすること。
|
---|---|
参考書 |
稲田倍穂 『改訂版「土質工学」基礎知識と例題』 鹿島出版会 2004年
|
成績評価の方法 及び基準 |
中間試験(60%)、レポート(30%)、出席および小テスト(10%) |
質問への対応 | 教室もしくはメールにて対応する. |
研究室又は 連絡先 |
駿河台校舎 タワースコラ10階S1008室 kamao.shoji@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
水曜 駿河台 12:00 ~ 13:00
|
学生への メッセージ |
地盤力学の知識を必要としますので、しっかり思いだしながら勉強を進めてください。 |