2023年 理工学部 シラバス - 土木工学科
設置情報
科目名 | 上下水道工学演習 | ||
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設置学科 | 土木工学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 齋藤・吉田 | 履修期 | 前期 |
単位 | 1 | 曜日時限 | 水曜3 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | A33S |
クラス | |||
履修系統図 | 履修系統図の確認 |
概要
学修到達目標 | 上下水道工学で学ぶ内容に関する演習を行い,環境衛生工学分野の専門基礎知識を完成させる。学習内容は,公務員試験,技術士一次試験,公害防止管理者試験,下水道技術検定試験等への対策を兼ねるものである。 本授業科目はDP1・3・4・5及びCP1・3・4・5に該当しています。 |
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授業形態及び 授業方法 |
講義と演習および解説により理解の促進を図る。 「対面授業」で実施します。 |
履修条件 | 上下水道工学も併せて履修することが望ましい。 |
授業計画
第1回 | 上水道工学 準備学習:講義内容に記載のキーワードについて調べておくこと(30分) 講義内容:将来人口予測【講義と演習】(計画年次,時系列傾向分析,べき曲線式,ロジスティック曲線式) 事後学習:式変形の方法と最小二乗法による係数決定法をよく復習し,各予測式を完成させることができるように復習しておくこと(30分) |
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第2回 | 上水道工学 準備学習:前回の講義内容及び演習内容をよく復習しておくこと(30分) 講義内容:将来人口予測【演習と解説】 事後学習:時系列傾向分析を用いた将来予測がいずれに式を用いても可能になるように復習しておくこと(30分) |
第3回 | 上水道工学 準備学習:講義内容に記載のキーワードについて調べておくこと(30分) 講義内容:計画給水量【講義と演習】(一日平均使用水量,一日最大給水量,一日平均給水量,時間最大配水量,有効率,有収率,負荷率) 事後学習:計画給水量の求め方の流れを理解し,実際に求めることができるように復習すること(30分) |
第4回 | 上水道工学 準備学習:前回の講義内容及び演習内容をよく復習しておくこと(30分) 講義内容:計画給水量【演習と解説】 事後学習:計画給水量を算定する手順を十分に理解できるように復習すること(30分) |
第5回 | 上水道工学 準備学習:講義内容に記載のキーワードについて調べておくこと(30分) 講義内容:沈殿理論【講義と演習】(単粒子沈降,終末沈降速度,ストークスの式,理想沈澱池,表面負荷率(水面積負荷),傾斜版沈澱池) 事後学習:終末沈降速度に及ぼす影響因子を理解するとともに,沈殿効率の算出をできるように理想沈殿池について講義内容をよく復習すること(30分) |
第6回 | 上水道工学 準備学習:前回の授業から,流量を変化させたときに沈殿除去率がどのように変化するか考えておくこと 講義内容:沈殿理論【演習と解説】(途中引き抜きの効果) 事後学習:沈殿池の途中で上澄みを抜いたときに生じる現象を思い浮かべながら,沈殿効率の変化の求め方を復習すること(30分) |
第7回 | まとめ演習(1)(上水道に関する試験) 準備学習:第1回から第6回までの講義内容の理解を深める(30分) 事後学習:まとめ演習の内容を見直し理解を深める(30分) |
第8回 | 下水道工学:計画雨水量【講義と演習】(降雨強度式,合理式,流出係数,流達時間) 準備学習:上記キーワードについて調べておくこと(30分) 事後学習:与えられた諸元から計画雨水量を算出できるようによく復習すること(30分) |
第9回 | 計画雨水量【演習と解説】 :計画雨水量【講義と演習】(降雨強度式,合理式,流出係数,流達時間) 準備学習:前回講義内容をよく復習しておくこと(30分) 事後学習:単に数値を当てはめるのではなく式の意味を考えながら,与えられた諸元から計画雨水量を算出できるようによく復習すること(30分) |
第10回 | 計画汚水量【講義と演習】(計画一日最大汚水量,計画一人一日最大汚水量,計画人口,営業用水率,地下水量) 準備学習:上記キーワードについて調べておくこと(30分) 事後学習:与えられた諸元から計画汚水量を算出できるようによく復習すること(30分) |
第11回 | 計画汚水量【演習と解説】 (計画一日最大汚水量,計画一人一日最大汚水量,計画人口,営業用水率,地下水量) 準備学習:前回講義内容をよく復習しておくこと(30分) 事後学習:単に数値を当てはめるのではなく式の意味を考えながら,与えられた諸元から計画汚水量を算出できるようによく復習すること(30分) |
第12回 | 汚泥処理【講義と演習】(汚泥発生量,含水率と汚泥体積,濃縮・消化・脱水・乾燥・焼却,再資源化) 準備学習:上記キーワードについて調べておくこと(30分) 事後学習:与えられた諸元から計画汚泥発生量を算出できるようによく復習すること(30分) |
第13回 | 汚泥処理【演習と解説】 (汚泥発生量,含水率と汚泥体積,濃縮・消化・脱水・乾燥・焼却,再資源化) 準備学習:前回講義内容をよく復習しておくこと(30分) 事後学習:単に数値を当てはめるのではなく式の意味を考えながら,与えられた諸元から計画汚泥発生量を算出できるようによく復習すること(30分) |
第14回 | 演習の復習 準備学習:第8回から第13回までの講義内容の理解を深める(30分) 事後学習:演習問題を見直し理解を深める(30分) |
第15回 | まとめ演習(2)(下水道に関する試験) 準備学習:第8回から第14回までの講義内容の理解を深める(30分) 事後学習:まとめ演習の内容を見直し理解を深める(30分) |
その他
教科書 |
特に指定しない。
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参考書 |
『大学土木 水環境工学』 オーム社
『上水道工学演習』 藤田 賢二 学献社
『下水道工学演習』 藤田 賢二 学献社
『水処理工学』 井出哲生 技法堂出版
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成績評価の方法 及び基準 |
授業内演習、課題等の平常点等および授業内での理解度確認試験(まとめ演習1,2)等により総合的に評価する |
質問への対応 | 随時受付けるが事前にメール連絡が望ましい。 |
研究室又は 連絡先 |
齋藤研究室 タワースコラ11階S1101室 saitou.toshiaki@nihon-u.ac.jp(@は小文字) 03-3259-0672 吉田研究室 タワースコラ11階S1121室 yoshida.yukihito@nihon-u.ac.jp (@は小文字) 03-3259-0875 |
オフィスアワー |
水曜 駿河台 12:15 ~ 12:45 齋藤(S1101室)
木曜 駿河台 12:15 ~ 12:45 齋藤(S1101室)
火曜 駿河台 16:40 ~ 18:10 吉田(S1121室)
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学生への メッセージ |
関連する参考書は数多く発行されているので、いずれかを入手し、各自自習することを期待しています。 |