2023年 理工学部 シラバス - 土木工学科
設置情報
科目名 | 地盤工学Ⅱ | ||
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設置学科 | 土木工学科 | 学年 | 3年 |
担当者 | 鎌尾 彰司 | 履修期 | 後期 |
単位 | 2 | 曜日時限 | 木曜1 |
校舎 | 駿河台 | 時間割CD | A41R |
クラス | |||
履修系統図 | 履修系統図の確認 | ||
その他 | 実務経験のある教員による授業科目 |
概要
学修到達目標 | 多様な性質をもつ土と地盤を対象として、構造物と地盤の相互関係を理解することができる。その結果を利用して土構造物等の設計・施工のポイントを理解することができることを目的に授業を実施する。 本授業科目はDP1・3・5及びCP1・3・5に該当しています。 |
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授業形態及び 授業方法 |
中央省庁及び地方自治体等での各種委員会に参加した実務経験を基に、地盤工学分野が直面する話題などを実例を挙げ説明すると共に授業を進めていく。 講義用資料に基づき、板書・パワーポイント等を用いて授業を実施する。また、必要に応じて補足資料のプリント配布や講義の中で演習問題を取り入れる。 なお、本講義は「対面授業」にて実施する。 |
履修条件 | 本講義の受講に際しては地盤力学Ⅰ・Ⅱおよび地盤工学Ⅰを修得していることが望ましい。 |
授業計画
第1回 | ガイダンス:本科目の方針、目標を説明する。本授業で対象とする構造物の概説を地盤の設計法に力点をおいて説明する。 【事前学習】資料等を読んで地盤工学Ⅰについて振り返っておくこと。(120分) 【事後学習】配布資料を基に授業内容を復習しておくこと。(120分) |
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第2回 | 1. 抗土圧構造物 1.1 抗土圧構造物の種類 1.2 擁壁 (1)擁壁の設計、擁壁に作用する土圧(主働土圧、静止土圧、受働土圧) 【事前学習】資料等を読んで土圧について予習しておくこと。(120分) 【事後学習】配布資料を基に授業内容を復習しておくこと。(120分) |
第3回 | (2)土圧の考え方(クーロン土圧、ランキン土圧)、擁壁の安定検討について 【事前学習】資料等を読んで土圧の考え方について予習しておくこと。(120分) 【事後学習】配布資料を基に授業内容を復習しておくこと。(120分) |
第4回 | (3)擁壁の安定(演習および解説) 【事前学習】資料等を読んで擁壁の安定について予習しておくこと。(120分) 【事後学習】配布資料を基に授業内容を復習しておくこと。(120分) |
第5回 | 1.3 土留めおよび締切り (1)土留め工法の種類と選定、掘削に伴って発生する各種現象 (2)土留め締切りに作用する側圧、土留めの設計法 【事前学習】資料等を読んで土留め・締切りについて予習しておくこと。(120分) 【事後学習】配布資料を基に授業内容を復習しておくこと。(120分) |
第6回 | 1.4 地中構造物 地中構造物の種類(開削工法、シールド工法、推進工法、NATM他) トンネル掘削に伴う地山応力の変化 【事前学習】資料等を読んで地中構造物について予習しておくこと。(120分) 【事後学習】配布資料を基に授業内容を復習しておくこと。(120分) |
第7回 | 2. 基礎構造物 2.1 基礎構造物の種類と地盤に応じた選定の考え方 2.2 直接基礎 (1)直接基礎の種類と地盤の支持力 【事前学習】資料等を読んで基礎構造物について予習しておくこと。(120分) 【事後学習】配布資料を基に授業内容を復習しておくこと。(120分) |
第8回 | (2)直接基礎の安定 【事前学習】資料等を読んで直接基礎について予習しておくこと。(120分) 【事後学習】配布資料を基に授業内容を復習しておくこと。(120分) |
第9回 | 【理解度確認】中間試験(1)および解説 【事前学習】授業1~6回までに学習してきた内容について復習しておくこと。(120分) 【事後学習】中間試験(1)の内容を復習しておくこと。(120分) |
第10回 | 2.3 杭基礎 (1)杭基礎の種類と設計の手順 【事前学習】資料等を読んで杭基礎について予習しておくこと。(120分) 【事後学習】配布資料を基に授業内容を復習しておくこと。(120分) |
第11回 | (2)単杭の鉛直・水平抵抗力、群杭の抵抗力、設計方法 【事前学習】資料等を読んで杭基礎の設計方法について予習しておくこと。(120分) 【事後学習】配布資料を基に授業内容を復習しておくこと。(120分) |
第12回 | 3. 地盤災害 3.1 地盤と災害、地震災害 (1)地震発生のメカニズム、地震による地盤災害 【事前学習】資料等を読んで地盤災害について予習しておくこと。(120分) 【事後学習】配布資料を基に授業内容を復習しておくこと。(120分) |
第13回 | (2)土の動的特性および地盤の液状化現象 【事前学習】資料等を読んで土の動的特性及び地盤の液状化について予習しておくこと。 (120分) 【事後学習】配布資料を基に授業内容を復習しておくこと。(120分) |
第14回 | 【理解度確認】中間試験(2)および解説 【事前学習】授業7~13回(第9回除く)までに学習してきた内容について復習しておくこと。 (120分) 【事後学習】中間試験(2)の内容を復習しておくこと。(120分) |
第15回 | (3)豪雨による地盤災害 【事前学習】資料等を読んで豪雨災害について予習しておくこと。(120分) 【事後学習】配布資料を基に授業内容を復習しておくこと。(120分) |
その他
教科書 |
特に指定しない。講義資料を配布するので予習復習をしっかりとすること。
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参考書 |
稲田倍穂 『改訂版「土質工学」基礎知識と例題』 鹿島出版会 2004年 第10版
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成績評価の方法 及び基準 |
中間試験(2回・50%)、レポート(30%)、出席および小テスト(20%) |
質問への対応 | メール等で対応 |
研究室又は 連絡先 |
駿河台校舎 タワースコラ10階S1008室 kamao.shoji@nihon-u.ac.jp |
オフィスアワー |
木曜 駿河台 12:10 ~ 13:10
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学生への メッセージ |
将来、コンサルタントにおいて設計業務に従事したい。ゼネコンに施工管理に従事したい学生に受講を勧めます。 |